DATデッキ修理 質問箱

DATデッキ修理 DATデッキのお取り扱い等についてのお役立ち情報を発信できたらと思います。

DATデッキ修理 テープパス調整の重要性について

2017-08-30 10:49:33 | DATテープパスの調整につきまして

DATデッキ修理 テープパス調整の重要性について

SONY DAT修理 DATデッキ修理 DTC-1500ES DTC-1500ES修理 DTC-2000ES DTC-2000ES修理 DTC-1000ES DTC-1000ES修理 DTC-77ES DTC-77ES修理 D-05修理 D-06修理 D-07修理 D-07A修理 D-HS5修理 XD-Z909修理 XD-Z707修理 XD-Z505修理

多忙なため少しずつですが、更新させていただく予定にしています。

 

DATデッキ テープパス の問題

 

※自称修理業者、転売業者、イジリー転売ヤーが、通販サイト、ヤフオク、メルカリ等でDATデッキを転売しています。

通販サイト、ヤフオク、メルカリ等に出品されているDATデッキに、ご注意ください!

 

現在、テープデッキの中古オーディオ市場は、悪質な自称修理・転売業者と転売ヤーの天国になっています。


悪質な自称修理・転売業者の不適切なイジリー行為を真似た転売ヤーが増殖して、デタラメンテナンスを行い、ヤフオク、メルカリでDATデッキを転売しています。

 

 

DATデッキのトラック幅は、1000分の13ミリと、非常に狭く、精密なテープ走行性能が要求されます。

予断ですが、VHSビデオデッキの3倍モードのトラック幅は1000分の19.2ミリ

8ミリビデオデッキのトラック幅は1000分の20.5ミリとなっています。

DATデッキのトラック幅が、もっとも狭く、より精密なテープの走行性能が要求されることをご理解いただけましたら幸いです。

 

精密かつ、安定したテープ走行の要となるのはピンチローラーですが、ソニー製のDATデッキのピンチローラーの内部にはマイクロベアリングが内蔵されています。

このような精密な部品(ピンチローラー)をつくってくださった部品メーカー様のおかげで、DATデッキを生産することができました。

部品メーカー様には、頭が下がる思いです。

 

ところが、信じられないかも知れませんが、この重要なピンチローラーのゴムを削って、液体を流したりする用途のゴムホースのチューブをカットして接着剤で、くっつける出鱈目で、悪質な自称修理・転売業者が存在します。

そして、その悪質な自称修理・転売業者の不適切なイジリー行為を真似た転売ヤーが増殖して、デタラメンテナンスを行い、ヤフオク、メルカリでDATデッキを転売しています。

 

上記の写真は、○○○の自称修理・転売業者に複数回、自称修理を依頼し直せず、私に修理をお申し付けいただいたお客様のDATデッキに取り付けられていたチンカスローラーです。

○○○の自称修理・転売業者は、ゴムホースのチューブをカットして接着剤でくっつけていました。

 

ゴムの厚みが均一ではないため、中心軸がブレながら回転します。

ワウフラが悪化した状態です。

これはピンチローラーとは呼べません。 チンカス以下のローラーです。

 

かつて、精密なピンチローラーを製造してくださった部品メーカー様を冒涜する行為だと思います。

このようなチンカスローラーを、お客様の大切なDATデッキに取り付ける、この業者の姿勢が、私には理解できません。

修理業者を名乗る資格などないと思います。

 

そして、この自称修理・転売業者の不適切なイジリー行為を真似たイジリー転売ヤーが、メルカリ、ヤフオクで、DATデッキを転売しています。

テープが、安定して、まともに走行するように適切な処置を行ってから、テープパスの調整を行う必要がありますが、テープパス調整、以前の問題です。

このような、信じられない事態が発覚しましたので、周知させていただきました。

 

 

 

僭越ではございますが、DATデッキのテープパスについて、その目的、テープパスの重要性について解説できたらと思います。

 

 

アナログカセットデッキでは20,000Hz程度まで記録できれば良いのですが、

DATデッキはアナログ信号をデジタル信号に変換したデータが膨大なため、

数MHzまで記録する必要があります。

テープ上に高密度記録を行うためビデオデッキと同じように回転ヘッドで録音・再生を行っています。

 

 

ヘッドドラムがテープに対して傾斜して配置されていますので、テープ上に、ヘッドで記録されるトラックは斜めになります。

ヘッドドラムがテープに対して傾斜して配置されていますので、テープ上に、ヘッドで記録されるトラックは斜めになります。

(ヘッドドラムに対してテープは斜めに巻きついて走行しますので記録トラックは斜めになります。)

 

テープに記録されたトラックをヘッドで読み取った信号です。(RF波形)

 

ヘッドドラムに取り付けられた二つのヘッドで、録音・再生を行っています。

 

 

テープパス調整とは

テープパス調整とはテープがヘッドドラムのリード面に正しく沿って(接して)、かつ、テープガイドに正しく沿って、テープダメージを与えず、テープが安定して走行するようにするための調整です。 

 

 

 

 

テープパスの微調整の前に、安定したテープ走行が重要です。

DATデッキは生産から数十年、経過しておりますので、ほぼ全数、ピンチローラーが劣化しています。

安定したテープ走行の要となるピンチローラーを新規に製造していただいたピンチローラーと交換させていただきます。

当方が修理に使用しているピンチローラーにつきまして、詳細は、こちらをポチっとクリックして、ご覧ください。

 

 

 

DTC-ZA5ES DTC-A8 DTC-77ES DTC-2000ES PCM-R700 PCM-R500 等、4D.Dメカを採用した機種は、テープパスに問題があり、工場出荷時点から、T2ガイド、Fガイド等で、テープが、カールしたり、シワが発生して走行している場合がありますので、当方では全数、テープパスの再調整をさせていただいております。

お預かりさせていただいた時点

テープに、シワが発生して走行しています。

 

 

修理・調整後に撮影した写真です。

 

 

DATデッキは、ソニーのPCMレコーダー、CD等の開発に携わった超天才エンジニアの一人、小高氏が中心となって、基本設計を行っていますので非常に優れた録音機となっています。

磁気テープを記録媒体とする録音機の中で人類史上、最も優れた録音機といっても過言ではないと思います。

そのため、テープパスが多少ずれていても、ノイズが発生することなく、再生できてしまう場合があります。

(ノイズの発生に、いたっていないだけで、RF波形は正常ではありません。)

 

このことが、かえって、厳密に調整することの重要さを理解せず、完全になめきった悪質転売屋悪質な自称修理業者に狙われ、調整がデタラメなデッキが中古市場に流れてしまう遠因になっています。

 

 

テープパスの調整ができないと、この動画のようにテープにダメージを与えてしまいます。

テープにダメージを与える(傷が入る)症例を動画で撮影していますので、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

「テープパスが狂っていても、自己録再に限ってはまったく問題は発生しません。」と虚言を放ち、自分に都合がよくなるように、説明している業者が存在しますが、とんでもないことです。

 

テープパス調整とはテープがヘッドドラムのリード面に正しく沿って(接して)、かつ、テープガイドに正しく沿って、テープダメージを与えず、テープが安定して走行するようにするための調整です。 

 

テープパスに狂いが生じ、正常な波形が出力されない状態は、テープが、ヘッドドラムのリード面に、正しく沿って走行していないのですから、大問題です。

互換性のとれない不良テープを大量に生産してしまうのみならず、テープが安定して走行しません。

 

「テープパスが狂っていても、自己録再に限ってはまったく問題は発生しません。」

どうして、このような大嘘を平気でつくのか理解に苦しみます。

嘘も百回つけば誠になるとでも考えているのでしょうか?

まるで、善悪に関心が無く、自分が注目されることに悦を感じる頭がイカレタ、カルト教団の教祖のようです。

お客様を完全に舐め切った悪質な自称修理・転売業者の詳細につきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

 

下記の動画は正常に録音されたDATテープをテープパスがずれたDATデッキで再生させたときのRF波形です。

 

DATデッキ修理 テープパスの重要性について

 

上記の動画をご覧ください。

DATデッキのテープパスがずれているため、RF波形のPCMデータエリアの一部とポストアンブルの出力が低下していますが、テープパスのずれ方によっては、音声が正常に出力される場合があります。

これが、テープパスのずれに、お気づきになれない理由です。

 

 

 

テープパスがずれた状態で録音を続けると互換性のとれない不良テープを大量に生産してしまいます。 ←クリックしてください。

正しく調整されたDATデッキで録音することが重要です。

 

 

DATデッキの修理(メンテナンス)では、治工具、テストテープ(アライメントテープ)による、
テープパス、DPG、FWDトルク、バックテンショントルク、その他、各種の調整を厳密に行うことが重要です。

 


重要な調整を行う技量がないにも関わらず、修理を請け負っている悪質な自称修理業者が存在します。

 

 

正しい調整がなされていないDATデッキを大量に転売して害悪を撒き散らしている悪質な自称修理業者につきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

 

この悪質な自称修理業者は安全に関する正しい知識を持っていないため極めて危険です。悪質な自称修理業者の実態は、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

 

歴史に残る超大作アニメーション「ご注文はうさぎですか?」のOP「Daydream café」がノイズだらけになっているところをご覧ください。

 

DATデッキ修理 テープパス調整の重要性について テープパスのずれ症例①

 

正常に録音されたDATテープをテープパスがずれたDATデッキで再生させたときのRF波形です。

ノイズが発生して音声が正常に出力されない状態をご覧ください。

 

DATデッキ修理 テープパス調整の重要性について テープパスのずれ症例②

正常に録音されたDATテープをテープパスがずれたDATデッキで再生させたときのRF波形です。

テープパスのずれ方によっては、動画でご覧のように波形(データ)の半分が欠落しても、強力なエラー訂正・補正能力が備わったDATの仕様により、音声が正常に出力される場合があります。

 

尚、動画では、欠落した波形(データ)をわかりやすくご理解いただくために、途中からS1ガイドのラフ調整を行っています。
欠落した波形(データ)が調整により復元されていく様子をご覧ください。

 

 

 

「テープパスの調整方法」

OFFSET治具を接続して、 テープパス、DPG等の各種の調整を厳密に行います。

DPGとはテープ上の記録の開始位置を決める大切な調整です。

 

SONY製のDATデッキのサービスマニュアルに掲載されているテープパスの調整方法です。

 

DAT修理 テープパス調整

テープパス調整とはテープがヘッドドラムのリード面に正しく沿って(接して)走行するようにする調整です。

この調整は目視では困難ですので、テープパス調整用の基準テープを使用して調整します。

OFFSET治具のボリュームを回した時に、同形状のまま変化するようにS1、T1ガイドを調整します。

動画でご覧のとおり、基準テープの波形が同形状のまま変化するように調整を行うと、テープはヘッドドラムのリード面に正しく沿って(接して)走行していることになります。

テープパスを厳密に調整するとテープはヘッドドラムのリード面に接して走行しますので、最も安定して記録・再生できるようになります。

当然、互換性も保たれることになります。

※但し、互換性については相互のDATデッキが、ともにテープパスが厳密に調整されている必要があります。

 

 

DAT修理 テープパス調整

 

FWDトルク調整 FWDバックテンション調整を行います。

 

トルク調整、バックテンション調整はテープパスにとりまして極めて重要です。

 

 

Fガイドでカールが発生しないようにテープパスの調整を行います。

 

 

T2ガイドでカールが発生しないようにテープパスの調整を行います。

 

 

S2ガイドでカールが発生しないようにテープパスの調整を行います。

 

 

 

 

 

DATデッキ修理 テープパス調整の重要性について②

テープパスがずれたデッキで録音したテープを

正常なデッキ(テープパスが正しく調整されたDATデッキ)で再生させたときのRF波形です。

ノイズが発生して音声が正常に出力されない状態をご覧ください。

 

 

DATデッキ修理 テープパス調整の重要性について テープパスのずれ症例③

テープパスがずれたデッキで録音したテープを正常なデッキ(テープパスが正しく調整されたDATデッキ)で再生させたときのRF波形です。

波形が不安定になりノイズが発生する状態をご覧ください。

 

 

DATデッキ修理 DAT Repai テープパス調整の重要性について テープパスのずれ症例④

 

テープパスがずれたデッキで録音したテープを正常なデッキ(テープパスが正しく調整されたDATデッキ)で再生させたときのRF波形です。

 

波形が不安定になっています。

 

 

DATデッキ修理 テープパス調整 正常②

テープパスを厳密に調整したDATデッキで録音したテープを正常なデッキ(テープパスが正しく調整されたDATデッキ)で再生させたときのRF波形です。

 

 

正しく調整されたDATデッキで録音することの大切さをご理解いただけましたら幸いです。

 

 

 

「ご注文はうさぎですか?」OP「Daydream café」

 

 【ごちうさOP】Daydream café【ゲームとライブの比較】

Miracle Girls Festival ミラクルガールズフェスティバル ご注文はうさぎですか?

 

 

DATデッキのテープパス調整方法につきましては、こちらをポチっとクリックしてください。

 

当方の修理品質に対しての拘り、修理に使用している部品につきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

DATデッキの修理のお問い合わせはこちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

 

「テープパスを基準テープで確認しました。」等、嘘をつき続けて出品(転売)している悪質な転売屋(悪質業者)の実態をご覧になりたい方は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

悪質な自称修理業者の虚言に騙されないように、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


DATのデジタルコピー DAT修理 DATデッキ修理

2017-08-21 14:08:28 | DATお役立ち情報

DATデッキ デジタルコピー

録音済みのDATカセットがデジタルコピー可能かどうかを調べることができます。

SONY DAT修理 DATデッキ修理 DATデッキ中古 DTC-1500ES修理 DTC-1500ES DTC-2000ES修理 DTC-2000ES DTC-1000ES DTC-77ES DTC-ZA5ES DTC-A8 DTC-59ES DTC-59ESJ DTC-57ES DTC-ZE700 DTC-790 DTC-690 DTC-M100

 

次の手順で、お調べいただくことができます。


①DATデッキに調べたいDATカセットを入れてください。

②本体又はリモコンで「COUNTER MODE」を押しながらテンキーの「6」を押すと
DATデッキの表示部に約数秒間「ID6」の情報が表示されます。



※DTC-55ES以降の機種で可能です。

「ID6」はメインID内に記録されているデジタルコピーが可能かどうかを識別する情報です。

 

「ID6 00」はデジタルコピー許可。
DTC-1000ES等の旧世代DAT(懇談会仕様のDAT)でアナログライン入力で録音したテープ等。

 

「ID6 10」はデジタルコピー禁止。
SCMS対応DATでCDからデジタル接続による録音をしたテープ等。

 

「ID6 11」はデジタルコピーを1世代に限り許可。 
SCMS対応DATでアナログライン入力で録音したテープ、一部のアナログBSチューナーからデジタル接続による録音をしたテープ等。

 

 

デジタル出力端子を搭載した黎明期のCDプレーヤーの中には

コピー禁止符号を出力しない神機仕様が存在します。

 

 

神機仕様のCDプレーヤーから録音しますとデジタルコピーに制限はありません。

 

 

 

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DATデッキに関したお役立ち情報を発信していますので、お時間がございましたら、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

徹底した丁寧な整備と厳密な調整を行い、安心してお使いいただけるDATデッキが直ちに、ご入用な方は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

DATテープ(音源)のパソコンへのコピーの方法につきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

DTC-1000ESの修理をお申し付けいただいた際のデジタルコピー神機仕様への変更サービスは申し訳ございませんが終了させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 


私のカメラのご紹介

2016-12-04 02:08:13 | 私のカメラのご紹介

私が所有するカメラのご紹介

 

 

 

ハードオフさんで、購入させていただきました。

青箱の中にジャンク品として入っていたものを購入させていただきました。

絶対に起動しないと思っていましたが、帰宅して電池を入れると起動しました。

ボロボロでしたが、清掃したら、かなりきれいになりました。

ソニー製にしてはオーソドックスなデザインで、単三型乾電池で動作するところもいいです。

私のメインカメラとなりました。

ハードオフさんに売却された方とハードオフさんに感謝いたします。

 

 

 

ソニーのαには憧れますが、私の収入では厳しいです。

 

 

 

 

 

 

 


DATデッキのレンタルにつきまして

2015-09-01 17:12:12 | DATデッキのレンタルにつきまして

DATデッキのレンタルにつきまして

 

私はDATデッキの修理をお受けさせていただいておりますが、お客様にとりまして、(DATデッキを)修理させていただくことが、最善の手段ではない場合も考えられます。

 

お客様の目的が、お手持ちのDATテープを別のメディアへコピーなさること、かつ、そのテープの本数が数本のみでしたら、お手持ちのDATデッキを修理させていただくより、DATデッキのレンタルをお奨めさせていただいております。

 

DATデッキは、生産から年数が経過しておりますので、中古品を入手なさいましても安心できません。

ヤフオク等に出品されているテープデッキについて

 

世界に一本しかない大切なテープが台無しになる!

 

北海道の悪質な自称修理・転売業者の所業 DTC-500ES 編

上記は、「メンテナンス済み動作品」と称して、北海道の自称修理・転売業者が通販サイトで販売していたDATデッキを購入され、ノイズが入る。テープが切れたとのことで、私に修理のご依頼をいただいたDATデッキの動画です。

 

原因は、液体などを流すゴムのチューブをカットして接着剤で付けていたローラーに起因していました。

でたらめにもほどがあります。

北海道の自称修理・転売業者は悪質過ぎると思います。

このような杜撰過ぎるデッキが販売されていますので、ご注意ください。

 

 

下記も同じ北海道の業者が販売していたDATデッキです。

北海道の悪質業者の所業 DTC-59ESJ 編

上記は、「劣化部品の交換を行いました。」等と称して、北海道の自称修理・転売業者がヤフオクに出品していたDATデッキを落札され、到着直後から、テープに傷が入るとのことで、私に修理のご依頼をいただいたDATデッキの動画です。

 

北海道の自称修理・転売業者は「劣化部品の交換を行いました。」と称して転売していましたが、この機体はピンチローラーに亀裂が入っていました。

詐欺にあたるのではないでしょうか。

 

 


栃木県の転売屋がヤフオクに出品していたDATデッキです。

お客様から、30時間も使用していないのに動作不良となったとのことで修理の依頼をいただいた際に撮影しました。

ピンチローラーに亀裂が入っています。

この転売屋が、出品した時点から亀裂が入っていたことが推察されます。

栃木県の転売屋は、「ベルト交換済み」と称して、ヤフオクに多数のDATデッキの転売を行っています。

ベルトは交換したかも知れませんが、ピンチローラーが硬化して亀裂が入っている状態を伏せて出品しています。

悪質だと思います。

 

 


「メンテナンス済み動作保証品」

「整備済み」「レストア整備済」

「オーバーホール済み」「OH済み」「ベルト交換済み」

上記のようなことを謳って出品している輩が多数、存在しますが、ご自身の頭で、よく考えてみてください。

ほとんどのテープデッキが、生産から30年前後、30年以上経過した製品です。

メーカーがサポートを終了し、部品も無いのに、いったい誰が、どんな整備、メンテナンスを行ったというのでしょうか。

そこには必ず嘘があります。 残念ですが、人間は嘘をつきます。

息をするように平気で嘘をつく輩も存在します。


悪質な自称修理業者、転売業者、転売ヤーにご注意ください。

通販サイト、ヤフオク、メルカリ、アマゾン等でDATデッキを購入された方から、到着直後、もしくは数ヶ月で故障し、私のところへ、修理のご依頼を多数いただいております。

通販サイト、ヤフオク、メルカリ、アマゾン等で販売されているDATデッキの中には、電機安全上の知識が欠如した自称修理業者、転売ヤーが、メーカー仕様と異なる部品を使用したイジリー行為を行って販売(転売)されているものもあります。

中にはコンデンサーの極性が逆になっている機体もございました。

くれぐれもご注意ください。

 

通販サイト、アマゾン、ネットオークション、フリマサイト等で販売されているDATデッキは、ほとんどすべて、転売屋がいじった、まともな整備がなされていないものばかりです。

大枚をはたいて購入した中古品が、どのような状態であるかご存知でしょうか? 詳細は、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

特に○○○の悪質な業者にご注意ください。「メンテナンス済みとか動作保証品」と作文して、お客様を平気で騙す悪質な詐欺業者です。

 

「メンテナンス済み動作保証品」と作文して、お客様を平気で騙す悪質な詐欺業者の詳細は、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

当方は、長年、ソニーサービスでDATデッキの修理を担当させていただいておりました。

当方が、整備した安心してお使いいただけるDATデッキをレンタルさせていただきますので、レンタルを希望されるお客様は、お申し付けください。

 

※お問い合わせをいただいたタイミングによりましては、貸し出し中の場合がございますので、即応いたしかねますことをお許しください。

 

経年劣化で、ほぼ全数、ピンチローラーが硬化して、まともなテープの走行が行えなくなっていますが、当方は、この問題に真剣に取り組み、新規に製造していただいたピンチローラーを使用して修理させていただいております。

 

当方が、修理に使用しているピンチローラーの詳細につきましては、こちらをポチっとクリックして、ご覧ください。

 

 

おそれいりますが、DATデッキ(据え置き型)のレンタルのご予約につきましては、下記のメールアドレスまで、お申し付けください。

mayuki_2001@yahoo.co.jp 

お電話 TEL080-5246-9320 でも、お受けさせていただいております。

 

 

 

以下、当方が整備したDATデッキのレンタルを、お申し付けくださったお客様から賜りましたコメントです。

 

著名なアーティスト様からコメントを賜りました。

経緯

お客様が製作された楽曲を収録したDATテープから、レコードをリリースなさる目的で、スタジオからレンタルしたDATデッキで再生したところノイズが入るとのことで、私にお問い合わせをいただきました。

原因の切り分けのため、私が整備したDATデッキをレンタルさせていただきました。

 

 

レンタル機をご利用いただいた後に、お客様からコメントを賜りました。

 

懸念していたノイズに関しては全く発生しておりません。

以前にスタジオで借用したメンテの行き届いていない機器と異なり、完璧に整備されている事が伺える挙動でした。

また、今回、レンタルDATデッキからはspdif出力、光ケーブル経由でrme firefaceに入力してD/A変換はrme側でしたが、本当に素晴らしい出音で改めてDATの音質を再評価する機会となりました。

このwavファイル化している過程でモニタリングしていたリスニング体験で、当時の懐かしさと相まって独りで感動してしまい、このために、待ち続けた価値はありました。

本当に感謝しております。

 

○○様、この度は、DATデッキのレンタルをお申し付けいただきまして誠に有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 


DATデッキとアンプの接続につきまして

2015-06-07 00:35:57 | DATデッキとアンプの接続

DATデッキとアンプの接続につきまして

 

 

DATデッキの修理のお問い合わせは、おそれいりますが、こちらをポチっとクリックしてください。

 

アンプの「TAPE端子」に接続してください。

上記のアンプには「DAT」の表記がございますが、ほとんどのアンプには「DAT」の表記はされていないと思います。

その場合でも「TAPE端子」に接続してください。

 

 

①DATデッキとアンプの接続につきまして

(DATの音を再生するための接続)

DATデッキの背面の「LINEOUT(出力)」端子とアンプの「TAPE IN(入力)」端子を接続してください。

 

DATデッキの背面の「LINEOUT(出力)」端子とアンプの「TAPE IN(入力)」端子を接続してください。

 

 

②DATデッキとアンプの接続につきまして

(DATに音を録音するための接続)

アンプの「TAPE REC OUT(出力)」端子とDATデッキの背面の「LINE IN(入力)」端子を接続してください。

 

アンプの「TAPE REC OUT(出力)」端子とDATデッキの背面の「LINE IN(入力)」端子を接続してください。

 

 

DATデッキとアンプの接続につきまして

(DATで録音を行わず、再生のみでお使いになる場合の接続)

通常はTAPE端子と接続しますが、TAPE端子が他の録音機と接続して空きがない場合、かつ、DATの再生用途のみでしたら、PHONO(レコードプレーヤーを接続するための端子)以外の端子(AUX、CD、TUNER)等に接続してください。

 

 

※アンプのTAPE端子に接続した録音機の電源をOFFにすると、アンプで再生させている音質が低下する場合につきまして

 

アンプのTAPE端子(REC OUT端子)に接続された録音機の電源をOFFにすると録音機がダイオードのように働いて、音がひずむことがあります。

その場合はアンプのRECアウトセレクター機能をOFFにしてください。

 

 

 

お使いになる接続ケーブルにご注意ください。

規格を無視したあまりにも頑丈にできた高価なケーブルはDATデッキの接続端子を破壊しますので、お使いにならないでください。

このような高価なケーブルを絶賛するオーディオ評論家がいますが、本当に音の違いがわかるのなら、ブラインドテストを行って証明してください。

 

私は、比較的入手しやすいビクターさん(現JVCケンウッドさん)のケーブルをお奨めさせていただきます。(下記のケーブルを購入されても、私に広告料が入ってくるわけではございませんので、ご安心ください。)

アナログ接続用はこちらをポチっとクリックしてご覧ください。

デジタル接続用(同軸)はこちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

 

私のメインシステム(DTC-690とTA-FA3ES)です。

DTC-690は最も価格を抑えて発売されたモデルですが、音質は上級機種を上回るものを持っていると思います。

DTC-690の音質が大好きです。

DTC-690はソニー製のDATデッキの中で、最も価格が抑えられて販売された機種です。

アナログカセットデッキと比較するのは、どうかと思いますが、アナログカセットデッキの最も高価な機種よりも、DTC-690の方が音質が上回るのではないかと思います。

 

TA-FA3ESはRECアウトセレクター機能がありませんので、例えば、FM放送をDATで録音しながら、CDの音を聞くといった使い方ができませんので、ご注意ください。

 

 

SONY DTC-690

 

 

 

 

 

DATの音をICレコーダーに録音(ダビング)なさる場合の接続につきまして

 

据え置き型のDATデッキとオリンパスさんのICレコーダーの接続につきまして

 

オリンパスさんのICレコーダーの多くは、LINE入力端子が無く、マイク入力端子しか装備されていません。

 

その場合は、抵抗入りの接続コードを使って接続してください。

 

マイクで拾う音は微弱なためICレコーダーの信号の経路は下記のようになっています。

 

①マイク入力端子 → ②マイクアンプで増幅 → ③録音レベル調整用ボリューム → ④録音アンプ → ⑤デジタル処理して半導体メモリーに記録 

 

マイク入力端子はマイクアンプの後に録音レベル調整用ボリュームが入っています。

ですので、LINEレベルの音をマイク入力端子に接続しますとマイクアンプで、音が飽和してしまい(ひずんでしまい)、その後に録音レベル調整用ボリュームで音を絞っても、ひずんだ音が小さくなるだけで、ひずんだ音はそのままになります。

LINEレベルの音をマイク入力端子に入力して録音する場合は、抵抗入りの接続コードを使って、LINEレベルの音を小さくして、マイク入力端子に導く必要があります。

 

 

据え置き型のDATデッキとオリンパスさんのICレコーダーの接続例①

音質的には、こちらの接続方法をお奨めさせていただきます。

DATデッキの背面のANALOG(LINE)OUT端子とオリンパスさんのICレコーダーのマイク入力端子を抵抗入りの接続コードを使用して接続してください。

 

DATデッキの背面のANALOG(LINE)OUT端子とオリンパスさんのICレコーダーのマイク入力端子を抵抗入りの接続コードを使用して接続してください。

 

接続コードですが、たとえば、ビクターさんでしたら、CN-202Aになります。

 

※良質な音質で録音するため、録音レベルの設定(録音レベルの調整)をICレコーダーで行ってください。

DM-750につきましては、取扱説明書の89ページと90ページをご覧ください。

V-85につきましては、録音レベルの調整は行えないようです。

 

 

 

※ICレコーダーにLINE入力端子が搭載されている場合は、抵抗なしのケーブルを使用してください。

 

 

 

据え置き型のDATデッキとオリンパスさんのICレコーダーの接続例②

DATデッキの前面のヘッドホン出力端子(PHONE LEVEL端子)とオリンパスさんのICレコーダーのマイク入力端子を抵抗入りの接続コードを使用して接続してください。

 

接続コードですが、たとえば、ビクターさんでしたら、CN-204Aになります。

※標準ジャックをステレオミニジャックに変換するプラグアダプターを介して接続してください。

 

※良質な音質で録音するため、録音レベルの設定(録音レベルの調整)をICレコーダーで行ってください。

DM-750につきましては、取扱説明書の89ページと90ページをご覧ください。

V-85につきましては、録音レベルの調整は行えないようです。

もしくは、DATデッキのPHONE LEVEL調整つまみで調整を行ってください。

 

 

※ICレコーダーにLINE入力端子が搭載されている場合は、抵抗なしのケーブルを使用してください。