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拳銃撲滅を目指して

2008年04月17日 | 生活情報
長崎市長銃撃事件からちょうど1年を迎えた今日、警察庁は銃に関する情報に報奨金を払う「けん銃110番報奨制度」を5月1日から始めることを発表した。
フリーダイヤルで情報を求め、拳銃押収と容疑者検挙に結びついた場合、1丁につき10万円を目安に報奨金を支払う。
銃を使用した凶悪事件が相次ぐ一方、情報収集は難しくなっており、警察庁は新たなチャンネルとして期待しており、国民も銃のない社会の実現に向けて期待は高まりそうだ。
フリーダイヤルは0120-10-3774
電話は通報者の所在地を含む都道府県警の銃器取締部門に直接つながり、24時間対応でこの番号への通報のみ謝礼支払いの対象となるらしい。

通報は実名、匿名のどちらでも可能で、匿名希望者には謝礼支払い時の本人確認のため、最初の情報提供の時点で情報識別番号と固有の暗証番号を伝え、改めて警察に連絡してもらう。

報奨金は情報の正確性や深さなど捜査への貢献の度合いを検討、10万円を限度に算定されるが、通報より前に警察が把握していた場合は対象外となる。通報者がその情報の事件の共犯者だったり、違法な手段で入手した情報にも支払われない。匿名希望者が最初の通報から半年以内に再び連絡をしなかった場合にも、支払い対象から除外される。

警察庁によると、拳銃押収の数は昨年548丁で前年より90丁増えたが、ピーク時の平成7年以降減少傾向にある。
1丁当たり最高10万円の報酬としたことで、大量になれば高額の謝礼を受け取れることから、隠し持たれた通報への関心が高まり、「良質な情報が寄せられる可能性が高まるのではないか」とみている。

これで本当に銃のない明るい世の中になってくれればいいのだが、先日も福岡でナイフによる強盗殺人が起こったばかり。
暴力追放運動や啓発活動も地道におこなわれてはいるが、いったいこれから先日本の治安はどうなることやら


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