Eiichiro Blog

中年ベーシストの音楽談義と日々の日記。

アナログ万歳!

2008-02-18 20:07:12 | Weblog
明日からは、幾分暖かくなるらしいです…なんか…寂しい…。

こんばんわ。Eiichiroです。

私が曲を作る時、まず始めにキーボードでコードをかき鳴らす。

その中から気に入ったフレーズを繋ぎ合わせて1曲にしていくのです。

しかし、この作り方によって私はいつもドツボにハマッてしまいます。

それは…

メロディが浮かんでこない…。(これマジ)

言わばカラオケから先に作ってしまう訳で、歌(メロディ)は後から。

数年前からこれではダメだ!と思い立ち…

努めて頭の中でメロディを考えてから楽器に向かおうとしてました。

メロディから先に完成すると、後の作業がとても楽になります。

曲に合わせてアレンジすればいいだけですから。

アレンジ作業は楽しいのですが、作曲は非情にツライ…。

私の担当する楽器がベースなだけに、コードが決まってしまえばリズムやベースの

パートから手をつけたくなるのは必至…。

これはこれで、ひとつの方法なのですが、どうも私の場合は行き詰まります。

ここ最近はインストものを作ってないですね~。

歌を前提とした曲しか作ってない気がします。

今ではコンピューターと、それなりのソフトがあれば、プロの音顔負け。

そんな時、私は昔の4トラックのマルチレコーダーの頃を思い出します。

カセットテープを片面走行させて4つのトラックに録音させるわけですが…

簡単に言いますと…

ステレオ録音されたものをお考えください。

ステレオですから、RchとLchがありますよね。

A面にRとL、B面にもRとL、合計4つの音を録音できるわけですよ。

もちろんカセットテープはひっくり返したりしませんよ。(笑)

(わかるかな~。)

その頃なんてドラムマシンだけデータを打ち込んで、あとの楽器はみんな

手弾きだったのですから!

え?

4トラックだと4つの音しか録音できないんじゃないか、って?

おっしゃる通りそうです!しかし…

「ピンポン」という技が存在するのです!

これは例えば1~3トラックまでの録音済の音を、空いている4トラックへ

まとめて録音してしまおうという…技です。

4トラックへ録音しましたので1~3トラックは消してしまって、ギターやら

ボーカルを入れるとか…。

そんな時代だったんですよ~。(笑)

今でも私の部屋にはその頃録音したテープが残っています。

(ちゃんと普通のデッキで聴けるようにしたヤツね。)

たま~に聴きますが…

昔の方が…なんか…イイ!

とか思ったりすることがあります。

テクニック的には今より劣るのですが、昔の方が良い時って…

音楽に限らずありますよね。

そんな時は、やっぱり煮詰まってるって事なんでしょうね…。(笑)
コメント (4)
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