「なんのためにいきているの？」

そんなメールが友達からきた。

私は、「なんのためにいきているの？」って聞かれたら、なんのためかわかんないし、それを探すために生きているのかもしれないって答えるかな。

「どうしていきているの？」って聞かれたら、生きているのは苦しいことを含めて楽しいし、この世界をもっと知りたいからって答えるかな。

と返信しました。


命について考える。生きることについて考える。

この日本にも命さえ自由にならない時代があった。

おじいちゃんやおばあちゃんが私達の年のころ。

「なんのためにいきているのか？」そう考えたことはあっただろうか？
６０年前の彼らが今の私達を見て、どう思うだろう？

そんなことを思いながら、終戦のドキュメンタリーを見ていた。

日本で語られる『戦争』は『第二次世界大戦』のときのこと。

でも今でも世界のいろんな場所で戦いは起こっている。

『戦争』は『過去』じゃない。

アフガニスタンで活動していた伊藤和也さんが遺体で見つかったというニュース。
アフガニスタンの農業指導に携わり、「自分ができることを」と活動してきたであろう若者の命が奪われてしまった。
なぜ？という行き場のない怒りと深い悲しみが日本を包んでいるように思う。
伊藤さんのご冥福をお祈りするとともに、ご家族の方々に対して心からのお悔やみを申し上げます。


命について考える。生きることについて考える。