浅虫森林公園でのある日の夜間練習でのこと。
(10月18日です。)
その日は、いつになく厳しいノックが
監督から各選手に浴びせられたとか。
(私は、チビッコ選手の相手をしていたので、実は見ていませんでした。)
一人50本。
夜間照明が照らす中、
選手一人一人をサードに置き、
正面のゴロとショート側へのゴロを浴びせ、
ファーストへ送球させた。
選手はヘトヘトになりながらも、ノックに食らいつく。
正面のゴロを前進してキャッチ、ファーストへ送球。
ショート側のゴロをダイビングしながらキャッチ、ファーストへ送球。
これを何度も繰り返していた。
「まだまだ!」と、監督の声も飛ぶ。
さて、帰りの車の中。
単身付近で、週末でなければ家に戻らない旦那の車に
自分の車のキーを忘れたという、
ちょっとサザエさん風の失敗をしたTAKEママが
私の車に息子共々乗っていた。
「あー今日の練習は見応えがあった。」
「こんな練習を私は待ってたのよねー。」
元来、バリバリの体育会系で、自称スパルタである。
自分の息子も含め、厳しい練習に臨む子ども達を見て、
非常にご満悦の様子であった。
車の中にいた当事者のTAKE と K太の二人は、
「いやー疲れた!」
「きついノックを受けてると、
知らず知らずのうちに涙目になっちゃうんだよなー。」
「そうそう!俺もそう。」
などと、話していた。
この会話を聞いたTAKEママは、
「駄目だこりゃ!」と一言呟き、
最後には、
「それにしても、もっと早くから、
こんな練習をしてくれれば良かったのに・・・。」
と、独り言をいっていた。
さてさて、この話は、先日も話題になった。
この話を聞いたRオママが一言。
「きっと監督は、そろそろこんな練習も大丈夫だ、
と思って、この間は厳しいノックをしたんじゃないかな?」
私は、その言葉を目の当たりにして、
(ホー、Rオママも良いことを言うじゃないか。)
と内心思っていた。
さらに、
(確か、そんな諺(四字熟語)があったな・・・。)
と思って、密かに思いを巡らしていた。
その場で思い出したら、勿論、皆さんの目の前で、
ウンチクを披露!
「さすがー!」の声を皆様から頂こうと、必死に考えたが、
とうとう出てこなかった。(酒も相当入ってたしネ!)
やっと、ネットで検索して見つけたのが表題の言葉である。
(思い出そうにも、そもそも覚えていなかったことも判明した。)
卒啄同時(同機)---そつたくどうじ(き)
卒は本来、口へんに卒と書くらしく、雛(ひな)が、かえろうとするとき、
内から殻をつつくのを表しているのだそうだ。
さらに、母鳥が外からつつくのを「啄」というらしい。
雛(ひな)がふ化する時には、
雛(ひな)が内側から殻を突くのと、母鳥が外から殻を突くのが同時である。
ここから、
師家と修行者との呼吸がぴったり合うこと。
機が熟して悟りを開こうとしている弟子に
師がすかさず教示を与えて悟りの境地に導くこと。
という意味になったそうだ。(大辞林)
卒啄同機ノック・・・
(ゴロがちょっと悪いか・・・。)
指導者もきっと、色々考えながら練習をしている・・・。
野球がだんだん上手くなるにつけ、
練習も厳しいものになっていくのだろう。
いや、
その日は、単に、監督の気分が、むしゃくしゃしてただけ・・・?
との噂は今のところない。
10月25日に浅虫の夜間練習は終了!
管理人さんに挨拶をして、いよいよ冬場の練習に突入する。
by mino
それにしても、
「何気なく、知識をひけらかしてるんじゃない?」
との批判は、
甘んじて受け入れます。
(10月18日です。)
その日は、いつになく厳しいノックが
監督から各選手に浴びせられたとか。
(私は、チビッコ選手の相手をしていたので、実は見ていませんでした。)
一人50本。
夜間照明が照らす中、
選手一人一人をサードに置き、
正面のゴロとショート側へのゴロを浴びせ、
ファーストへ送球させた。
選手はヘトヘトになりながらも、ノックに食らいつく。
正面のゴロを前進してキャッチ、ファーストへ送球。
ショート側のゴロをダイビングしながらキャッチ、ファーストへ送球。
これを何度も繰り返していた。
「まだまだ!」と、監督の声も飛ぶ。
さて、帰りの車の中。
単身付近で、週末でなければ家に戻らない旦那の車に
自分の車のキーを忘れたという、
ちょっとサザエさん風の失敗をしたTAKEママが
私の車に息子共々乗っていた。
「あー今日の練習は見応えがあった。」
「こんな練習を私は待ってたのよねー。」
元来、バリバリの体育会系で、自称スパルタである。
自分の息子も含め、厳しい練習に臨む子ども達を見て、
非常にご満悦の様子であった。
車の中にいた当事者のTAKE と K太の二人は、
「いやー疲れた!」
「きついノックを受けてると、
知らず知らずのうちに涙目になっちゃうんだよなー。」
「そうそう!俺もそう。」
などと、話していた。
この会話を聞いたTAKEママは、
「駄目だこりゃ!」と一言呟き、
最後には、
「それにしても、もっと早くから、
こんな練習をしてくれれば良かったのに・・・。」
と、独り言をいっていた。
さてさて、この話は、先日も話題になった。
この話を聞いたRオママが一言。
「きっと監督は、そろそろこんな練習も大丈夫だ、
と思って、この間は厳しいノックをしたんじゃないかな?」
私は、その言葉を目の当たりにして、
(ホー、Rオママも良いことを言うじゃないか。)
と内心思っていた。
さらに、
(確か、そんな諺(四字熟語)があったな・・・。)
と思って、密かに思いを巡らしていた。
その場で思い出したら、勿論、皆さんの目の前で、
ウンチクを披露!
「さすがー!」の声を皆様から頂こうと、必死に考えたが、
とうとう出てこなかった。(酒も相当入ってたしネ!)
やっと、ネットで検索して見つけたのが表題の言葉である。
(思い出そうにも、そもそも覚えていなかったことも判明した。)
卒啄同時(同機)---そつたくどうじ(き)
卒は本来、口へんに卒と書くらしく、雛(ひな)が、かえろうとするとき、
内から殻をつつくのを表しているのだそうだ。
さらに、母鳥が外からつつくのを「啄」というらしい。
雛(ひな)がふ化する時には、
雛(ひな)が内側から殻を突くのと、母鳥が外から殻を突くのが同時である。
ここから、
師家と修行者との呼吸がぴったり合うこと。
機が熟して悟りを開こうとしている弟子に
師がすかさず教示を与えて悟りの境地に導くこと。
という意味になったそうだ。(大辞林)
卒啄同機ノック・・・
(ゴロがちょっと悪いか・・・。)
指導者もきっと、色々考えながら練習をしている・・・。
野球がだんだん上手くなるにつけ、
練習も厳しいものになっていくのだろう。
いや、
その日は、単に、監督の気分が、むしゃくしゃしてただけ・・・?
との噂は今のところない。
10月25日に浅虫の夜間練習は終了!
管理人さんに挨拶をして、いよいよ冬場の練習に突入する。
by mino
それにしても、
「何気なく、知識をひけらかしてるんじゃない?」
との批判は、
甘んじて受け入れます。
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