EAST JUNIOR FAN CLUB

青森市内の学童軟式野球クラブチーム「イースト・ジュニア」を応援するブログです。

1回戦(堤小クラブ 戦)

2008年05月26日 | スポーツ少年団(春季大会)
5月24日(土)

午前中は、筒井南小学校のグランドをお借りして練習。

9時からはじめた練習は、ランニング、トスバッティングそして守備練習と
11時まで繰り広げられ、徐々にモチベーションを上げていった。



筒井南小学校のグランドは市内有数の広さだそうだ。


グランド西側のバックネット方面では、持ち主の筒井南小クラブも、
勿論、スポ少大会へ向けた練習をしている。


この日、筒井南は大野小学校グランドで
14:30から戸山西と対戦する。



練習を終えたEJは、グランドと筒井南小選手に挨拶し、一端解散。
各自13:00に浜田小Gに集合することとなった。


天候は晴れ。

EJの対戦相手は、先の学童大会でベスト8に進出した
堤(つつみ)小クラブ。


エースで4番の選手は、投げては球速早く、打っては長打と、
他チームも注目する選手らしい。



EJ先発オーダー

1番 ショート遼太郎
2番 セカンド康太→2
3番 ファーストタケル
4番 キャッチャー淳々→1
5番 センター竜樹→4→8
6番 ライト大介
7番 レフトカイシ→PH勇芽→健人4
8番 サード一磨
9番 ピッチャーレオ→8→7


学童大会では、オーダーは固定していたが、
スポ少では新オーダーで臨んだ。

大介は学童大会には間に合わなかったが、スポ少で晴れて登録。
6番ライトで先発出場となった。

また、康太の肘痛の関係で淳々がマスクをかぶり、
先発マウンドはレオに託された。


EJは後攻。



1回の表

トップバッターを三振に取る出だし。

しかし、2番、3番を四球で出塁を許す。
この後、内野守備のミスなどで大量5点を献上。

相手1番から9番までで、与えたヒットは1本ながら
大量点をいきなり与えてしまう。


1回の裏

デットボール(?)で出塁した遼太郎が、
スイスイと相手守備のミスで生還する。

これで6-1。


2回の表

相手1番にセンター前へ運ばれ、このランナーがサードまで進む。
2番バッターのセカンドゴロでこのランナーがホームへ突っ込むが、
少々無謀で本塁タッチアウト。

しかし、ファーストに残ったランナーが2塁へ進み、
3番バッターにタイムリーを打たれ1点を与える。

さらに死球を与えた場面でピッチャーをレオから淳々へ交代する。

淳々は、四球ひとつ与えるが後続を断つ。


2回の裏

大介からの打順。
カイシが四球を選ぶが、後続続かず無得点。


3回の表

相手7番、8番、9番を全て内野ゴロに打ち取り、
テンポ良くこのイニングを終える。

(そろそろ流れが、こっちの方に来そうな予感・・・。)


3回の裏

ワンアウトから、康太が右中間に落として出塁。
パスボールで2進後、タケルのヒットでワンアウト1、3塁。
さらに、”お約束”のとおり、2、3塁として4番淳々へ回す。

4番に入った淳也はチャンスをものにする。
センター前へはじき返しての2点タイムリーで6-3と追い上げる。



4回の表

ピッチャーゴロ、ライトゴロと簡単にツーアウトを取るが、
3番バッターを四球で出塁を許す。
このランナーをサードに置いて、相手バッターは4番。

流れを向う側に絶対やりたくない場面。


初球ストライクからボール、ファール、ボール2つで、
カウントは2-3。
ここから淳也は、真っ向勝負で三振に取った。

(6年生キャプテンどおしの対決に、少々熱くなった。)

(完全に流れはイーストに向いている。)


4回の裏

このあたりで、1時間15分を経過。
この回で、追いつかなければタイムアウトもありえるイニングである。

トップのカイシが内野エラーで出塁。
続く一磨は、レフト前へクリーンヒット。
しかし、カイシがセカンド封殺。

さらにツーアウトから遼太郎が四球でつなぎ、
ツーアウト2、3塁の場面を作る。
2番康太のサードゴロを相手がはじき、一磨、遼太郎が生還で
2点を返す。
さらに、タケルが強襲ヒットで康太を帰して、
1点追加で同点とする。


(打順が繋がった!!!)

(この時点で、EJ応援団は、ほぼ総立ち状態)


続く4番淳也の当たりは、相手サードのエラーを誘い逆転かと思われたが、
ホームへ突っ込んだタケルへの判定はアウトで逆転ならず。


6-6の同点
試合時間の1時間30分まで、5分程度。
審判団が集まり、このイニング(表・裏)で最後であることが
確認されたようだ。


5回の表

相手5番バッターにいきなりライト線を破られる。
ライトのラインからファールラインへボールが転がり、
一見して長打とわかるあたり。

ライト大介がボールに追いついたとき、
バッターランナーはセカンドベース手前まで来ていた。
ライト大介はセカンド健人へ中継、
ランナーがサードへ向かうのを見て、健人はサードの一磨へ送球、
2、3塁間でこのランナーを挟みランダンプレーとなる。

一磨は、セカンド側へランナーを追い詰め、セカンドへ入った遼太郎へ
送球し一発で挟殺プレーを決め、
いきなりノーアウトのピンチを招く場面を一気に解消した。


(この中継プレーと狭殺プレーは、試合後監督から誉められました。)


(しかし・・・)


続くバッターにセンター前へ運ばれ、次のバッターに四球を許すと
EJは、ワンアウト2、3塁の場面を作ってしまう。

ラストバッターは、セカンド健人へ難しいゴロを浴びせる。
健人はこれをうまく捌いたが、バックホームは間に合わず
ファーストへ送球し1点を取られる。


(まだまだ1点、裏で返せばサヨナラだ。)


ツーアウト2,3塁の場面となり、バッターはトップへ返る。
このバッターが、サードへ打ち付けた当たりは、
一磨のグラブに触りつつも、そのグラブに収まらず、
ファールゾーンへ転がった。


3塁ランナーはホームへ、更に2塁ランナーのホームインも許す。


「あー」という、ため息とともに2点を追加される。

9-6となる。



この時点で、サード一磨の顔はグシャグシャ!


(一磨!しっかりしろー!)
(まだ、終わってないぞー)
(泣くなー!)


の声が、イースト側応援団からサード一磨に飛ぶ。

監督からも、「一磨!いけるのか?」の声がベンチからかけられた。
一磨は小さくうなずく。


そこへ相手2番バッターはサード手前へファールフライを上げる。



一磨は、この小フライに果敢に飛びついた。

グローブをはめた左手をボールの落下点に差し出し、
ダイビングで飛びついた・・・。


ちょっと間に合わないと思われたが、
黒いグローブの先に、ボールは直接収まった。

倒れながらも、一磨はグローブを少し上げ、
審判にボールキャッチをアピール。

審判は右手を挙げ、アウトをコールした。


ファインプレーである。


「わー」とサード側EJ応援団が沸いた。




一磨は、喜ぶそぶりも見せずに、むしろ頭を下げてベンチへ戻った。
戻る途中では、レフトのレオとショートの遼太郎が一磨の肩を叩いていた。


ナイスプレーに、観戦していたEJ父兄が、
一磨から、いや一磨のママから少しもらい泣きをしてしまった。



(さあ!逆転!!)


しかし、5回の裏のイーストの攻撃は、大介をセカンドに進めるものの、
点数を返すことはできなかった。



イーストジュニアのスポ少は1回戦で終わった。









負けはしたものの・・・



終盤に追いついた試合展開に、粘りが感じられた。

チームが一つになった。これから強くなる。

ナイスゲーム。



こんなコメントが多かったように思います。

応援していた父兄も喉がかれるまで、応援しました。





学童大会、スポ少大会と大きな大会が二つ終わった。


6年生が2人。
残りを5年生以下で戦った。


若いチームではあるが、
試合に負ける悔しさを試合のたびに強く感じているようだ。



ミスをした選手の気持ちも分かち合えるようになってきた。




チームの課題は、まだまだたくさんある。

個々の選手の課題もたくさんある。



これから、夏場にかけて、がんばっていきましょ!!




    堤小クラブ|5|1|0|0|3|| 9
イーストジュニア|1|0|2|3|0|| 6








by mino


試合後のRYO太郎父のインタビューによると、

サードゴロをはじいた時点で、一磨の頭の中は真っ白!!
直後のファインプレーも覚えていないのだそうだ・・・。



しかし、息子のこんなプレーを目の前で見せられると、
ちょっと親としては感動モンだねー。



勿論、勝って欲しかったけど、いい映画を見た後のような、
さっぱりした気持ちになりました。



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