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出産内祝い大事なポイントは 相場と時期!

2020-02-10 13:00:00 | 日記

出産内祝い

出産内祝い、昔は赤ちゃんが生まれた家族が喜びを親戚や近所の方に餅や赤飯を配るものでした。

今では出産のお祝いをくださった方にお返しとして贈るのが一般的になりました。

お返しをする時期は生まれてから1ヶ月のお宮参りまでに贈ることが多いようですが、お祝いを後からいただいた場合などではその限りではありません。

出産内祝いには生まれた子供の名前を報告する意味合いもあるのでのし紙に名前を入れてお返しをします。

最近は難しい読み方の名前を付ける親御さんもいらっしゃるのでそんな時は名前に振り仮名をつけるといいですね。

初めての出産だと分からないことだらけでとまどうことも多いので両親や兄弟などと相談しおしえてもらいながら決めましょう。

自分たちの身内だけにお返しをするのならあまり問題はないと思いますが、他の相手がいる場合はマナーに気をつけないといけません。

出産内祝いのマナーでおさえておきたいポイントは3っです。

1、相場 2、時期 3、のし紙 この3点をおさえておけば安心です。

相場

出産内祝いのお返しの「相場」は、いただいたお祝いの金額の1/2~1/3が基本のマナーになります。

半返しが基本ですが、多くいただいた場合は1/3くらいでも良いと思います。ぴったり半額とか1/3に合わせる必要はありませんが一応の目安として考えておきましょう。例えば、1万円のお祝いをいただいた場合は、内祝いお返しの金額は「5,000円~3,000円」ほどの品物を贈るのが目安となります。

親戚(特に祖父母)などから高額のお祝いをいただく場合もあります。そんな時はあまりお返しをし過ぎると失礼にあたる場合もありますので気をつけましょう。

お祝いは本当に赤ちゃんが生まれたことへの素直なお祝いの気持ちだと思いますので素直にお祝いをいただきましょう。

出産内祝いのお返しは恵美寿商店へ

時期

2つ目は「時期」です。

出産から産後100日まではいろいろな行事があります。生後7日目のお七夜、生後30日ごろにはお宮参り、生後100日ごろにお食い初めなどがあります。

出産内祝いのお返しの時期はお宮参りのころに贈るのがベストのようです。生まれてから1ヶ月の間にお祝いをいただくことが多いのでお返しの時期もだいたいこの時期からになります。

一度お返しをし終わってからお祝いをいただくこともありますが、その場合はその都度お返しをしてもマナー違反にはなりませんので大丈夫ですよ。

また、里帰り出産の場合は自宅の戻る時期のも注意が必要です。自宅に届いたお祝いなどにお返し漏れがないように気をつけましょう。

お返しをする時期は自宅に戻ってからでも良いと思いますが遅くても生後2ヶ月までには済ませたいですね。

出産後は、赤ちゃんのお世話で大変なのでなかなかお返しまで気が回らないということもありますので、出産前の安定期の余裕があるときに住所などの整理をしておくと後々便利だと思います。

それから、赤ちゃんのお世話でいそがしくお返しの時期を過ぎてしまった場合や体調がすぐれず遅れてしまうような時はお返しを贈る際に遅れてしまったお詫びの言葉を添えたお礼状を一緒に添えると良いですね。

のし紙(熨斗紙)

3つ目は「のし紙」のしについては意外と分からない方が多いです。

のし紙は赤やんの命名披露も兼ていますので、お子様の名前を書きます。最近は読み方の難しい名前もありますのでふりがなを付けておくと良いですね。

表書きは上に「出産内祝」あるいは「内祝」とします。下に赤ちゃんからのありがとうの気持ちとお披露目もかねて名前を書きます。
水引きは蝶結びが内祝いの基本的なマナーになります。

まとめ

出産内祝いのお返しをする時期は産後1ヶ月頃が目安になります。遅くても2ヶ月頃までにします。
後からいただいた場合はその都度お返しをしましょう。

お返しの金額の目安はいただいたお祝いの半額程度のものをお返しする。高額のお祝いをいただいた時は1/3程度を目安にしてください。お返し過ぎにはちゅういしましょう。

出産後は何かといそがしいと思いますが、この3つのルールはしっかりおさえてお祝いをくださった皆さまにお礼をしましょう。