～鰹と鮎～

今年は、初鰹を食する前に、初鮎を頂いてしまいました。

鰹は、いつも注文する高知のお店に、我が儘を伝えてあります。

鰹が良い=今が一番美味しいと言う頃に発注させて欲しいので、その時に連絡ください！と。（笑）

初鰹、戻り鰹の時期でも、更に今！と言う旬があるので、私は人に贈らせて頂く時もそこを大事にしてます！

しかし、今年は2ヶ月前に問い合わせた時、鰹不漁で小さいし味もまだ...と言われもう少し待ってください、との後、未だに連絡なし。

プロから言わせたら、これだ！と言う初鰹に届いてないのかと思うこの頃です。

このお店の方が、正直なんですね！
売ればいいと言う気持ちでない、美味しい鰹とお客様とのジョイントをしっかり作りたい方なんでしょうね。

今は、そこまで美味しくないです！
今は、小さいのに高いです！とはっきり言われる。（笑）
だから、待てるし信頼度も高い。

そんなこんなで、初鰹をお贈りしたかった方に、鰹は送れない状況。

鰹会しよう！と話してた友達との会も出来ない状況。
でも、やっぱり絶対美味しい時を大事にしたいので待ってみます。


さて、鮎！
鮎はね、食べるといつも懐かしい。

子供の頃毎年夏休みに、高知の四万十川中流にある、祖父の家の庭で、目の前の川で仕留めてきた鮎を七輪で焼いてくれ、食べた事を思い出す。

食すると川、藻の匂いが独特で鮎でしかない味。
あの時、この魚が高級でなかなか食べられない魚になる事を知らなかった。

また、鮎？鰹？と言う程、日常で食べられていたあの頃が、どんなに贅沢で貴重で大切な時間だったんだと今想い返し実感する。

そんな話をしながら、初鮎を先日母と妹と頂きました。
「鮎、懐かしいでねぇ。」

鰹や鮎を食する、私は高知やなぁ～と想う時です。


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