東北地方太平洋沖地震～群馬で停電

　東北地方太平洋沖地震で被災された皆様。お見舞いを申し上げます。私の住んでいる群馬県でも強い揺れがありました。
　私が地震に遭ったのは自宅で参議院決算委員会の中継を聴いているときでした。緊急地震速報で震源が近隣ではないこと確認し、用を思い出して屋外駐車場に出たときのことです。一瞬、後をついてきた子供が悪ふざけをして車を揺すっているのかと思いましたが、そんなはずはありません。急いで車から離れ、そこで地震が収まるのを待ちました。強い北風と経験したことのない揺れを怖がった子供は、急いで部屋へ戻ろうとしましたが、私が連れ戻し、地震が収まるまで外で待ちました。部屋へ戻ると、物が棚から落ちていました。そして付いているはずのラジオが消えていました。急いで他の電気機器を確認すると、やはり電源は入りませんでした。ブレーカーはONになっていたため、そこで停電を知りました。幸い携帯電話から大分の実家へ繋がり、テレビの電源を入れるよう頼みました。震源を教えてもらったうえで、地震の影響で停電していること、今後電話が繋がらない状況が続くと思われることを伝えました。
　停電は夫の勤め先でも発生しました。業務は完全にストップし、連絡要員以外の従業員は直ちに帰宅しました。帰宅時に夫が通った道路情報を元に、車で出かけました。信号は、停電の影響で主要な交差点以外は消えていました。目的地は電気が通っていましたが、用を終えて帰ると、自宅付近は外灯も消えており、停電が続いていることを思い知らされました。
　明るいうちに煮炊きをしておきたいという思いから、急ぎで煮物を作り、布団を敷きました。帰宅後にキャンドルを灯して食べ、そのまま床に入りました。夜中にトイレへ向かった夫が外灯に気付き、停電時よりOFFにしていたブレーカーをONにしました。