テレビ観ない宣言

先日、とある番組でタレント達が昨今の「テレビ離れ」について持論を主張するというシーンがあったらしい。
その中で「テレビ観ないんだよね、というのがかっこいいと思って言っている人もいる」「テレビ観ないからわかんないって言ってくるアレ、いらない」という意見があったようで、要するに最近のテレビ離れは「テレビを観ること=かっこ悪い」と考える若者が増えたせいじゃないか？って思っているみたい。
確かに一部ではそういう人もいるのかもしれないけど・・・ただ、「テレビを観ない」と主張する人全員がそうだって思われるのは心外。
というのも、私自身が「テレビを観ない人」だから。
もちろんまったく観ないというわけじゃないけど、おそらくまわりの人に比べると圧倒的にテレビを観る時間が少ないんじゃないかと。
昔からドラマにもバラエティにも興味なし。大人になってからさすがにニュースは観るようになったけれど、ドラマ、バラエティを観ない生活は相変わらず。
ちなみに私がテレビを観ないのは、番組そのものに興味を覚えないから。
毎週1時間拘束されてドラマを見るくらいなら読書していた方がいいし、バラエティはごちゃごちゃしてうるさく感じてしまう。
よく「最近のテレビはつまらないから」という人がいるけど、私の場合、子供の頃からそうなので、根本的にテレビというものと合わないのだと思う。
なので私の場合「テレビを観ない」というのは「かっこいいでしょ？」のアピールじゃなくて、「だからテレビの話にはついていけないよ？」という牽制なんだよね(^_^;)
そんな私にとって、最近の「テレビ離れ」風潮って実はちょっとありがたいことなんだよなあ。
昔は「テレビを観ない=つまらない人」って思われる傾向があったもん。
それで何とか無理してテレビを観て、まわりと会話がかみ合うように努力したことがあったんだけど、本心では苦痛だったんだよね・・・。
なので「テレビ観ない」って堂々と言える今の風潮、決して嫌いじゃないんだよなあ（笑）

本当にあれでよかったのかな

昨日、夫が帰ってきたとたん、いそいそとテレビをつけ始めた。
まあテレビっ子の彼は帰ってきたらまず習慣でテレビをつける・・・というところがあるんだけど、昨日はどうやらお目当ての番組があった模様。
ドラマなんかだとすでに録画しているからそんなに急いで見る必要はないと思うんだけど・・・と思っていたら、どうやら午後10時から放送予定のSMAP×SMAPを見たかったらしい。
夫は普段はスマスマは見ていないのだけど、どうやら昨日のスマスマは一部生放送で、ここ最近世間をにぎわせている解散報道について説明があるらしい・・・というのを聞きつけたみたい。
で、夫がチャンネルを合わせたとたん、ちょうど生放送が始まったのだけど。
一応私も一部始終を見ていたけれど、まずSMAPのリーダーである中居正広さんがセンターじゃないことにちょっと違和感。
代わりにセンターにいたのは木村拓哉さんで、最初に切り出したのも彼。そして最後を締めたのも彼だった。
みんな口々に今回の騒動について謝罪していたのだけど、全員が黒のスーツ姿で、神妙な顔つきをしていたからなのか・・・何だか終始暗くて、鬱々とした印象を受けた。
言っていることは「前向き」なんだけどね。
私はSMAPのファンでもないし、もともと芸能界にも疎いのでよくわからないのだけど、某掲示板で今回のSMAPの会見の様子の感想を述べた人がそろって「言わされている感が強い」「目が死んでいた」なんて言っているのを見て、なるほど・・・と思った。
確かに「これからがんばる」という言葉とは裏腹に、覇気がないというか、本当に前を向いていこうって気持ちがあるのかなあって印象を受けたんだよね。
一応解散は回避されたらしいけど、それが本当に彼らにとっていい選択だったのか、何だかよくわからなくなってしまった。

ガチャ騒動、どこまで続くか

ソーシャルゲーム、略してソシャゲとガチャは切っても切れない関係にあると思うけど、そのガチャをめぐって「グランブルーファンタジー」に批判が集中しているらしい。
グランブルーファンタジーは最近CMでもよく目にする人気ゲームなのだけど、問題になっているのはガチャで出てくるレアキャラの出現率。
グラブルは年末年始にガチャイベントを行ったのだけど、そこで申年限定の新キャラ「アンチラ」を投入。
多くのプレイヤーがアンチラゲットのためにがんばってガチャを引いたのだけど、出現率が異常に低く、中には70万円以上課金しても出なかったという人もいるのだそう。
レアキャラの出現率が低いのはめずらしいことではないんだけど、他のレアキャラに比べるとその低さは異常だそうで、さすがにユーザーが激怒。
そんな中、人気声優として知られる田中理恵が元旦に「新年1回目の10連」でアンチラをゲットしたという報告をTwitterでしたからさあ大変（汗）
さらにこの人、レアキャラを続々とゲットしていったそうで、一部からは「ステマじゃないか」という声まで挙がっているらしい。
確かに何百回とガチャを回して数十万円損をする人からすれば、わずか10回で出るなんて嘘だろ・・・と言いたくなるよねえ。
しかも出したのはアニメの声優さん。これはステマが疑われても仕方ない・・・と思う。
騒動に関して運営側は一度は謝罪しているんだけど、肝心のガチャ疑惑については触れなかったそうで、そこが火に油を注ぐ結果に。
いくらレアキャラとは言え、リアルなお金を70万円以上もつぎ込む方もどうかと思うけど（汗）
でも運営側が利益をあげるために何らかの不正をおこなっていたというなら、やっぱりちゃんと追究すべきだと思う。

SNSの正しい使い方（笑）

今朝、Yahoo!のトップページを見たら「おじいちゃんのノート　大反響」というキーワードが掲載されていた。
一体何のことかと思ったら、今年の元日に投稿されたとあるツイートが反響を呼んだという話らしい。
この「おじいちゃんのノート」というのは、元日にツイートした女子専門学校生の祖父。
女子学生いわく「うちのおじいちゃんのノート、費用がないから宣伝できないみたい。Twitterの力を借りる」ということで、そのノートをツイートで紹介したのだそう。
そうしたらそのツイートを見た人たちから注文が殺到。
もともと数千冊の在庫を抱えていたようなのだけど、続々と注文が入り、在庫が減っていっているのだとか。
もちろん、ただのノートなら、いくらTwitterで宣伝してもそんなに売れ行きは良くならないのだけど、この「方眼ノート」なるもの、特許を取得した優れもの。
普通のノートの場合、開くと中央部分が膨らんでしまい、中央に行くにつれて書きにくくなってしまうのだけど、この方眼ノートは開いたときに水平になるそうで、ふくらみ部分に悩まされることがないんだとか。
かなり画期的なノートだと思うんだけど、なかなか売れず、大量の在庫を抱えてしまったため、孫娘にノートをまとめて渡して「学校の友達にあげてくれ」と言われたのだとか。
ただ、方眼ノートって使われるシーンが限られているので、同級生にあげてもあまり使われないと思い、孫娘はTwitterでやりとりしている絵描きさんが喜ぶかも？と思って軽い気持ちでツイート。
そうしたら「こういうのが欲しかった」と大反響が寄せられ、リツイートは3万超え。
ホームページにも通常の200倍以上のアクセスがあったそうで、関係者はそろってびっくりしているんだって（笑）
Twitterって「バカッター」とも言われていて、使いどころを間違っている人が増えているけれど、こういうのが正しい使い方じゃないのかなあと思わせられた。