編集者NTのブログ

メールマガジン・ライター 編集者NTのブログです。

イギリス サマータイム

2011-03-22 22:12:24 | 日記
編集者NTの疑問の一つに、なぜ、イギリスにはサマータイムという
不思議な時間設定する習慣があった。数年前12月に、初めてこの地に
降り立った時だ。時刻は確か午後4時から5時の間だったと思う。
イギリスの国際線が多く集まるヒースロー空港。そこは既に真っ暗だった
ことを思い出す。午後4時、日本ではおそらく2時間後には、そのような
状態になるのだが、少なくとも編集者NTの住んでいた日本の実家は、冬は
午後6時頃、真っ暗になるのが普通だった。イギリスだから4時なのだ。
とその時は納得するしかなかった。当時、イギリスで住んでいた場所は、
ロンドンからバスで3時間という、はるかに遠い田舎だった。お店も少な
く、午後6時にはほとんどのお店は、閉店する。そして、その小さな町か
ら明かりがどんどん消えていく。
外は、街灯も自販機もあまり無いので、車の通りの少ない道路では、
より真っ暗になり、危険すら感じたものだった。ところが、2月の末日
過ぎてから、なんだか午後4時過ぎてもまだ明るい? そして、3月に
なるとより長く日を見ることができた。そして、極めつけのサマータイ
ムが訪れる。これは、長期休暇ではない。実は、イギリスでは、3月
の最終日曜の午前1時から10月の最終日曜日の午前1時まで、日本と
の時差は9時間から8時間になる習慣がある。正確にはイギリスの時計
を一時間進める形をとる様だ。ここで仮に1時間早めない習慣がイギリ
スに無いとどうなるだろうか?夜7時を過ぎても昼間のように明るい、
まぶしい。その状況を考えると、昼が長く感じる為、間違いなく生活の
リズムが狂いそうだ。毎年6月が、一番一日で太陽を見る時間が長いら
しい。
 結局、何を言いたいのかというと、日本では、この変わり目を国民の
祝日の3月23日の春分の日と9月23日の秋分に昼夜の長さがほぼ等
しくなる。3月から6月頃まで日没まで時間が長くなって6月から9月
にかけて短くなっていくが、その差は1、2時間といった所だろう。つ
まり、イギリスでは、その昼夜の差が大きい。だから、その変わり目に
時計の針を1時間早めて、調整する習慣があるということだ。もう少し、
北の方の国に行くと、更に差が大きくなって、夜がほとんど無くなるら
しい。本当かどうかは、将来、機会がある方は、事前に調べて行ってみ
るといいかもしれない。いい経験になるはず。

 日本から持ち込んだ携帯電話、目覚まし時計は、BBCのテレビ放送で表
示される時間より1時間遅くなっていることに、当時気づかされたこと
を覚えている。そして、学校に1時間遅れていったこともあった。
もうすぐ、サマータイム。今回は、その日は忘れずに時計を1時間進め
て、学校に遅れないことを心から望む。



原子力発電所、復旧?

2011-03-21 17:00:19 | 日記

 日本では、どうやら、福島県にある原子力発電所の復旧作業が行われ
ている。冷却システム用の電源も何とか戻りそうだ。これも、勇敢な人
たちの見事な活躍があってこそだろうと編集者NTは考える。しかしなが
ら、残念だったのは、こんな時の為の日本の世界でも知られているロボ
ット技術を活かせなかったのは残念でならない。ニュースによると、
どこかの企業が日本政府に提案したらしいロボットを使った原子炉での
作業、編集者NTが思いつくのは、原発の建物内の危険なプール注水作業
か、それに付随する作業と推測するが、既にそのロボットの写真がホー
ムページで公開されていた。もし、この推測が正しいとすれば、もしか
したら、自衛隊がヘリコプターで水をプールに散布するより前に活躍し
ていた可能性がある。少なくとも、人を失うことなく危険な作業を行え
たのではないかとも考えた。それとも、失敗して、日本の最先端の技術
がこのような災害では、役に立たないことを世界に宣伝することを日本
政府は恐れたのだろうか?それは定かではないのだが、すでに災害によ
る原発の安全性に関して、たくさんの指摘を他国より受けていることは
いうまでもない。地震が多い日本にとって、その対策は本当に十分だっ
たのか?改めて考え直す必要があるだろう。日本には、まだ、他の地域
に原発が存在する。既に起きてしまった事故で、なくなった物は元には
戻せない。そこから、何かを見つけて学習するしか残されていない。

イギリスの天気

2011-03-17 23:54:40 | 日記

編集者NTは、イギリスの天気にいつも悩まされる。今日は、雨
なのか、明日は晴れか、日本にいた時より、敏感だ。もちろん、
天気予報は欠かさず、毎日見ている。思い出すのは、風のある日だ。
前日に買ったばかりの折りたたみ傘を通学時間の30分で、見事に
変わり果て、使い物に成らなくなったことを思い出す。傘をさして
歩いている人がいない理由も納得できた。しかし、近所のお店に行
くと物価の高いと言われているイギリスでも格安の傘は存在する。
そのことに関して言うとまさに、この社会ではいいお金の流れを
作っているものだと関心したこともあった。消費者はどこの誰か?
少なくとも編集者NTもその一人だったことは隠すつもりは無い。

さて、日本の災害は、まだ続いている。編集者NTのたわごとかも
しれないが、今回ほど自衛隊の活躍を勇敢さと日ごろの訓練の成果
を発揮していることは言うまでも無いだろう。以前、何処からか
税金の無駄遣いだとか批判する声も聞いたが、批判する人たちは
この既に現地へ出ている自衛官の任務を直視できるだろうか?
そこには、人と助けるという目的を達成するために、そこがどんなに
危険なところだろうが、彼らは恐れることなく任務を遂行する。
また、総理大臣が新たに自衛官の増員をする命令を下した。日本の
自衛官の半分だと聞いたが、それほど今回の災害は、人を必要と
している。そして、ご存知の通り、福島県にある原子力発電所
では、放射能漏れがあり、編集者NTには、そこは、もう既に地獄と化
した光景が編集者NTの目に浮かぶ。また、被災者の方々の悲しみ、よ
り深く、怒りもテレビの映像や新聞の文字からも伝わってくる。
速く、この問題を解決してほしい。今、編集者NTに言えることは、
これしか思いつかない。そして、亡くなられた方々にご冥福を祈りたい。




試験終える。

2011-03-13 18:49:37 | 日記

編集者NTは、イギリスで滞在目的の1つの試験を終えた。
試験結果は、あまり期待はできないが、まずはひと安心だ。
日本にいる家族との連絡もとれ、落ち着きも取り戻せた。試験中は、
受験を直ちに止め、日本に帰ろうと思っていたが、帰って何ができるのか、
むしろ、何もできない無力な自分を思い知ることになると考え、恐らく
家族の全員が反対するだろうと思い、とにかく、連絡が取れてから
そのことについては考えることにした。

さて、災害に関する報道は、イギリスに止まらず、世界のどの国でも伝わっている。
災害の後の各地で起こる被害は、時間がたつにつれ、酷くなっていくことに
編集者NTの心をそのたびに酷く痛ませた。
その中で、日本の多くの有名な企業が救援物資を直ちに送ると聞いて、
少しの喜びがあったものの、既に亡くなられている人々のことを考えると
心はさらに痛む。
編集者NTもまた、色々な人から今回の災害で、自分の家族や友人の安否のことを
聞かれ、同じように気にしてくれていることに何ともいえない気持ちにもなった。
また、多くの国からの支援もあるとのことなので、一刻も早く、日本で多くの人が
今の状態からもとのような状態に戻れることを願う。
とにかく今は、編集者NTにできる事は、回復を待つことしかできない。



日本で、地震が・・・・

2011-03-11 11:27:38 | 日記
編集者NTは、現在、イギリスに住んでいる。
(詳細はプロフィールで)
朝から、BBC(英国国営放送)は、東北地震の情報を
流している。前日に起こった地震に関しては触れていなかったが
今回のマグニチュード8.8(震度7)は、世界のどの国でも
情報が流れているらしい。色々なホームページを調べてみたが、
あるページでは「マグニチュード7.9の地震があった」とも
報じられている。また、関東エリア、東京、千葉、茨城でも、
地震の後の津波で被害にあったとも、テレビでその状況を
流している。最大で10メートルの津波。テレビでは、車や家が
海岸から内陸に向かって流されているのを編集者NTは、見て
驚きを隠せなかった。つい最近、オーストラリアでも、これに
似た状況が報じられてまだ、それほど絶っていないというのに、
まさか、これほどすぐに災害が自分の国で起こるとは予測も
しなかった。
編集者NTは、実家のことが心配になり、何度も家族へ電話を
かけたものの、イギリスから日本の家族への連絡もできない状態だ。
おそらく、全世界から同じように連絡できないでいる人もいるに
違いない。
今は、家族の無事を祈るのと同時に、友人や知人のことも心配