編集者NTの疑問の一つに、なぜ、イギリスにはサマータイムという
不思議な時間設定する習慣があった。数年前12月に、初めてこの地に
降り立った時だ。時刻は確か午後4時から5時の間だったと思う。
イギリスの国際線が多く集まるヒースロー空港。そこは既に真っ暗だった
ことを思い出す。午後4時、日本ではおそらく2時間後には、そのような
状態になるのだが、少なくとも編集者NTの住んでいた日本の実家は、冬は
午後6時頃、真っ暗になるのが普通だった。イギリスだから4時なのだ。
とその時は納得するしかなかった。当時、イギリスで住んでいた場所は、
ロンドンからバスで3時間という、はるかに遠い田舎だった。お店も少な
く、午後6時にはほとんどのお店は、閉店する。そして、その小さな町か
ら明かりがどんどん消えていく。
外は、街灯も自販機もあまり無いので、車の通りの少ない道路では、
より真っ暗になり、危険すら感じたものだった。ところが、2月の末日
過ぎてから、なんだか午後4時過ぎてもまだ明るい? そして、3月に
なるとより長く日を見ることができた。そして、極めつけのサマータイ
ムが訪れる。これは、長期休暇ではない。実は、イギリスでは、3月
の最終日曜の午前1時から10月の最終日曜日の午前1時まで、日本と
の時差は9時間から8時間になる習慣がある。正確にはイギリスの時計
を一時間進める形をとる様だ。ここで仮に1時間早めない習慣がイギリ
スに無いとどうなるだろうか?夜7時を過ぎても昼間のように明るい、
まぶしい。その状況を考えると、昼が長く感じる為、間違いなく生活の
リズムが狂いそうだ。毎年6月が、一番一日で太陽を見る時間が長いら
しい。
結局、何を言いたいのかというと、日本では、この変わり目を国民の
祝日の3月23日の春分の日と9月23日の秋分に昼夜の長さがほぼ等
しくなる。3月から6月頃まで日没まで時間が長くなって6月から9月
にかけて短くなっていくが、その差は1、2時間といった所だろう。つ
まり、イギリスでは、その昼夜の差が大きい。だから、その変わり目に
時計の針を1時間早めて、調整する習慣があるということだ。もう少し、
北の方の国に行くと、更に差が大きくなって、夜がほとんど無くなるら
しい。本当かどうかは、将来、機会がある方は、事前に調べて行ってみ
るといいかもしれない。いい経験になるはず。
日本から持ち込んだ携帯電話、目覚まし時計は、BBCのテレビ放送で表
示される時間より1時間遅くなっていることに、当時気づかされたこと
を覚えている。そして、学校に1時間遅れていったこともあった。
もうすぐ、サマータイム。今回は、その日は忘れずに時計を1時間進め
て、学校に遅れないことを心から望む。
不思議な時間設定する習慣があった。数年前12月に、初めてこの地に
降り立った時だ。時刻は確か午後4時から5時の間だったと思う。
イギリスの国際線が多く集まるヒースロー空港。そこは既に真っ暗だった
ことを思い出す。午後4時、日本ではおそらく2時間後には、そのような
状態になるのだが、少なくとも編集者NTの住んでいた日本の実家は、冬は
午後6時頃、真っ暗になるのが普通だった。イギリスだから4時なのだ。
とその時は納得するしかなかった。当時、イギリスで住んでいた場所は、
ロンドンからバスで3時間という、はるかに遠い田舎だった。お店も少な
く、午後6時にはほとんどのお店は、閉店する。そして、その小さな町か
ら明かりがどんどん消えていく。
外は、街灯も自販機もあまり無いので、車の通りの少ない道路では、
より真っ暗になり、危険すら感じたものだった。ところが、2月の末日
過ぎてから、なんだか午後4時過ぎてもまだ明るい? そして、3月に
なるとより長く日を見ることができた。そして、極めつけのサマータイ
ムが訪れる。これは、長期休暇ではない。実は、イギリスでは、3月
の最終日曜の午前1時から10月の最終日曜日の午前1時まで、日本と
の時差は9時間から8時間になる習慣がある。正確にはイギリスの時計
を一時間進める形をとる様だ。ここで仮に1時間早めない習慣がイギリ
スに無いとどうなるだろうか?夜7時を過ぎても昼間のように明るい、
まぶしい。その状況を考えると、昼が長く感じる為、間違いなく生活の
リズムが狂いそうだ。毎年6月が、一番一日で太陽を見る時間が長いら
しい。
結局、何を言いたいのかというと、日本では、この変わり目を国民の
祝日の3月23日の春分の日と9月23日の秋分に昼夜の長さがほぼ等
しくなる。3月から6月頃まで日没まで時間が長くなって6月から9月
にかけて短くなっていくが、その差は1、2時間といった所だろう。つ
まり、イギリスでは、その昼夜の差が大きい。だから、その変わり目に
時計の針を1時間早めて、調整する習慣があるということだ。もう少し、
北の方の国に行くと、更に差が大きくなって、夜がほとんど無くなるら
しい。本当かどうかは、将来、機会がある方は、事前に調べて行ってみ
るといいかもしれない。いい経験になるはず。
日本から持ち込んだ携帯電話、目覚まし時計は、BBCのテレビ放送で表
示される時間より1時間遅くなっていることに、当時気づかされたこと
を覚えている。そして、学校に1時間遅れていったこともあった。
もうすぐ、サマータイム。今回は、その日は忘れずに時計を1時間進め
て、学校に遅れないことを心から望む。