季節外れの台風襲来の週末となり、お客様の出足を心配しましたが、開始の定時17:00にはほぼ全員が揃いました。
スタッフは14:00頃から集合し始め、お掃除から会場準備、お土産作成、身支度と本番開始に向けて着実に準備を進めていきました。
着物の着付けは、特に高田様にお教え頂いています。(私は着せていただいてしまいました)
16:40頃には、星野様には大雨と大風の中を当会の旗をもって通りの角までお迎えに出て頂きました。会場で待ち受けるスタッフは、徐々に緊張感が高まり、最後の瞬間まで手順のリハーサルに余念がありません。
近所まで来たのに、迷子になってしまったお客様がいらして、開始が少々遅れましたが、当初用意したスケジュール通りに進行していきます。
スタッフの殆どが着物でお待ちしていたので、始まる前からあちこちでカメラのフラッシュがたかれました。(やはり着物姿は魅力なのですね)
お客様はどなたも、お茶会は初体験ということでした。
17:00 ご挨拶&スタッフ紹介
17:05 「お茶」の簡単な説明
17:15 お茶の頂き方の事前練習&QA
17:30 スタッフによるデモンストレーション
17:50 QA
18:00 「お茶会」体験
19:00 希望者数名 お茶を点てる体験
お席主の里見様、東(亭主)の岩田様の下、粛々とプログラムは進みます。
カラのお茶碗で頂き方の練習辺りは、足を気にしつつ、ワイワイと。
デモンストレーションではお客様も正座して真剣にご覧になり、お点前の岩田様のお湯をお椀に注ぐ音も はっきりと聞き取れるほどの静謐と緊張感が部屋中に拡がっていました。
ドイツ人研修生のSabrinaさんは昨年京都で茶道の経験をしていらしたので、丁度良い折を見計らっては説明を入れてくれました。
いよいよ体験が始まると、半東さんへのお辞儀、お次客への挨拶、懐紙の扱いなども、随分良く見てそのとおりにやっていただいて、なかなか素晴らしいものでした。
一通り終了すると、緊張感と足をとき、「キャー足がたいへーーん」と一斉に賑やかになります。
あちこちで質問やら感想やらが交されて、メンバーを入れ替えて第2回。
2回目終了間際に、水屋の中で「お茶が足りない~!」と悲鳴が上がりましたが、なんとか無事に終了。
希望する5名の方には、その後で茶筅を使ってお茶を点てる体験もしていただきました。
ゲストの方々から直接伺った感想としては、「お菓子がきれい」「(お茶会の)雰囲気がイイ」「お茶もお菓子もおいしい!」「本当に楽しかった」「Interestingだった」など。
記入して頂いたアンケートの満足度は全員がHighでした。
ゲストの皆さんがお帰りになった後、スタッフだけで一、二服頂きました。
本番では、足のしびれもお菓子の味も感じる余裕がなかったことを改めて思い出し、今度は甘い上生とお抹茶をゆっくり頂き、楽しい一日の余韻を味わいました。
お勉強会は参加されても本番はご都合が悪くて参加できなかった方々もいらっしゃいます。
その方々からもいろいろなご意見やアイデアを頂き、みんなで作り上げて、無事に皆さん(ゲストもスタッフも)満足度の高い会とすることができました。
次回も楽しいものにしたいものです。(出来るだけ近いうちに企画しましょう!)
お待ちかねのスライドショーは、こちら (音楽はお好きなものをお選び下さい)
ダウンロードするためのアルバムは、こちら
その中から何枚かを、下に掲示いたします。
皆様に感謝しつつ。
担当世話人:渡辺 記
先ずはお掃除から。和菓子の包装紙でお土産の扇子を作りました。
(お茶席で扇子は「お客」のシンボル)
さて、身支度を整えて、受付やら水屋やらの準備を。
今回も新美様がすてきな折り紙細工(ハロウィーンのかぼちゃ)をご用意下さいました。
床の間の掛け軸は小穴様の奥様による「書」です。
紋付は50年ぶり!に箪笥の底から発掘されたのだそうです。
本番の時間が迫ってきたので、再確認。
ご挨拶と説明の後は、お茶の頂き方の講習。
デモンストレーションの後、いよいよ第1班開始です。
お席主のお仕事中
第1班、お客様も緊張のお点前開始。
第2班終了後、「キャー、足がたいへーーん」の姿
いろいろ感想など交換
お茶をたてる体験
皆様、ご苦労様でした。
スタッフにも楽しい一日でした。
2 コメント
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- 外は台風・部屋中は和やか (星野)
- 2007-10-29 22:12:03
- 台風の暴風雨でキャンセルの方が多くなるのではと心配でしたが、皆様時間通りお見え下さり、お茶とお菓子はもちろんの事、お茶の説明、飲み方の練習と楽しまれ、デモンストレーションの時はピーンと緊張張り、ゲストの方々もその緊張を楽しんでいられた様子が良く分りました。スタッフにも楽しい時間でした。
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- 楽しそうで何よりでした (神楽坂半公)
- 2007-10-31 09:54:03
- 台風にもめげず、良い国際交流となったようで、先ずは御同慶の至りです。それと、自分達も楽しめるということは、継続のための大きな力となります。ボランティア活動には重要なことですね。
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