憂さ晴らして今日も生きる日記

今日も憂さ晴らして生きてる現実逃避が得意なさすらいの介護人
いつかはエッセイとか書いて雑誌に載りたい!という幻想中?

都バスに乗ったらそこにはご老人ばかり・・・

2008年06月20日 | Weblog
高齢化って本当に進んでいるんだな~、と、改めて
思い知らされました。
久しぶりにバスに乗り込んだ。銀座から下町方面へ
抜けるバス。バス停に並んでいた時から回りには
ご高齢の方が4・5人。足・腰が悪かったりして立って
いるのもやっとという人がほとんど。私が空いていた
ベンチに座るとすぐご老人が来た。私もかなりの距離を
ヒールで歩いたために靴擦れして足が痛かったのですが、
ここは席を立つ。すると、もう席を譲って貰うことに
慣れているんだろう、私がどうぞなんて一言も言わない
うちに、すぐに、「あ、どうも!」と言って座るおばあちゃん。
偽善者装うつもりもないんですが、ここまで「慣れ」が
出ていると思い、ちょっと気持ちが引いてしまう。
が、でも、ちょっと待てよ・・・
逆に、『席を譲られ慣れている』って事は、すごいこと
なんだなぁ~と気がつきました。だって、それだけ日本人は
ご高齢者を気遣っているってことだよね?すごいなぁ~まだまだ
日本も捨てたもんじゃないなぁ~!!とちょっと嬉しく思う気持ちも
出来てたのです。

が、そう、これから下へ書くおばさん、きっと違う意味で「慣れ」て
いるんだろう。

そこへバスが来た。乗り込んでみてもビックリ。
老人ばっかり。どうしたの?一体?って言うくらい
老人ばっかり。それも団体で乗り込んでいるのではなく、
皆個人で乗り込んでいる様子。その後も停車するバス停
から乗り込んでくるのはご老人・ご高齢者の方ばかり。
それにプラスしてかなり車内は混雑をしていた。
平日の昼間、こんなにも混んでいるんだ、、それに本当に
高齢化は進んでるな・・・・と思っていた時、
あるバス停から乗り込んできた腰の曲がった65歳位の
おばあさんと言えない感じの女性がようやっと傘を杖に
して乗り込んで来た。バスの中でも移動が自由に出来ない様子で
乗り込み口ですぐにバタっと荷物を置き、ポールにつかまり始めた。
あと2・3歩だけ歩けば体の不自由な方が座る席が空いてる
のに何故座らないんだろうか?と疑問に思って私は立った
ままで混んでいる社内で眺めていた。すると、1駅乗った頃に
そのおばちゃんが摑まり立つ場所の目の前の入り口すぐの席に座る
見ず知らずであろうお兄ちゃんに、
「おにいちゃん、どこまで行くの?まだ降りないの??」
と話しかけ始めた。その兄ちゃんが「○○までです」と答える。
すると、
「あらぁ~まだ時間かかるわねぇ!!駄目だね」
とデッカイ声で言い始めた。さすがにそう言われたあんちゃんも
座っている訳にはいかないで、
「座りますか?」と席を譲ろうと席を立つ。すると、
「あぁ~ごめんね~こうしているのも辛いのよぉ~」と言いながら
席を譲ってもらっていたのだ。

ここまでの話だけを読むと、
「え?そのおにいちゃん何故最初から席を譲らなかったの?」
「おかしいんじゃないの?」
と言う風に思われる人も居るかもしれません。

ですが、冷静に見ていた私からすると、入り口の席はちょっと
高さのある席なので本当に腰が痛かったりすれば間違いなく上って
座れる席ではありません。それよりもあと2・3歩を歩けば
体の不自由な人が座れる席が空いていたんです。それをおばさんも
目視していたはず。周りに居た人達もそのおばさんが歩きやすいように
優先席までのルートを空けて居た!のにも関わらず、だ、なのに、
何でだろ??と疑問に思いました。
バスだって何度も信号待ち等で動いて居なかった時間もあった。
それに、席を譲っても良いものか?譲ったら、大丈夫です!と
断られる様なお年の層の人にも見えた。私も譲るかどうか迷うと思う。
何でだろう??私はどうも腑に落ちなかった。

そのおばさんが、席を譲ってもらって座る時に、
「こうしたらもうここから動けないんでね!ごめんね!」とは
謝ってましたが、だったら最初から空いていた席へどうして歩いて
いかなったんだろうか?と何度も疑問に思うのだ。

もう他に席を譲れる人が居なかったのは確かなんです。だって
席に座る人達は皆がご高齢の方か体の不自由な方ばかりだったし、
おばあちゃんたちは奥の後ろの席まで歩くことなんて絶対出来ないだろうし、
アカラサマにあのあんちゃんだけが若い子だった。譲るのは当然
だと私も思う。あたしだったらすぐに譲ると思う。だけど、こんな言い方
までして他に席が空いてるのにも関わらず、「どこまで座って行くの?」
という聞き方までするかな?と思いました。
私の感覚がずれているんだろうか??
私はひどい人間なのだろうか???

体がしんどかたったり、障害があったり、高齢の方をいたわったり優先
させたり労わるのは当然の話です。
おばさん、本当にしんどくて周りすら見えない状態だったのかもしれないが、
もう少し言葉と行動を改めた方がいいのでは?と思いました。

なんだかちょっと考えさせられた日でありました。



 席を譲っても、「大丈夫です」と冷たく断られることもあるし、
 なかなかタイミングとかも難しいですな~と複雑な思いの
 三十路派遣社員より



小雨降る中、増上寺へ行って来ました

2008年06月20日 | Weblog


今日は次の職を決めるための職場見学をかねた
面談へと行ってきました。
派遣と企業との顔合わせについては法律で
「面接」と言ってはいけません。あくまでも
顔合わせ・打ち合わせという名の「面談」です。

その帰り、面談が思った以上に早く終わってしまった
んで、霧雨降る増上寺へと向かいました。

増上寺。最近ではドラマ「砂時計」にて修学旅行で
大悟たちが来ていた場所。そして、杏と再会する場所でも
使われていたね。
ドラマ・番組に結構登場する率の高いお寺です。
寺の脇にはズラーっと赤い帽子をかぶったお地蔵様と風車の
列が並んでおります。桜の時期も有名な観光地化します。

久しぶりの東京タワー脇の増上寺。
何年ぶりだろうか?もう9年位来てなかったのでは・・・
残念ながら本尊は改修工事を行っており何も拝めませんでした。
その脇にある小さいお堂へと参拝する様にと記載されていた為
脇のお堂へ。入ってみるとあそこの宗派を熱心に信仰する方で
しょう、お経を上げてもらい祈祷して手を合わせながら何かを
必死にお願いする様子の女性2名。
よく見ると双子の中年女性。「心願成就」のお経があげられ
ている様子。よっぽど叶えたいことがあるんだろうか??
ここはそんなに効果がある場所なのであろうか??
謎だ・・・謎めいた二人に謎の寺(笑)
なんて心の中で思ったりして、いつもの神様のパワーにあやかれる
のであればなんでもあやかろうとする欲張りな思いが出てきました。

ま、いつもの通り、他の人に効果があったとしても私には全くご利益も
何もないのがジンクスなんで、やっても無駄なんですがね、どうせ(笑)

ここは面白いお堂で、パイプ椅子が沢山置いてあって自由に座って
良い様な状況が作られてあったので私はその一生懸命に手を
あわせながら祈祷をしてもらっている人たちの後ろの椅子に
座り、ボーっと眺めておりました。すると、人がチラホラ
入ってくる。嫌でも聞こえてきてしまうのが話し声。
団体で来ているのではなく個別旅行で来ているようですが
日本人の方たちは2名ほど。それ以外は韓国語と中国語と
英語で会話されている人達・・・
ここは国際派のお寺だなぁ~

務めている坊主たちはみな若い子たち。あれは年齢いっていた
としても30歳くらいだな。若いなぁ~坊主たち。お経が
終わればただの坊主頭の兄ちゃん。自分が今職探しの真っ最中な
もんで、「こんな仕事もいいなぁ~」なんて思ったりして(笑)
とうとう仕事探しのボーダーラインさえ見えなくなっている私でした。

見えなくなったで思い出しましたが、珍しいなぁ~雲に覆われて
東京タワーの天辺がまったく見えませんでした。こんなのあまり見た
ことがないから驚きましたよ。
ま、東京タワーの天辺も本堂も見えなかったけど、私のこの先の
人生も曇った鏡の様にみえませんけどね(笑)


 竹内まりやの新曲の歌詞が心に突き刺さって仕方のない三十路派遣社員より
  ※私と同世代の女性たちへ※
   本日、ドラマ:Around40 最終回です。お見逃しなく!(笑)