シートタイプサンパネルの開発

金属シートやプラスチックフィルムにインクジェット印刷で作製する、多積層型太陽電池の開発日記

インクの製作を中止します

2012-10-03 14:00:28 | 自然エネルギー

先日の実験では大変でした。
二酸化水素(実際にはオキシュール)と塩素と精製水での銅片を溶かす実験中にあまり目に見えた進行がありませんでしたので、
アルミ片(実際には一円硬貨)をひとつ、液の中に投入しました、とたんにものすごい勢いで反応しました、液は泡立ち、煙が立ち上り、慌てて水を投入して、液を薄め事なきを得ました、私がこの煙を吸い込まなかったということも幸いでしたが、狭いマンションの一室でのことなので、何より他の人に迷惑をかけずに済んだのが本当に幸いでした。確かに、この実験で銅粉の製造は可能なことは実証出来ましたが、この部屋でのこれ以上の実験は不可能であることも実証できました。
 また、銅粉、もケイ素も焼成には800度程度は必要であり、PPフィルム上では現段界では焼成が不可能でした。(当然のことですね”)

とりあえずは他の方法を考えます。


インクの製造

2012-09-02 16:21:57 | 自然エネルギー

中国から届いた銅粉はどうも色粉では無いかと思はれる。

電気を通しても、導通が有りません、抵抗も有りません、焼成が不十分なのかも知れないのですが、銅粉の中にテスターの+-を入れてみても

導通が有りません。残念ですが取り敢えずこの銅粉は諦めて、他の方法に切り替えます。過酸化水素+塩酸+精製水で銅を溶かし込んだ液を作る方法を選んでみます。

 

この液で銅を融かしてみます。分散材と、界面活性剤との関係が少し気になるのと、インクジェットのヘッドと酸の関係が気になります。Si(シリコン)も少し粒度が粗いようなのでアンモニア水に付けて融けないかテストしています、少しは融けているようなのですが。これらの金属が溶け込んだ溶液でインク製造が可能になればインク中の金属粉の沈降が限りなく改善されるはずと、期待しています。

(アンモニア水に入れて融けるのを待っているSiシリコンの粉末) 。

過酸化水素がすぐに手に入らなかったので取り敢えずオキシュールを塩酸の2倍(本当は4倍が適量なのかもしれません)入れて金属溶融液(そう名付けました)作製して銅片を入れてみました。最初は緑色の奇麗な色でしたが、段々と濃い色になり、4時間経過後はどす黒い色に変化し、確かに銅片は融けているようです。でも完全に溶けるまでにはかなりの時間が必要なようである。

うれしい報告も有りました、花王ケミカル様より、分散剤、と界面活性剤を4種類ご提供頂きました、心強い限りで感謝、感謝。

まだ手に入っていないのは、リン(P)だけですが。アルミ(Al)も粉末がAlかどうかの確認が未確認ですが、ここにきて少し遣らなければならない仕事が目に見えてきたようです。


銅ナノパウダーとシリコンパウダーが届きました

2012-08-12 11:59:15 | 自然エネルギー

 

夏の松山踊りの祭りの日に待望の銅、とシリコンパウダーが手に入りました。

早速開封しましたが、銅パウダーは非常に良好な感じなのですが、シリコンパウダーは少し見た目には粒度が荒いように感じました。

予定した分散液で撹拌した結果も銅のほうは良好なのですが、やはりシリコンはこの液では分散しませんでした。またいずれもこの分散液では沈降が早くインクジェットのインクとしては、不向きの様です、分散液は各金属の種類によって変えなければならないのかな、それとも金属パウダーの製作方法にも問題があるのかな、。。。。。道は遠いようです。

 


愛媛の夏祭り、野球拳サンバの松山踊りが始まりました

2012-08-12 11:25:10 | 自然エネルギー

今日は良い事と楽しい事が続き少し年甲斐もなく興奮しています。

3年前に住んでいた三鷹から見物に訪れた吉祥寺での阿波踊りを思い出しながら見物しました。踊リ子の熱気はどちらも劣らず素晴らしいものでしたがなんとな違うものを感じていました。踊りを始める前の曲のイントロの太鼓の響きなのです。身体中の血液が逆流するような太鼓の旋律が、少し弱かったので、日本人である私のが騒がなかったのです、その結果、吉祥寺が懐かしく思われ、本場の高知のーよさこい祭りーや、徳島の阿波踊りはどんなのかなー、等と思い描きながら、それでも夢中で踊り見物に、太陽電池開発用のインクの開発を1日忘れてすごしました。


薄膜太陽電池の開発

2011-09-30 11:49:37 | 自然エネルギー

太陽電池をインクジェット印刷で製作しようと思いスタートしました。 1枚のシートに正確に多層の印刷をする為にプリンターの改造から始めます、(フラットタイプのインクジェットプリンターの購入資金がないので。。。)。 インクの製作、これが大変な作業でさきが思いやられます、この、プログを書くことにより自分の気持ちを鼓舞する為に書き始めました。プログの使い方から勉強です。 目標の1m×1mのシートから300wの発電が可能になる頃には上手にプログが使いこなせるようになるつもりです。