秋篠宮ご夫妻のベトナム訪問は意義があったものの、皇太子の訪問とは格式も内容も異なった。
日程が公式には未だ公表されないのも、皇太子時代に訪問した天皇陛下の日程と比較すれば待遇の違いが明らかになるからだろう。
平成21年に天皇陛下もお一人でベトナムを公式訪問されている。
その際、ベトナムのトップ、国家元首である国家主席主催の夕食会にご出席。
最も格式が高い食事会は晩餐会で、夕食会、昼食会という順番。
2番目に格の高い夕食会に招待された天皇陛下は皇太子に相応しい厚遇を受けられたと言える。
朝日新聞が今回の秋篠宮ご夫妻のベトナム訪問の日程を記事にしているが、それによると秋篠宮ご夫妻が国家主席から招待されたのは昼食会。
ちなみにベトナムを平成最後の訪問国となさった天皇皇后両陛下時代の上皇ご夫妻に対し、国家主席は晩餐会を主催して歓待した。
国際社会は本当に秋篠宮殿下を天皇陛下の正統な後継者と認めているのだろうか。