西洋の男女の服装の違いが、男女差別であった事は、案外知られていない。
欧米の上流階級の女性は、格の高い服装をするが。
それは、あくまで男性の服装より格式が落ちる女性の服装の格式。
男性は社会的地位に就くが、女性は社会的地位に就かない。
「夫人」という立場の女性に、男性と同格の服装は必要ないという考えだったのだ。
男性の服装は、
襟無しの丸首・・・下着
という事で、
正装は必ず襟付き
という決まりがある。
そして、襟が多い程、格が高い。
テーラードカラーは、2つの襟をくっつけた格の高い形だ。
女性の場合は、アクセサリーを着ける前提で、丸首は正装となる。
しかし、仕事上正装が必要だからといって、ドレスに高価で豪華なアクセサリーを身に着けた服装で仕事をする訳にはいかないだろう。
男性大統領と女性大統領で服装に格差が生まれるなら、国際儀礼上の問題となる。