中国研修生活 

会社の研修で、鎮江市を拠点に中国で1ヶ月間滞在することになりました。

11/27 桂林4日目

2011年11月27日 | 桂林
今日は頑張って近場の観光スポットを歩き回わることにした。

まず、朝一番に「象山公園」に行った。
ここにある「象鼻山」は、象が鼻を伸ばして水を飲むような姿をしてる。
実際に見てみて、うーんと思ってしまった。
見えるといえば見えるけど、ただ岩に穴が空いているだけのうような気もする。





次に、行ったのが「七星公園」だ。
公園内は広く、7つの小さい山があり、山の並びが七斗北星の形に似てるから、その名がついたらしい。

公園内で、たまたまおいしそうなお店を見つけた。
中国に来て初めて食べて感動した餃子、トゥアンユアンと坦々麺。どれもおいしい。


 


ラクダが座ってるように見える「ラクダ山」は、この山をバックにクリントン元アメリカ大統領が環境保護の演説を行ったことで有名なところだ。





この公園の中には動物園があり、パンダがいることが分かった。
もう1度パンダが見たいと思っていたので、迷わずパンダを見に動物園に行った。

やっぱり、かわいい!!

 

時間は午前10時半。夜行性のパンダにとって、もうすぐ寝る時間だ。
3匹いるパンダのうち1匹はすでに寝ていた。残る2匹も寝る準備をしていて、15分くらいして寝てしまった。
それでも、十分癒された。


 

 



上から見れるのは珍しいと思ったので・・。

 




3番目に行ったのが「独秀峰」だ。
入場券を買ったつもりだったが、ガイド付きのチケットを買ってしまったらしい。
「独秀峰」は桂林市の中心部にある小さい山だが、かなり急な階段を登ると、山頂からは桂林市が一望できる。
天気も良かったので、気持ちが良かった。
また、山のふもとの敷地内には博物館もあり、科挙の試験会場跡がある。


 

 

 



ホテルまで帰る途中に、昨日の夜に米粉を食べた「崇善米粉店」にまた行った。
桂林米粉は、桂林に来て3日連続で食べているほどハマっている。



17時15分発の飛行機で桂林から1時間45分くらいで南京に着き、シャトルバスで21時30分くらいに鎮江に到着。
ついに8日間3都市を巡る旅が終わった。


11/26 桂林3日目

2011年11月26日 | 桂林
今日は「龍勝」に棚田を見に行った。
「龍勝」も市バスでは時間的に不便だというので、昨日と同じくツアーを申し込んだ。


ツアーは「龍勝」に行く前にヤオ族の村に行った。
ヤオ族の女性は、一生のうち成人となる18才のときに1度だけしか髪を切らないらしい。
一見すると黒い帽子をかぶってるのかと思いきや、黒髪を頭にぐるぐる巻いている。
髪の長さが1メートル以上ある。

中国版ラプンツェルって感じかな。


 

 

 

 


「龍勝」はちょっとしたハイキングになっていて、しばらく登った途中の休憩所で昼食をとった。
バンブーチキンとバンブーライスが有名らしい。シンプルだが、意外においしい。

 


「龍勝」の棚田は見事だった。ただ、水田なので、田に水がはってる時期に行った方が景色が綺麗だったかもしれない。


 

 

 

 

 

 

 

 

 



夜は、ホテルに戻った後「両江四湖」のナイトクルーズに行った。
ただ、狭い船の中で酔っ払いがうるさくて、げんなりした。
夜景も湖を水面から見るより、湖の周りを歩いて見た方が綺麗だと思った。


 


11/25 (3)観劇鑑賞

2011年11月25日 | 桂林
夕食は、「地球の歩き方」に載っていた「崇善米粉店」に行った。
地元に人気の老舗店だと書いてあったが、1人で食べてるOLや学校帰りの学生の集団などたくさんの客でごったがえしていた。

ここの桂林米粉は、混んでるだけあっておいしかった。
ちなみに米粉はビーフンと読み、日本のビーフンとはだいぶ違う。


 


その後「夢幻り江」に観劇鑑賞に行った。
桂林の山水をデーマに雑技団とバレエを組み合わせたショーが見れて、結構楽しかった。
出演している子供の雑技団のようなパフォーマンスが、素晴らしくて感動した。
まだ小さいのに、みんなかなり練習しているのが分かり、とても良かった。

 

11/25 (2)出会い

2011年11月25日 | 桂林
このツアーで日本人のバックパッカー2人に出会った。

1人は75才の大阪出身の男性で、3ヶ月かけて中国を1人旅している。
日本では不動産のオーナーらしく、中国以外にも色々な国を1人旅していると言っていた。
大阪から3日かけて船で上海に上陸し、鉄道でウルムチ、トルファン、カジュアルへと旅し、その後は西アジアに抜ける予定だったが、
ビザがおりなかったので中国内を南下してきたという。
桂林の後はベトナムに抜けるらしい。

年は75才だが、かなりタフだ。
しかし、中国語だけではなく英語も全く話せない。
船上でツアーガイドにオプションツアーがあるけれど申し込まないかと聞かれてていて、「俺は日本語しかしゃべれない」とはっきり日本語で答え、
ガイドが困っている光景を見て、私が通訳とまでは言えないが、2人の間に入ってあげたことが知り合うきっかけだった。


もう1人は62才の栃木県出身の女性で、同じように中国を1人旅している。
3人の子供がいるが、すでに3人とも社会人になり手が離れたから自由に旅をしてるのだという。
片足の具合が悪いので常に杖を持って歩いているが、それでも数ヶ月間1人旅をしている。

75才の男性と62才の女性は、ドミトリーで知り合ったらしい。
2人とも飛行機を使わず、鉄道(しかも硬座)や夜行バスで移動し、宿は数人が共同で寝泊まりするドミトリーを利用している。


バックパッカーは、もっと若い人をイメージしていた。
20代くらいの人が、世間から離れて1人でじっくり人生を考えながら1人旅をするものかと思っていたが、
まさか75才と62才のバックパッカーと出会い、本当にびっくりした。2人もたくましすぎる。

ただ、75才の男性が、「旅してると日本にいるときの嫌なことが忘れられて良いんだよ」とぼやいていてのが印象的なだった。
人生奥深いってことなのかなぁ?

11/25 (1)桂林2日目

2011年11月25日 | 桂林
「り江」(※)は船で5時間くらいかけて川下りするため、現地ツアーを申し込む必要があるらしい。
(※)「り」は「さんずい」に「離れる」という漢字

私が申し込んだガイドは中国語と英語で話すツアーだ。
バスがホテル前まで迎えに来てくれるので便利だ。
しかし、今まで1人で勝手気ままに行動してたので、団体行動はちょっと気が引ける感じがした。


「り江」は、景色はとてもきれいだった。
船に乗ってる時間は約5時間もある。
最初の方は、そんなに見どころといえるような景色はないが、だんだん川を下るにつれて水墨画のような景色を楽しめる。

ネットで事前に知っていたから良かったのだが、船中で昼食が出る時間が一番景色がきれいらしい。
私の時も、20元札の裏面に書かれた絵と同じ景色が見えるときに、ちょうど昼食だった。
食事はおいしくなかったので、デッキに出てたから見逃すことはなかったが、
何故あのタイミングで昼食をとるんだろうと不思議だった。


写真がいっぱいすぎるかも・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 

  

 

  

 

 

  

 

 

 

 


下の2つが20元札の裏に描かれた絵と同じ景色(ほんとかなぁ?)

 





船の到着地は「陽朔」
今は観光地化されているが、昔は西洋人が多く住んでいて洋人街と言われてたらしく、英語表記の看板もあったりする。