短いシーンで泣かせます?
これまでに海外トイレ事情を投稿しご覧頂きありがとうございました。今回は総まとめと最後にびっくりお話を書いて終わりにしたいと思います。日本のトイレ事情は国民性もありどれをとっても世界NO1と自負出来るでしょう。次に米欧ですが、掃除の行き届かない国もあります。アジア、アフリカ、中近東はやはり後進国です。イスラム教の国は比較的に綺麗なトイレもあります。中国の辺境は汲み取り式の異臭のするトイレや戸がないトイレがまだあるので驚かないで下さい。有料トイレでも前述の通りですので青空トイレを希望するお客さまが多くなってきます。
さてこれは中国の河西回廊の旅の途中で起こった珍事(ハプニング)です。酒泉から張掖に向かう高速道路をバスで1時間程走ると急に動かなくなりました。どうも交通事故が発生したようです。18名の仲間はしばらくはじっとしていましたが、1時間以上経過したので尿意を催し添乗員、ガイドの許可を貰い男どもはバスを降りて祁連山脈に向けて一斉放水しました。他のバスからも観光客が次々と連れションをしていました。道路には500名以上の人だかりになっていました。突然「私は我慢できない」とツアー仲間の女性が1人で傘を持ってバスを降りて行きました。そして傘を目隠しにして放尿したのです。周りの人々はあっけにとられびっくり仰天していました。このツアー仲間の一瞬の突然の行動に衆目一致しましたが堂々としており感服した次第です。やはり女性は強いですね!これを最後に海外トイレ事情を終わらせて頂きます。
前回までは有・無料トイレ、シャワー、ビデの見つけ方、利用方法を話して来ました。最後にトイレットペーパー(以下TP)について話をしたいと思います。結論はTPも日本が世界一です。TPの品質、量、柔らかさ、設置場所の多さ等どれを比較しても日本は世界NO1です。品質ですが米欧は標準です。アジアは粗悪なTPが多くザラザラしているものもあります。量ですが日本の1巻に匹敵する国はどこにもありません。日本の3/1位のロールで予備は1個あれば良い方です。日本みたいな使い方ではすぐになくなってしまいます。柔らかさ(ソフト)のあるTPに未だお目にかかった事がありません。日本のTPを100とすれば50以下の感覚です。日本は駅、地下鉄、港、空港、公園、有無トイレ等多数のトイレがあり必ずTPが備えてあります。TPなしの施設を捜すのが難しい状況です。米欧はほぼ日本と同じ状況で設置個所も揃っています。アジアは数も少なく大半がTPは備えてありません。従ってテイッシュペーパーが必要になります。女性の方は旅行前にかなりの数量を持参して下さい。特に中国には注意して下さい。私の家内はスーツケースの中にTPの2ロールとテイッシュペーパー3箱と小型のテイッシュパーパー30個を常備しています。また青空トイレ用に濡れテイッシュ3袋用意しています。外国にはおしぼりがないので食事の時にも使用出来ます。今日はTPのお話をしましたがお役に立ちましたか?
「前回は無料トイレは百貨店(デパート)です。」の話をしましたが、この外駅、博物館、H&M、公共広場の無料トイレがありますのでご利用下さい。さて日本でウオッシュトイレに馴れている我々は外国で代用する方法はないか考えて見ましょう。答えは「シャワーを使う」です。世界各国のホテルにはバスタブはなくてもシャワーだけは必ずあります。辺境に行ってもシャワーだけは間違いなくあります。私は海外旅行の時は夜、朝2回はシャワーを浴びます。夜はバスタブに浸かる事もありますがほとんどシャワーで済ませます。特に朝は髭を剃り、排便した後シャワーを使います。特に取り外し出来るシャワーは便利で体・お尻を石鹸で洗った後綺麗に流せるので重宝します。固定式のシャワーはどうするのか?これは頭をシャンプーし、石鹸で体、お尻を洗い頭からお湯をかぶるしか方法はありません。バスタオルを事前に追加する努力をして下さい。
もう一つの方法はビデを使う事です。ホテルに便器と横に楕円形(長方形)の不可思議なものがあると思います。この楕円形の不可思議なものがビデです。ご承知のように本来は女性専用ものです。世界100か国以上を旅行された80歳に大先輩から教えて頂いた利用方法です。楕円形の容器に適温のお湯を張り、排便後そこにお尻をいれればよいのです。私も試してみましたが気持ち良く綺麗になりました。ただ、お湯が溢れて水浸しになるのでご注意下さい。皆さんすこしは役にたったでしょうか?