そこで、このクロロキンに代わる亜鉛イオノフォアがなにか無いか?と探してみたところ、
「ケルセチン」と緑茶の成分である「エピガロカテキン」がその役割をはたすと、
スペイン大学が2014年に発見していました。これが今回の一連の流れのようですね。
ケルセチン、緑茶、亜鉛をどう摂るか?ケルセチンはリーキーガットアレルギーの改善に効果的な玉ねぎの皮に多く含まれるポリフェノール。
ケルセチンはリンゴの皮や野菜類にも含まれますが、もともと吸収性が良くない。亜鉛のイオノフォア的役割を求めるならサプリ一択です。
緑茶に含まれるエピガロカテキン(EGCG)も亜鉛のイオノフォアとしての働きが強いとのことですが、カテキンにはいくつか種類があり、このエピガロカテキン(EGCG)は温度が低いと抽出されないらしく、もっとも抽出されるのは70℃~80℃とのこと。水出し茶はNGで、一般的な緑茶を美味しくする温度が一番良いということになりますね。
亜鉛は腸管からの吸収が難しいミネラルの一つです。亜鉛をサプリで摂っても、なかなか血清亜鉛が上昇しない、ALPも反応しないというケースよく遭遇します。
多くは腸のディスバイオシスか胃酸の分泌が悪い方か、ピロール気味の方です。
(ピロールとは尿で亜鉛が出ていきやすい人)サプリで補うこともよい選択になりますが、
食品から十分摂取できるように、腸管の状態をふだんから整えておくことが重要です。
この件で、(ビタミンCが売り切れ続出したように)ケルセチンがまた売り切れに
なるのかー。。とアイハーブサイトを覗いてみたら意外にまだ在庫ありました。
みんなまだこのニュースに気付いてないのか!?
ケルセチンには、ウィルスが細胞内に入るのを邪魔する働きも確認されています。
亜鉛、ケルセチン、カテキンこの辺は防御になると覚えておいて損はないでしょう。
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