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塩水療法の具体的方法とその効果

2023-07-16 19:46:17 | 日記

塩水療法を色々調べてみると、一般的な塩水療法は0.1%濃度の塩水を1日2L程度飲用するというものが多いことが判りました。そして塩水療法に使用する塩は海水から作った自然塩か岩塩が良いという事です。

     

    

 

そして、この0.1%濃度の塩水療法の効果も

①こむら返り、攣り、運動時の肉離れ無くなる。体が疲れにくくなった。

②血圧164となり内科で血圧降下剤を処方されかけるが、4月2日より塩水補水法を開始。4月10日血圧120となり投薬を逃れることが出来た。

5月8日塩水補水法開始、5月17日肩こり・腰痛・全身倦怠感改善。期外収縮性不整脈出なくなる。

④両手足の指先が痺れる、高血圧、糖尿病だった人が足の痺れ改善。体重が減少し、全身的にむくみが改善して血圧も118と安定している。

⑤今まで痩せた事がないのに1ヶ月半で2,5 kg減少した。体重計に乗るのが楽しみです。

と、良い効果が出ています。

又、大阪大学の医学博士だった三木博士ががんや糖尿病等のいろいろな病気の治療に用いた方法では、濃度0.5%の塩水を1日3.5Lから4L飲用するという方法があることが判りました。

教育評論家の「かばごん」こと、阿部進先生は30年前に体重が96kgあり、血糖値は空腹時で260mg/dlありました。この阿部先生は主治医から、糖尿病性網膜症が進行し、3ヶ月で失明、手術をしても半年しかもたないと診断されたのです。失明を覚悟していたところに、三木一郎先生の塩水治療法を知ったのです。

それは1日に3.6~5リットルの水 と25gの自然塩を摂取する事でした。人体の「体液」に含まれる塩分は0.9%であり、1リットルの水あたり5g(0.5%相当)の塩水を沢山飲むだけで血糖値が下がるというものです。

先生いわく、体の中を塩水で洗い流すことが大切という。多量の塩水を飲めば、有害毒素が排出されて血液もきれいになる。その結果、血管が強くなり、ひいては血糖値も下がるとのことです。また、塩分には内臓器官を丈夫にする働きもあるそうです。

阿部さんは大量の塩水を取り始めて4日後、本当に効果が出ました。肌のシミが消えてつやが出て、白髪も消えてきていたそうです。失明寸前だった目のかすみも取れ、ハッキリ見えるようになったそうです。血糖値が10日で100mg/dl以下になり、一ヵ月後に主治医に見せたら、信じられないといった感じで、『もう失明の心配はない』と言ってくれました。

以上の情報から、一般的な健康改善にはまず0.1%濃度の塩水を1日、2L飲む方法から始めるのが良さそうですが、病気治療を目的に始める場合は0.5%濃度の塩水療法が良さそうです。

まずは、購入した「青い海」の塩で0.1%濃度の塩水を作成して塩水療法をやって見ることにしました。私の目標は塩水療法で血圧を下げることによって、脳出血や脳梗塞の発症後、3年間摂取してきた降圧薬を止めることです。

 

塩水療法を始めてみると、0.1%濃度の塩水を2Lも飲めないので、私は0.5%濃度の塩水200㏄を、朝夕2回飲む方法でスタートしました。始めて1週間ですがその効果と問題点が判ってきましたので報告します。

効果1.朝と晩の血圧が5~10㎜HG位下がってきた

効果2.腸の具合が改善されて、便の色、硬さが良好になった。1日便秘をしても翌日の便が固くならず、色も変化しない快便状態が続いている。

悪い点:夜中のトイレ回数が大幅に増加し、ほぼ1時間に1回、トイレのために起きることになった。


人工甘味料アスパルテーム(パルスイート)の危険性

2023-07-10 15:36:17 | 日記

最も広く使われている人工甘味料の1つである「アスパルテーム」が、世界保健機関(WHO)によって「発がんの可能性がある」物質に分類される見通しになりました。ロイター通信によると、WHO傘下の国際がん研究機関(IARC)は2023年7月14日にアスパルテームを「ヒトに対する発がん性をもつ可能性がある」物質のグループに含めることを決めた。これは遅すぎる動きですが、WHO自体がディープステートの拠点の一つなので寧ろ不思議な位の動きなのです。

アスパルテームは世界最大の人口甘味料メーカーであるG.D.Searle & Companyという会社が開発した人工甘味料ですが、1981年にアメリカの食品医薬品局:FDAは安全性に問題があるとして認可しませんでした。

G.D.Searle & CompanyのCEOはドナルド・ラムズフェルドで、彼は政治力を駆使し、その後、レーガン大統領によってFDA長官が解雇され、後任にアーサー・ヘイズ長官が就任し、翌年の1982年にFDAはアスパルテームを承認しました。そして、その直後アーサー・ヘイズはFDA長官を辞任し、G.D.Searle & Company社の重役に就職します。彼はアスパルテームをNeutra Sweetと命名して販売し、G.D.Searle & Company社のCEOだったラムズフェルドとともに大儲けしたのです。

 

アスパルテームは1982年にアメリカで承認され、その後、日本の味の素が遺伝子組み換えされた大腸菌によって作ったL-フェニルアラニンと石油から作ったフマル酸から合成したアスパラギン酸を反応させて作る製造方法を開発(世界特許)した人工甘味料です。ショ糖の100~200倍の甘味を持つために世界中で非常に多くの食品や薬品に添加されています。ノンカロリーを謳った多くの食品や飲料に添加されており、味の素ではパルスイートという商品名で販売しています。日本のコンビニの商品はアスパルテームをはじめとした人工甘味料だらけです。

アスパルテームの危険性の中で最も指摘されているのが、アスパルテームが体内で代謝分解される時にできる物質が問題とされています。代謝物として体内で

・フェニルアラニン(50%)
・アスパラギン酸(40%)
・メタノール(10%)

に分解されます。

まず“フェニルアラニン”については、先天的な代謝異常疾患である『フェニルケトン尿症』という病気があります。これは生まれつきフェニルアラニンというアミノ酸を代謝する酵素の働きが弱く、体内にフェニルアラニンが異常に蓄積されてしまう病気です。血中のフェニルアラニン値が高い状態が続くと精神発達の遅延や、運動発達の遅延が生じる難病です。患者数は約8万人に1人という割合ですが、厳格な食事療法が必要であり、アスパルテームの代謝物の約50がフェニルアラニンであることから、注意しないと知らず知らずのうちに摂取量が多くなってしまいます。

その為、食品添加物の表示には注意喚起として「L-フェニルアラニン化合物」という記載をすることが義務づけられています。

アスパラギン酸
次に興奮性アミノ酸とも呼ばれる“アスパラギン酸”は、脳の神経細胞に悪影響を与え知能が低下するという報告があります。ミシシッピ大学の元神経外科准教授ラッセル・L・ブレイロック(Russell L. Blaylock)は著書『Excitotoxins: The Taste That Kills』の中で、過剰なアスパラギン酸の使用で深刻な慢性神経疾患の原因となる数々の文献を紹介しています。また最近では2013年にポーランドの研究者がアスパルテームの危険性を訴える論文を報告しています。

私たちの神経系を構成しているのは神経細胞とそれをサポートする支持細胞の「グリア細胞」に分けることができます。グリア細胞はこれまで、あくまで神経細胞への栄養補給等の脇役と考えられていましたが、近年では神経細胞ニューロンの接合部にあたるシナプスの形成に、重要な役割を担っていることが分かってきました。アスパルテームの代謝物であるアスパラギン酸が過剰になれば、このグリア細胞に悪影響を及ぼし知能低下にいたると懸念されています。

そして最後の代謝物“メタノール”の中毒性
メタノールは「毒物及び劇物取締法」において「劇物」に指定されるもので、誤飲や中毒などの事故を防ぐため適切な管理が必要な物質です。アルコールと間違えてメタノールを誤飲してしまったり、密造酒の製造過程などで中毒となり死亡するケースもあります。もちろんダイエットソーダを飲んだ場合の摂取量は、はるかに微量ですので、直ちに問題が生じるというわけではありません。

アスパルテームが摂取されると代謝物としてメタノールが発生し、脳や各器官の血管の中で発がん性のあるホルムアルデヒドに変化します。メタノールを摂取すると網膜で大量にこの毒性の強いホルムアルデヒドが作られてしまうことが分かっており、そのせいで視細胞がやられ、視力低下や失明することがあるとされています。さらにホルムアルデヒドは「ギ酸」という物質に代謝され、こちらも毒性が強く慢性的に暴露すると肝臓や腎臓といった各臓器に悪影響を及ぼすと言われています。動物実験でアスパルテームを餌として与えると、投与量に応じて乳がんと腎臓がんが増加するという内容のものもあります。


アメリカでは、アスパルテームの使用が1982年に認められましたが、それを摂取した人たちから、頭痛やめまい、不眠、視力・味覚障害などに陥ったという苦情が相次ぎました。アスパルテームを摂取すると体内で分解されてメチルアルコールが分離・生成してしまったことが原因と考えられます。


アスパルテームを摂取すると、人の視力伝導路で中毒反応を起こし、次第に視神経を破壊し、視力を完全に失うか、部分的に失う危険性があります。このような症状が出てくると、もはや視力を回復することはできません。また、もう一つの中毒症状として、中枢神経系内のフェニルアナリン・レベルに影響を与えます。その結果、脳と中枢神経を損傷し、フェニルケトン尿症(PKU)神経障害を起こします。

全米で3000人以上のアスパルテーム摂取による被害件数が報告されていますが、米食品医薬品局:FDAはこの問題を無視し続けています。

 

私は過去に肺がん、大腸がん、前立腺がんになったことがあるので、毎年、血液中の腫瘍マーカーである、CEAとPSAの検査を行っています。昨年の12月に検査を受けた所、PSAの数値が基準値を上回っていました。普段から食事には最新の注意をしていて、発がん物質を摂取しないようにしているのに何故か原因が判りませんでした。

最近、ある方のホームページに血圧を下げる薬の中に添加物としてアスパルテームが入っているので、日本人にがんが多いのではないかという記事を見つけました。私も3年前に、脳出血と脳梗塞を患ってから血圧を下げる薬を毎日飲んでいるので、さっそく自分の薬を調べてみました。

その結果、私が服用している薬には確かにアスパルテームが添加物として含まれていることが確認できました。その薬はアムロジンOD 錠とタケプロンOD錠です。それ以外にミカルディス錠とバイアスピリン錠を服用していますが、こちらの薬にはアスパルテームは入っていませんでした。

この事から、私の前立腺がんの腫瘍マーカー:PSAを悪化させたのは3年前から服用してきたアムロジンOD 錠とタケプロンOD錠の可能性があることが判りました。このことが判明したので、この2種類の薬の服用は止めることにしました。

 

 

 


健康と病気に関する日記:新型コロナ感染とCS60の体験記

2022-10-13 09:50:56 | 日記

2022年8月の初めに日野市の体育館で開催された卓球大会にいなふピンポンズの仲間と共に参加しました。その3日後に喉に違和感を感じるようになり、翌日に37.8℃の熱が出ました。

これは新型コロナウイルスに感染した可能性があると思って、2年前から用意しておいた、中国でコロナ患者で有効性が認められた清肺排毒湯とほぼ同じ成分の漢方薬:ツムラ 竹筎温胆湯と五虎湯を朝晩5日間服用しました。漢方薬を服用している間は熱は下がっていたのですが、服用を止めたら、また熱が上がって、血中酸素濃度が95%まで下がってしまいました。

そこで、このままでは危険であると思われたので、新型コロナウイルス対策として用意していたもう一つの特効薬であるイベルメクチン12㎎を朝晩1錠ずつ服用しました。翌日には熱は下がり血中酸素濃度も98%まで上がっていました。念の為に4日間イベルメクチンを服用して治癒できました。

同居していた妻も私から新型コロナウイルスに感染してしまい、38℃以上の熱と、酷い頭痛がしたそうです。イベルメクチン12㎎1錠を3日間服用することで妻のコロナも治癒出来ましたが、嗅覚と味覚の異常が解消出来たのはそれから約1週間後位後でした。

新型コロナウイルスの感染問題は解決できたのですが、その後は体の調子が今一つで、卓球をやる元気が出なくなってしまいました。そこで、今度は青山の本部でCS60の施術を受けてみる事にしました。

 

青山のCS60の施術は、痛みを出来るだけ抑えて施術を行うか、痛みは限界まで我慢するので素早い治癒効果を狙うのかが選択できます。そこで、痛みは限界まで我慢するので脳梗塞の後遺症である右手、右足の麻痺解消と左右の肺の下側の違和感解消、それと全身の怠さ解消を目標にお願いしました。

CS60は以前にほかの所で受けたことがあるので、痛みの出方は分かっていたつもりですが、青山本部の施術はどこを施術しても相当痛くて、声を出さないようにするのがやっとでした。施術が終わるとこれで体の不調が解消できるのではという期待で気分が楽になりました。

そしてCS60の効果ですが、やはり青山の本部の施術は効果が早く出るようで、左右の肺の違和感が数日後には無くなってきましたし、2年前の脳梗塞の影響によって残っていた右手、右足の麻痺の感覚がほぼ解消出来ました。3週間後には肺の不調が40%から70%位まで改善したように思われました。

私は60歳の時に三井記念病院の循環器内科で心臓の精密検査を受けて、洞不全症候群という診断結果でしたが、その時にその診断をした医者から「あなたの肺は左右の下の方が機能していない可能性がある」と指摘されていました。

それ以来、常に肺の状態を気にしているのですが、やはり肺を多く使う運動をすると、左右の肺の下側が苦しくなることが多いことが有りました。今回その肺の不調がかなり改善出来たのは大きな収穫でした。肺の不調が90%以上回復出来るようにもう一回CS60の施術を受けてみようと思っています。

 

10月14日追記

3年前に脳出血、2年前に脳梗塞を起こしてから、3か月に1回脳神経外科に通院しています。色々なリハビリを頑張った結果、幸いにも後遺症は右手、右足に軽い麻痺が残っただけで、日常生活には殆ど支障は有りません。担当の先生から、もう3年近く血圧を下げる薬等を服用しているので、肝臓への負担を調べる為に血液検査をしてみましょうという事になりました。

検査の結果、肝機能に関する検査結果は問題が無かったのですが、腎臓に関するクレアチニンの数値が基準値の2倍大きく、膵臓に関するアミラーゼの数値が2.36倍大きく、心臓に関する脳性Na利尿ペプチドの数値も基準の2.8倍大きいことが判りました。

肝臓の機能に異常がなかったのは、7月に三軒茶屋のハローミトコンドリアでCS60の施術を受けた時に肝臓部分に悪さが見つかったので、重点的に施術してもらったのが効いたのではないかと思っています。

そこで、10月24日に青山本部にCS60の予約を入れて、今回問題が判った腎臓と膵臓及び心臓と共に左右の肺の下部に関して施術を受ける事にしました。

 


健康と病気に関する日記・・・グルテンフリーと切り餅

2022-08-26 10:21:46 | 日記

私のグルテンフリー生活は始めてから1か月近くになりますが、ようやく国産小麦パンの代わりになる者が見つかり、定着出来たように思っています。

始めは国産小麦粉パンの代わりにスーパー成城で販売されていた米粉パンを食べていました。しかしながら、あまり美味しくない上に、通常のパンと比べるとかなり価格が高く、隣町の町田まで電車で行かないと米粉パンが購入できないという問題がありました。

何とか代わりの者が無いかと、最寄りの食品販売店を色々探していたら、良い代替品が見つかりました。

 

   

 

それはサトウの切り餅です。価格がリーズナブルな上に、トースターで焼いて醤油を付けて食べると、米粉パンより遥かに美味しく食べられます。切り餅1個の大きさも丁度良い大きさで、今まで食べていた6枚切りの食パン1枚とほぼ同じ位のボリューム感があって満足度も丁度良いのです。

これで私の朝食は果物(リンゴとバナナ)と野菜サラダとサトウの切り餅で決まりです。この食生活を半年位続けて体の状態を観察して行こうと思っています。

 


健康と病気に関する日記・・・グルテン不耐症とスポーツ

2022-08-15 11:40:13 | 日記

私が良く訪問する本山さんのホームページにジョコビッチ選手がグルテン不耐症を克服し、世界ナンバーワンの選手になった経緯に関する記事がアップされていたので紹介します。

テニスに興味が無い方でも、ノバク・ジョコビッチ選手の名前は聞いた事があるのではないでしょうか。世界ランキング1位の通算在位は歴代1位の373週であり、テニス界の長い歴史においても、最高中の最高の選手であることは間違いないでしょう。

 

『ジョコビッチの生まれ変わる食事』から抜粋開始

当時世界ランキング153位だった私は、初出場だった全仏オープンで第8シードのギジェルモ・コリアから第1セットを奪った。だが第3セットに、足が石のように固まってしまい、呼吸もできなくなり、棄権せざるをえなかった。

さらにこの3カ月後、私にとって初めての全米オープンでガエル・モンフィスと対戟したのだが、文字どおり私はコートに昏倒してしまった。まるで蒸し暑い海岸に打ち上げられたクジラのように無様に倒れ込み、呼吸に四苦八苦しながらトレーナーの到着を待つしかなかった。

2010年1月の全豪オープンで、ジョコビッチ選手はまたしても試合中に体調を崩して倒れてしまいます。その試合を1万4000キロ離れたジョコビッチ選手の母国セルビアで、テレビで観ていた栄養学者、イゴール・セトジェヴィッチ博士がいたのです。

博士は、原因が喘息ではないとすぐに見抜いた。私について他の何かがおかしいと見ていた。彼の推測では食べ物が問題だということだった。もっと具体的に言うと、私の呼吸困難は、体内の消化システムの不均衡が原因で、それにより腸内で毒物が発生しているというのだ。これが、1万4000キロ離れた場所から下された驚くべき診断だった。

セトジェヴィッチ博士による血液検査結果が出たときの、ジョコピッチ選手との会話です。

私の血液検査結果が戻ってきたときの衝撃は大きかった。私は小麦と乳製品に対して強い不耐症があり、トマトに対しても少し敏感だったのだ。
「今後、君の体の機能を上げたいのであれば、パンを食べるのはやめなさい」。セトジェヴィッチ博士が言い渡した。「チーズもダメだね。トマトも減らすことだ」。

「先生、待ってくださいよ」。私は抵抗した。
「うちの両親はピザ屋なんですよ!」

ジョコビッチ選手は、グルテン不耐症だったことが判明したわけですが、本の中でジョコビッチ選手は、5人に1人の割り合いでグルテン不耐症がいると述べています。

 

『小麦は食べるな』(Dr.ウィリアム・デイビス著、日本文芸社)の訳者である白澤卓二博士が、なぜジョコビッチ選手がグルテンフリー生活で世界一になったのかということを、科学的に説明されています。

私が着目したのは、相手がボールを打った瞬間のジョコピッチ選手の反応です。明らかに、ほかの選手より1000分の5秒から1000分の10秒ほど早く反応できているのです。テニスのように時速200キロを超えるボールに反応しなければならないスポーツにおいてこの違いは決定的です。

ジョコピッチ選手は体内にグルテンが入ってこなくなったおかげで脳反応のディレイ(遅延)がなくなり、この反応の速さによってコート全体を幅広くカバーすることができるようになりました。

相手がボールを打ったとき、この情報は視覚を通して後頭葉に送られます。そして後頭葉から運動野への指示がシグナルで送られるわけですが、この際にふだんからグルテンを摂取しているかどうかが大きな違いとなって表れるのです。

グルテンが体内に入ると、小腸・大腸を含む腸全体で吸収されます。その際にタイトジャンクション(密着結合)が開き、腸内細菌から分泌された毒素が脳に運ばれ、脳に炎症が発生します。脳の炎症のために神経細胞は十分なニューロトランスミッター(神経伝達物質)が蓄積できず、それが初動の遅れとなって現れます。また、グルテンが体内に吸収されると、最終的に脳のオピオイド受容体と結合することが医学的に判明しています。それにより脳にモルヒネ状の成分が発生し、軽度の感情的な高ぶりを発生させます。

これが脳に「霧」がかかっている状態です。だから初動反応が遅れるのです。つまり、小麦を食している選手たちは実質的に“麻薬を打たれた状態”で戦っていると同じといえます。

 

私は趣味で卓球をしているのですが、この白澤卓二博士のグルテン摂取で脳に霧がかかった状態になって、試合の時の反応が遅れるという情報は衝撃的でした。

前回の記事を書いてから、朝のパンを米粉パンに変えたのですが、一週間で気づいた事は鼻つまりが無くなったという事です。

健康面を考えてグルテンフリー生活を始めたのですが、まさに一石二鳥、スポーツでの反応性アップの効果まで期待できるなんて本当に素晴らしいですね。ますますグルテンフリー生活を実行する価値を見出した感じです。