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健康と病気に関する日記・・・小麦粉の有害性とグルテンフリー生活

2022-08-01 18:55:49 | 日記

小麦粉の有害性とグルテンフリー生活について調べて見ました。

今までは海外産の小麦は残留農薬として強力な発癌物質であるグリホサートが含まれているので、危険な食べ物であるという情報を入手してからは、国産小麦のパンなら問題が無いはずと考えてきました。

しかしながら、最近になって欧米の研究で、小麦粉に含まれるグルテンというたんぱく質がアレルギーの原因物質であったり、グルテンを構成する物質のグリアジンという物質が体内のあちこちで炎症を起こし体の不調を起こしたり、腸の細胞壁に穴を空けてしまう危険な物質であるという事が判ってきたそうです。

 

長生きしたけりゃ小麦を食べるな」という本を執筆した著者の本間良子医師によると、グルテンを構成するグリアジンという物質は小麦アレルギーの原因物質であることは良く知られているそうですが、実はこの物質が体の色々な所で細胞の炎症を引き起こす原因物質でもあるそうです。

腸で炎症を起こすと下痢や便秘を引き起こし、脳で炎症を起こすと認知症を引き起こすといった具合で色々な体の不調を引き起こす張本人だと言います。

本間良子医師によると以下の項目で3つ以上当てはまる人は脱小麦生活(グルテンフリー生活)をすると、体の不調が改善する可能性が高いそうです。

・しつこい倦怠感がある
・朝から元気で出なくてなかなか仕事に向かえない
・ちょっとしたことにイライラしてしまう
・顔や手足がむくみやすい
・肩や背中がこっている
・昼食後(15~16時)によくぼんやりする
・夜になると目が冴えて寝つけない
・朝起きるのがつらくてなかなか起き上がれない
・お腹のまわりやお尻の脂肪が気になる
・風邪がなかなか治らない。いつまでも咳が続いてしまう
・肌荒れ(アトピー性皮膚炎)がひどい
・生理不順がひどい
・人名や昨日食べたものなどが思い出せない
・ネガティブな考えにとらわれてしまう

 

本間良子医師は「グルテン不耐症」の人は、日本にはたくさんいるのではないかと見ています。
この症状は、毎日食べる食品の中に含まれる小麦の量が多すぎて、小麦の消化・吸収がうまくいかず、体の中に炎症を引き起こしやすくなる症状のことです。

生まれつきの遺伝的な要素も関係していますが、それよりも、毎日の食事で小麦をたくさん摂りすぎているために、グルテンに敏感になってしまう人がたくさんいるのが現状です。要するに、体が許容できる範囲を超えた小麦を、知らず知らずのうちに食べてしまっているわけです。

私がクリニックで「脱小麦」の食事法を含めて治療しているのは、先に書いた「グルテン不耐症」の人を対象にしています。

来院される患者さんは、長年にわたって漠然とした不快症状を抱えていて、やがてそれに耐え続けるのがつらくなってきた人たちです。患者さんの多くは、まずお腹がよく痛くなることや、便秘、下痢気味であること、吐き気があるといった消化器系の症状を訴えます。また、グルテンは頭痛や湿疹(しっしん)、不眠、しつこい疲労感などの全身性の症状を引き起こしやすく、これが進んでいくと、イライラやうつ症状といったメンタルに関する症状も出やすくなります。
最近では、ADHD(注意欠陥多動性障害)や、子どもの学習障害のような症状もよく見られるようになりました。

でも、そんな症状に長年悩まされてきた人が、私のクリニックで特別な医学的治療を施さなくても、多岐にわたる症状が驚くほど楽になっていきます。
いったいどんなことをしたのでしょうか?

 食事から小麦を抜いただけです。

そうして、あきらめかけていた本来の自分の健康な体を取り戻し、まったく新しい人生を手に入れた人を、これまでたくさん見てきました。

欧米では日常生活のレベルでも、グルテンフリーの食品がたくさん販売されており、簡単に手に入れることができます。それこそ、パン屋ではグルテンフリーか、グルテンインかを自分で選ぶことができ、ピザ屋でも、生地の厚さと同じ感覚でグルテンフリーの生地を選べるのです。


また、近年では、グルテンフリーを含む食事の改善によって、世界最強のテニスプレイヤーとなったノバク・ジョコピッチ選手をはじめ、アスリートや著名人が「脱小麦」を実践し、その成果を広めていることも影響しているでしょう。

ちなみに、欧米人の「グルテン過敏症」についての研究論文はたくさん発表されています。また、アメリカでは、グルテンに関する「自己免疫疾患」の検査が気軽にできるため、自分が小麦を食べると体にどんな反応が現れるのか、簡単にわかるようになりました。

アメリカで気軽にグルテンの検査ができるようになったことで、「グルテン過敏症」という病名が付いたわけです。要するに、「小麦は体によくない」という事実に、最近になって欧米人は気づきました。

して、皮肉なことに日本人はもともと小麦をたくさん食べる食習慣がなかったのに、ある時期から猛烈に食べるようになり、逆に欧米では小麦を食べるのをやめはじめている。それこそが、現状です。

3週間の「脱小麦」で体の不調がみるみる改善する

私のクリニックでは、まず患者さんに、大人なら3週間の「脱小麦」を実践してもらっています。
何故、3週間も小麦を抜く必要があるかというと、まさに私の夫のように、大人の場合、小麦のせいだと気づかずに長いあいだ不快症状を抱えているため、子どもに比べてその症状が改善しにくい傾向があるからです。

小麦を抜くだけで、みなさん驚くほど体調が改善しています。

この記事を見つけて、私も脱小麦生活を始めてみようと考えています。

 

 



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