1000円賭ける毎に、500円ずつ負けていく「サッカーくじ」に踊らされる、可哀相な人たち。

一攫千金を夢見て購入する人が続出したらしい。しかし、日本ほど控除率（運営費や税金）が高い国は他にない。諸外国の4倍以上である。

サッカーくじを具体例に挙げると、1000円かけると自動的に500円ずつ差し引かれて行くのである。5回やれば、平均でも31円しか手元に残らない。控除と言うより、搾取と言った方が正しいほどの率である。近々、競馬の搾取率も、更に上がると言う。

賭事・ギャンブルゲームの控除率（テラ銭の場合） - 賭けた者に配分される額。社会実情データ図録

賭け事の確率で日本一有名なのが、このサイトであろう。これを見ると、報道がいかに偏っているか分かる。無駄なイベントをやって、無駄に税金を払って、お役所を肥え太らせている構図がここにある。

そう言えば、「喫煙率」に数値目標を設けようという提案が、役所の独断で、骨抜きになったそうである。税収が減るから、だそうだ。しかし、税収よりも、死亡率上昇による損失や、医療費の増大の方が遥かに額が大きく、実は全然計算が合わない。

目先の税収ばかり考えているのが、日本の役所なのである。しかし、それに踊らされる程度のレベルしかない日本の報道機関も最低。マスコミも、最近は一つの「既得権益」と化していて、信用のおけるものでもなくなっている。

情報は自分で集めて自分で分析する時代になったのかもしれない。