農林水産省の建物前の花壇のレンガから「放射能」!
ウラン ウラン鉱石 ウラン採掘鉱山跡。
ウランには質量数238と235の同位体があります。
採掘されたウランにはウラン238が約99.3%、
ウラン235が約0.7%含まれています。
このうち、ウラン235は核分裂する放射性同位体であり、
原子炉で核燃料として用いられる他、
核兵器の主要な材料として用いられます。
21世紀初頭現在、世界の原子力発電の主流は軽水炉であり、
採掘されたウランは軽水炉で使用するために
濃縮工場でウラン235の比率を高めて濃縮ウランにされる。
濃縮ウランに対し、濃縮していないウランを天然ウランと呼びます。
主なウラン鉱石 (uranium ore) は、次の通り。
- 閃ウラン鉱 (uraninite) - UO2
- ピッチブレンド(pitchblende、瀝青ウラン鉱) - 塊状の閃ウラン鉱
- コフィン石 (coffinite) - U(SiO4)1-x(OH)4x
- デービド鉱 (davidite)
- カルノー石 (carnotite) - K2(UO2)2V2O8・3H2O
- 燐灰ウラン石 (autunite) - Ca(UO2)2(PO4)2・10-12H2O
- 人形石 (ningyoite) - CaU(PO4)2・1-2H2O
- フランセビル石 (francevillite)
- ツヤムン石 (tyuyamunite)
- ブランネル石 (brannerite) - (U,Ca,Ce)(Ti,Fe)2O6