些細なことが楽しいっ

育児のせいに
色々が適当になってるーっっ!!
しっかりしなきゃ!

出産エピソードを残しておく

2011年03月07日 | 冒険
いやぁ死ぬかと思ったのは初めてだね。

生命の誕生って神秘的で命がけだってことを痛感しました。
6月に妊娠がわかり猛暑のつわりを乗り越え妊婦中に新潟や宮古島、名古屋いろんなとこを赤ちゃんをつれ回したりし
ついに出産!
忘れないうちに記録しとこうと。

予定日は3月3日ひな祭り


3月1日に三分おきの規則的な陣痛を感じ痛くて夜も寝れないから
病院に行くことに。

助産師さんに一度自宅に帰って様子を見るようにって勧められたが
もぅ産まれそうな気持ちがして入院を希望。
案の定次の日には陣痛が消えて大変恥ずかしい気持ちで退院。


まさか本物陣痛があんなにいたいとは思いもせず...



3月5日予定日超過3日。
親戚友達からまだなの??何てメールが沢山!焦りを感じつつもみんなが心配してくれてることが何より嬉しく感じる。
夜、お風呂からでてお漏らし感覚が

ん??もしかして噂の破水?!


しかも笑うとどんどん水がでるっ

今度こそ入院決定!!(破水は感染防止のため入院しなきゃ)

入院準備はバッチリのため
余裕を見せつつ病院へ


まだ陣痛はない。


助産師さんに内診してもらい破水確定と言われる。
部屋に案内されとりあえず朝まで寝ることに。
しかしまた前回と同じ陣痛が来て寝れない

でもまだ余裕。

婿殿も一緒に泊まってくれたけど明日朝から仕事なのでぐっすり寝かしておく。
一人悶え睡眠は二時間弱。

婿殿は朝仕事のためここでお別れ。

8時に朝食を食べてると今までにない痛みが。

さっさと半分食べて様子を見るとますます痛くなって来て、朝食中止。。


お母さん早く来てと自宅に電話をいれて一人耐える。

色んなポーズをしたけど横向きが一番マシ...


助産師さんに内診してもらうが子宮口が変わらず2センチ(MAX10センチにならないと出産できない)

まだまだだね。ガッカリ


お母さん到着後腰をなでなでしてもらい陣痛を耐える


昼には産まれるかなぁなんて二人で期待をしつつ
11時に内診とモニターをつけるためLDR 室に。

ドキドキワクワクの内診。なんと子宮口4.5センチ

あんなに痛かったのにまだ数センチしか開かないの...
まだまだ先が長くなると痛感。

それからが地獄。
陣痛の波が三分間隔にかなりの激痛。おまけに陣痛の痛みが二分はあるため休憩がたった一分。

普通は陣痛の痛みが一分、休憩が二分とかだって聞いたのに。

またこの痛みが生理痛のMAXが5倍 くらいの強烈なやつ。

バファリン10錠飲んでも効かなさそう

声にならないし、いや、でもじぶんは出産の時泣き叫ばないって心に誓ったからね。
まだ余裕だったのかもしれない



それから、う~~~~~フンってな感じに痛みを逃し呼吸を続け赤ちゃんに酸素をおくって
必死に耐える。

お昼過ぎ2時婿殿にレスキューを呼び仕事をあがってもらう

ここで4時間腰をなでなでしてもらったお母さんとバトンタッチ。

ここで内診6センチっっ

出産は夜かなと言われる。

まだまだ陣痛に耐えなきゃいけないのって思えば思うほど心がポッキリ折れる。
ここらへんから陣痛の痛みが生理痛プラス腰痛(骨を砕かれるような痛み)プラス肛門から何か飛びたす痛みが...
おまけに痛みからの吐き気付き

思わず取り乱す様になり
自分が制御できない。

まず陣痛の間隔の休憩のたったの一分間に気を失うようになる。
具体的にいえば寝て夢を見てる。
なぜか意味不明な夢(鉄屑集めしたり)。

意識をしっかりしようと天井みるとライトがダブって見えたりする始末。

目覚めると激痛が始まるの繰り返し。

何かお尻からでそうになる痛みを婿殿やお母さんに手のひらでプッシュしてもらい痛みを逃す。

もぅ痛いーっとか叫ばないって決めたのに 痛みのたび雄叫びを枕に叫ぶ。。


夕方4時 子宮口が6,5センチ

まだまだ。とだけいいのこし助産師さんが居なくなる、


記憶が曖昧だが一時間ごと少しずつ子宮口が開くようになってきて

夕方5時半痛みがかなり限界に。。
なでなでなんか効かないしベッドでしがみつき髪を引っ張ったり腕を噛んだり
泣き叫びすぎてた。喉ガラガラ
このタイミングで夜勤の助産師さん登場!!

助産師さんに助けてーーと泣きつき、
子宮口が開くように無理やり広げてくれてMAX10センチではないけどまぁいいかと許可をくれて
ようやくお産開始。

助産師さんが準備してる間も
ギャーギャー騒いではやくしろと図々しい要求

婿殿も唖然。

ようやくお産開始!!
息んで!って初めて言われる。

しかしやり方がまったくわかんない!

いきみって何!?(今さら)

助産師『大便のときみたいにっっ』

えっそうなの!?
言われるがまま実行。

まだまだ産まれないよ!もっといきんで!!
ンーーーーーーーー!
声は出さないようにって。気付くとハサミを持った先生が横にいるし。

何回かいきんでると赤ちゃんの心音が軽く下がりかけて私に酸素注入。

先生がハサミで入り口をチョッキリ!!
痛いけど今の痛みにくらべたら不思議と平気。

ただ血が飛び散り血の気が引きなかなかいきめず産まれない

でもこれも我が子のためっ

ンーーーぐーーーーーぅ!!

頭でてきた!!
助産師さん『軽くいきんで!!』
こんなかんじ?

ドゥルン!

すぐに羊水を吸引してもらい
オギャーー!!

生まれたーー♪
こいつがお腹の中にいたのかぁ!
はじめまして!
そして陣痛サヨナラ!!



3085グラム
50,5センチ
女の子!!

婿殿、お母さん、助産師のみなさん、先生
お騒がせおかけしました!
ありがとうございます!

婿殿と握手!!


いや、まだまだ。
へその緒をカットするセレモニーをしたら
赤ちゃんと私を繋いだ胎盤を出産。
あとお腹に残った色々を掻き出してもらい
更に先生がハサミで入り口をチョッキリしたので縫合を。

ただただ見守るしかないので縫合を見てたら先生かっこよくみえてきた。
医者らしいところを初めてみたからかな。

これでようやく赤ちゃんを抱いて写真撮って初乳をあげて
ママになる実感。

もうお腹はぺったんこ!!

睡眠も食事もまともにしてなかったから病室までフラフラしながら帰ってきて

忘れないうちに記録しとこうと。


命の誕生って本物すごいよ!
実は出産前日に羊の出産をテレビでやってて感動して大泣きしたあたし。

自分の出産を羊の出産みたいに軽くかんかえてた。(羊は陣痛二時間で産む)

わたしは12時間かかった。
これまで色んな病気や、ケガもしたけど一番死ぬかとおもった。

だからわが子を大切にできる確信がした