ドイツのこと、たまに聞かれるので。
日本の公共機関ストライキは滅多にありません。
20年以上前、日本の航空会社でもストが予定されていましたが回避されたことを記憶しています。
ドイツでは、労働組合によるストライキが憲法で保障されていて
列車も飛行機、空港、管制官ストライキも日本では考えられないくらいあります。
事前通告するので予定変更してくださいらしいです。
列車の減便は二週間など長期にわたることもあり
早くから計画し、国外から旅している人たちとって移動手段がなくなることは大問題です。
ドイツその他の国で バカンスの時期は旅行者は増えるけどスタッフは休暇を取るので大幅な減便となることも日本とは真逆です。
渡欧のたびに購入するヨーロッパ時刻表にも
「この時刻表通りでないことがあります」と書かれています。
先週土日はドイツライプツィヒで毎月開催の大きな蚤の市の予定でしたが
選挙の為、来月第一土日に変更になりました。
これは仕方ないとしても 半年以上に発表された予定表を見て飛行機やホテルを予約、予定していた旅行者にショックなこと。
便の変更は簡単にできないし、ホテルだとキャンセルの場合返金なしのプラン多。
ツアーで行かれる方は添乗員さんにお任せできますが
ヨーロッパに個人で行かれる方はこまめなチェックをおすすめします。
ベルギーブリュッセルでも
乗車予定の長距離列車が【今日はこの駅に止まりません】に変わったことを駅の電光掲示板で知ったことがあります。
ドイツでも数年前
ベルリン→デュッセルドルフ空港まで行く長距離列車内で【この列車は次の駅で運転を取りやめます】ということもありました。
重たいスーツケースがあるので終点まで乗り換えない新幹線を選んでいたのですが
階段で違うホームまで走らなければならなかったことも。
出発時間が遅れることがほとんどですが
40分くらいたってのアナウンスは だんだん口調も早くきつくなるので まずい…と思い始めます。
1時間くらい遅れたら「この列車はもう来ないので他の列車を使ってください」となることもあります。
1時間も2時間も前から待機していても 結局バタバタ走り回ることが多かったのですが
前の列車やタクシーがちょっと遅れた時に限って時間通りに発車していたり。
いろんなことがあった楽しい旅だった…と後で思えるけどパニック中は頭フル回転だと思います。
卒業旅行などで旅される方が多い季節。
帰路についたときに 次はどこ行こうかな?と思えるくらい元気に帰ってきてくださいね(*^^*)
◎2025年2月21日から3月2日の9日間、ベルギーではベルギー国鉄(SNCB)がストライキ。
その影響はベルギーに留まらず、ベルギーとドイツを結ぶ列車であるICEにも及びます。
ケルン(ドイツ)⇔ブリュッセル(ベルギー)
◎2025年に入ってベルリンで3回目のストライキ
公共機関ストップ
1月27日
2月10日
2月20日、21日
◎2025年2月24日(月)
ドイツの空港のストライキ:デュッセルドルフ空港、ケルン・ボン空港
自分で情報を探しに行かなければならないと思う日々。
10年前ともコロナ禍前とも
1年前とも違う気がします。
海外だけではなくどこにいても。