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2011.1月のブログで紹介した
1930年代 ベルギーデッドストック布
10キロ以上ある反物をベルギー・ブリュッセルから
ドイツ・ベルリンへタリスとICE乗り継ぎで運びました。
アンティークショップの人は
「大丈夫!7キロしかないから機内に持ち込めるわよ」と軽く言ってましたが…
当然、運んだ荷物はそれだけではなく
両手首以外の
両腕、両肩は埋まっているので、首にかけて運びました。
タリス停車駅のプリュッセルミディ駅近辺はかなり物騒です。
大量の荷物を持ってトイレに行けるわけもなく(置いていったらなくなります)
チェックアウトからタリス出発までの数時間、
ブリュッセル南駅のコンコースの椅子に座って待ちました。
(おなかもすきましたし、8時間かけて帰る車中で食べるものも買いたかったのですが荷物の方が大事でした)
前置きが長くなりましたが
この生地で洋服を作った方がいらっしゃいます。
ソファーカバーやカーテンなどのインテリアコットン、
バッグの方もおいでになりましたが 洋服を作られた方は二人め。
お二人とも、ファスナー開きの本格的なopです。
最初に作られたこゆきさんもかっこよく着こなされていましたが
先日も他のお客様が着て来てくださいました。
プロの洋裁店さんから教わって作られているので
体のラインがとても綺麗、メリハリあるスタイルの上、柄合わせも素晴らしいのです。
和服のように流れるような柄合わせでした。
すごいでしょ。
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前身は一枚ではなく、前中心も柄合わせがなされています。
この生地、1mカットが2点のほか
棚の上で保管している反はかなり細くなり、残り数メートルのようです。
気になっていた方はお早めにどうぞ。