息もできない夏 第２話

第２話　「今夜衝撃の告白！母の壮絶な秘密が今私を襲う」

家を飛び出した谷崎玲（武井咲）は、街中で倒れこみ、救急車で病院に運ばれる。
倒れた現場に偶然通りかかった区役所臨時職員・樹山龍一郎（江口洋介）は、玲のことを知る人物として救急車に同乗。
病院に玲の母・葉子（木村佳乃）が駆けつけるが、玲は顔も見たくないと拒絶。
そんなやり取りを廊下で聞いていた樹山は、廊下へ出てきた葉子に「お母さんが頑張らなければ、今のまま何も変わらないんじゃないでしょうか」と言うが、葉子は「あなた方が何をしてくれたって言うんですか！」と言い捨てて帰ってしまう。
玲は、アルバイトをしている洋菓子店を無断欠勤。
その頃、北海道で会社社長をしている夏目周作（北大路欣也）は、会社をしばらく休んで東京で賃貸アパートを探し、そして何度も玲の勤める店でアップルパイを買いに来ていた。
夏目は、路上で鮎川宏基（要潤）に声を掛けられ、夏目は鮎川にお金を渡して「もう私の前に現れるな」と話す。
玲は退院し、洋菓子店に出勤するが、無断欠勤の理由を話さないで謝るばかり。
一方、樹山は葉子に会って、制度が変わって、玲は前夫の戸籍に一旦入れないといけないが、前夫に住所や連絡先を知られることはない、ということを話す。
店長・安倍川衣里（橋本麗香）に明日必ず住民票を取りに行くように言われて困った玲は、インターネットの交流サイトで、戸籍を作るのに必要な書類を調べる。
翌日、葉子は家の中で掃除中に、玲が書いた戸籍に関するメモを見て、決意を固めつつあった。
そんな中、洋菓子店で無断欠勤の理由も住民票を持ってくることもできないいい加減な対応をするならクビだと言われた玲が、すごい勢いで帰ってきて、母子手帳を探すために家の中の引き出しをひっくり返し始める。
そこから出てきたある封筒を、葉子はとっさに隠すが、玲が奪い取ろうとして引っ張り合いになる。
すると封筒から、葉子が酷い怪我をした写真が何枚も出てくる。
葉子は18年前、前夫からＤＶを受けてシェルターに駆け込んで玲を産み、前夫に殺されるのではないかという恐怖と戦いながら、ずっと過ごしてきたのだった。
しかし葉子は「お母さん、変わるから！」と玲に話し、玲の戸籍を作ることを決意。
玲は、職場で本当の理由（戸籍が無い事）を話し、社長の計らいで引き続き働けるようになった。
その頃夏目は、アパートの室内で、亡き妻の遺影の前に「母さん、孫が作ったアップルパイだ」と言って、玲の店で買ったアップルパイを置く。
玲と葉子は、それぞれの職場から区役所に向かうが、葉子はそのバスの中で路上を歩く鮎川の姿を見て、18年前にＤＶを受けた記憶がよみがえり、恐怖で区役所に向かえなくなってしまい。。。


というような内容でした。

まぁまぁ急展開・・・というか、玲の感情が変わり過ぎて、途中イラッとしてしまいました。
玲のキャラクターが猪突猛進型で、先週も馴染めなく、まぁまだ18歳だから仕方がないか・・・と思っていたのだけど、母のＤＶ写真を見て急に物分かりが良くなったところが・・・なんか早すぎ（浅すぎ）じゃないかなぁ？と。
演技とかではなくて、脚本や演出の問題で、「このシーンはもっと時間を掛けるべきじゃないの？」と思った次第です。
もちろん、葉子の18年経っても癒えない恐怖は、木村さんの好演で十分伝わってきたのですけどね。。。

でも、夏目が「孫が作ったアップルパイだ」と言った時からドキドキして「そうきたか・・・」と。
先週は夏目が玲の父親かな？と思ったけど、今日、鮎川に大金を渡した時点で「鮎川が父親？」と思ってはいたんですよね。
なので、そこは早くスッキリして良かったのですが、中身はかなりドロドロしそうな雰囲気？
と思って調べたら、この脚本家の方は「名前を無くした女神」や「泣かないと決めた日」を書いた方なんですね・・・。
じゃあ、最終話近くまでドロドロなの？？
戸籍の問題というよりも、葉子と鮎川の壮絶な争いになるとか？
となると、主演は葉子で良いんじゃない？
なんて思ったり・・・

この話の他に、樹山と同居している女性・片岡亜沙美（霧島れいか）の嫉妬も絡んできそうな雰囲気・・・。
あとは、前回玲と同じ時に区役所を訪れていた草野広太（中村蒼）は、無戸籍のことに詳しい様子・・・草野も無戸籍？

などなど、何だかお腹いっぱいになってきました。
キャストが多すぎでは？
もう少し見ようと思うけど、何だか期待しているのと違う路線っぽいような気がして、どうしようかなぁと思っています