emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

平清盛 第14話

2012-04-08 21:53:18 | 平清盛
第14話 「家盛決起~弟の反抗」

清盛(松山ケンイチ)に「これから平氏一門は、私が背負っていく」と宣言した家盛(大東駿介)の元に、賀茂の祭りで舞を奉じる大役の指名が来る。
その舞を見た内大臣・頼長(山本耕史)は、家盛が正妻の子であるのに清盛の陰に隠れていることを知り、家盛に接近。
家盛を自邸に招いた頼長は、家盛こそが平氏の棟梁に相応しいと吹き込み、家盛は従四位下に昇進する。
鳥羽法皇が熊野詣をすることになり、平氏は警護を命ぜられるが、清盛の同行は許されず、代わりに家盛が同行することとなる。
そして平氏一門が集まった場で、家盛は父・忠盛(中井貴一)に「私を跡継ぎにすると、この場で言ってほしい」と告げる。
しかし、そのやりとりを頼長に伝えると、頼長は「平氏は(藤原摂関家に冷たい)鳥羽院に忠義を誓っているが、家盛が平氏の棟梁となれば、平氏の財力武力は藤原摂関家に来る」と言い、これまで家盛に対して行ってきたことは全てそのことのためであると言い放つ。
失意のまま熊野詣の警護のため出立した家盛は、その道中で幼い時の兄・清盛との出来事を思い出しながら、うつろに馬に乗っているうちに。。。


というようなお話で、家盛にフォーカスした内容でした。
でも、今日の話は、清盛の苦しい胸の内も良く出ていて、いろいろな人たちの苦しい感情が出ていて、とても感動しました(先週は辛口感想を書いてしまいましたが)。
清盛が、家盛の「棟梁発言」について、「悔しいのではなく、寂しいのだ」という台詞・・・この一言が全てを物語っていましたね。
清盛の妻・時子(深田恭子)は、苦しむ清盛を見て「どんなに落ちぶれようとも、光る君はあなただけ」と応援し、清盛を受け止め・・・。

育ての母・宗子(和久井映見)は、清盛の亡き実母・舞子のことで苦しみながらも、忠盛の妻、清盛の母として生きることを決意し、しかし本当の我が子・家盛のこともどうしても気になってしまう。
一方、忠盛も、実子である家盛に「跡継ぎと言ってほしい」と告げられて、思わず心の軸がぶれそうになり、言葉を失ってしまう。
そして家盛は、母の苦しむ顔を見て、母の笑顔が見たいがために、出世して・・・と頼長に仕えるが、能力が買われて仕えることになったのではなく、単に清盛よりも利用しやすかったからだと告げられ、誰にも相談できず・・・。

第1話で家盛が木から落ちた時に、母・宗子が清盛に思わず手を挙げてしまう場面が、こうして3か月後に、こんなに効果的に活かされたのも、とても素晴らしかったです

頼長と家盛の、明らかにBLっぽいのは必要だったのか?というのだけは気になりますが
(無くても話が十分に成り立ったのではないのかしら?またどこかで変に揶揄されないと良いのですが・・・)

来週は、家盛の死後により、平氏の均衡は・・・!?というのが見どころなのでしょうか。
先週は理解できないことが多かったのですが、今週のストーリーは素晴らしかったので、来週も期待して観ようと思います

______________

予告編の最後の声・・・直人さんでしたね
ファンしか分からないレベルでしたが
「嵐の中の一門のため、この勤めを一身に果たされる」って言っていたかな?
・・頭が気になります!!来週までシークレットなのでしょうか?(笑)
すみません、ちょっと本編とは関係のないところで、ちょっと盛り上がってしまいました(^^ゞ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 専業主婦探偵~私はシャドウ... | トップ | おしゃれイズム 美女&イケ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。