太陽の国 メキシコで

メキシコでの生活、育児、仕事など、書き綴ります。

Adviento (待降節)

2006-12-09 | カトリック教
先日の日曜日からカトリック教徒にとってのAdviento (待降節・・・クリスマス前の4週間)が始まりました。
この期間は、キリストの誕生を待ち、準備をする期間で、「自省の期間」とも言われています。

この準備期間中に、ヤシの枝などで飾られ5本のロウソクが立てられた輪(Corona de Adviento)が飾られ、毎日そのロウソクを灯します。

先日の日曜日に初めの1本、紫色のロウソクを灯しました。
紫色のロウソクは、「準備、変化、転換」を意味します。
灯す際には、家族皆が集まって、お祈りをし、クリスマス聖歌を歌い、反省・願望などを述べ合います。
それから、次の日曜日まで、毎日少しの時間でもこのロウソクを灯します。

次の日曜日に、1本目と2本目の紫色のロウソクを灯します。
その週には、毎日この2本のロウソクを灯します。

そして3週目の日曜日には、紫色のロウソク2本と、3本目のピンク色のロウソクを灯します。
ピンク色のロウソクは、「完全さ、キリスト誕生への希望」を表しています。
そして、同じようにその週には、毎日それら3本のロウソクを灯します。

そして4週目の日曜日には、これまでの3本に加えて、再び紫色のロウソクを灯します。
そして、その週は毎日4本のロウソクを灯します。
この4本で輪を形作られていて、最後の一本の白いロウソクは、中央に立てられます。

そして、12月24日のクリスマスイブに最後の白いロウソクも灯されます。
白いロウソクは、「喜び」と「キリストの純粋さ」を表します。
こうして、飾りつけの準備だけではなく、精神的にもキリスト誕生を迎える準備をします。

私たちももちろんこれらのロウソクを準備しています。
12月に入ったので、クリスマスの飾り付けを始めても良いのですが、バタバタしていて私たちはまだ準備していませんが、もうクリスマス準備を始めようと思います。




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