前回の記事で、日本語講師の需要が少ないこと、日本語講師の印象や実際どーなのと言うところに触れました。
今回はもう少し掘り下げていってみようと思います。
☆発音の重要性☆
発音は確かに大事です。
ちゃんとした発音じゃないと伝わらないもか、発音できない言葉は聞き取れないとかいろいろ言われてますよね。
でも、1番伝わらないのって、発音を気にしすぎて喋れなくなることなんでよ。
前回、同じアメリカ人でもいろんななまりがあることに触れましたね。
アメリカ人同士でも、「こいつ何言ってんだ?」ってこと、実はあるんです。
私の義理の妹、3歳からアメリカ生活のバリバリネイティブスピーカーです。
フィリピン系アメリカ人と結婚しましたが、旦那さんと出会った頃、なまりが強すぎて何言ってるのかさっぱり分からなかったそうです。
でもね、アメリカ人もイギリス人も日本人もみんな同じ人間です。
多くの人が、こっちが一生懸命喋ってたら理解しようと頑張ってくれるんですよ。
あなたも、外国人が覚えたてのかたことの日本語で話しかけてきたら、頑張って聞こうとするでしょう?同じです。
だから、初心者、中級者にとって、発音はある程度でいいんです。とにかく話すことが大事なんです。上級者の方は、そのことに気がついているから上級者なんです。
☆言葉の壁☆
外国人講師にこだわってらっしゃる方、ちゃんと全てのレッスン内容を理解して進んでますか?
分からないところ、質問できてますか?
また、日本語の仕組みを100%理解している日本人、日本にどれほどいるのでしょうか?
私は以前アメリカ人の先生に教わっていて、"ここはこうだよ"と言われたら、なんで?と思っても、きっと聞いても困らせてしまうだけだからと遠慮してしまうシーンがよくありました。
パターンによっての使い分け方など、日本語で例を出して説明してもらえると分かりやすいものも、外国人講師にそれを望むことは難しいこともあるでしょう。
以上のことから、次回は日本人講師の魅力について触れていきたいと思います。