バイリンガル子育てにおける、私の個人的な意見です。
母国語を確立してあげることは大切だが、脳が1番発達していて、いくらでも吸収する乳幼児期に母国語に加えてついでに英語も教えることはとても有効だと考えます。
なぜそう思ったかと言うと、自分が母国語を確立してから学校で英語の授業が始まり、例に漏れず英語嫌いになったから!と言うのが1番大きいです。
自分という失敗例があるのに、同じこと続けて何の意味がある?違うこと挑戦して良いか悪いかは自分で見極めようよ!と言うのが私の考えです。
英語なんて後からでも学べると言う考えは、英語に限らずお勉強ができる人の発想で、最新の研究でも、英語を聞くことなく生活していると、12歳ごろには日本語にない音を聞き取るための脳が退化して聞き取れなくなると言われてます。
確かに自分、聞き取れない‼️
でも、大人になってから聞き取れる様になる人もいると言う人もいるかもしれません。
それは経験です。知ってる単語、使ったことがある単語、会話の中で、この単語の発音はこういう風に聞こえるのかというのを何度も何度も経験するからできるようになるのです。canとcan't、わたしには両方キャンに聞こえますが、canの方は短く、あまり強調しないで発音するが、can'tの方は少し長めに、強調して発音されるというコツを理解することによって聞き分けられる様になります。しかし、ネイティブには、そんなコツなど関係なく、しっかり'tが聞こえるそうです。
お勉強嫌いでコツを掴むまで勉強するのが苦痛な大人にはリームーってことです。
だいたいからして、長年日本では中学からの英語教育を続けた結果、高校生の7割以上が英語嫌いになっている事実があり、それを受けて近年では英語教育の年齢を引き下げる方針が決まったことからも、母国語が確立してから云々などという考え方は古いのです。
加えて、まともに日本語が話せない日本人が増えているのも事実。コンビニで「100円ちょうどお預かりします」って言ってしまう人がいるんですよ。「ちょうどいただきます」だろ!預かったらお釣り返してくれるんかい!ってツッコミ入れたくなる人がたくさんいるんです。「日本語ができる様になってから」ってさ、そういう変な日本語使ってる人たちが英語に取り組む時期はいつがいいんでしょうか?って聞きたくなってしまいます。
正しく日本語使えない日本人には第二言語は必要ないのかい?と…私は思うのです。
そんなことから、私は義妹達の言語が中途半端だとは思わないし、むしろ瞬時に通訳ができる能力は旦那よりもずっとすごいと思います。
旦那のボキャブラリーが多いのは、言語に興味があるタイプで、どんな言語であっても取り入れる姿勢があり、英語においても日本語においても、わからないものは辞書で調べて身につけるタイプだから。それこそ旦那はとってもお勉強ができるタイプなんです。
旦那の話を聞く限り、義妹達はあまりお勉強好きなタイプではないそうなので、それぞれの興味の違いだと私は考えます。
母国語がわからなくなってしまう心配も、海外を飛び回る様な仕事ではない我が家においては、母国語は日本語で確立するだろうから大丈夫だろうと思っていました。
娘が少しずつ英語を話し始めた頃、実母からも、将来お友達から、あの子の言ってること分からないとか言われていじめられるのではって言われたこともありますが、集団生活をする様になれば、自分の意思を伝えるためにみんなと同じ言葉を使い始めるし、周りを見ていると2歳ごろから英語と日本語の区別をつけられる様になることが分かっていました。
そのため、今は英語教育に興味を持っているお母さん達多いから大丈夫と突っぱねました。
その心配自体が感覚古いと思いました。
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