アモイ旅行2日目。
2日目は、今回の旅行で一番楽しみにしていた福建土楼観光に行きました
福建土楼とは、福建省南西部の山岳地帯に点在する、要塞のような集合住宅で、
2008年に「福建土楼群」として世界遺産に登録されています。
土楼は国内に2万以上現存。
ほとんどが今も変わらず住居として利用されているそうです。
そのうち、「福建土楼群」として世界遺産登録されているのは46カ所2千のみ。
更に、その福建土楼群の中で観光できる場所が、
「永定土楼群」「南靖土楼群」「華安土楼群」と3ヶ所あり、
今回はアモイから一番近い「華安土楼群(大地土楼群)」へ行きました
ちなみに3ヶ所の土楼群はそれぞれ離れていて、日帰りで回ることは不可能だそう。
アモイ市内のホテルから車で約2時間半。福建省漳州市華安県にあります。
先程のゲートの手前で入場料を払い、そこから無料の電動カートで土楼まで移動~
ここ華安土楼群にある土楼は3つだけなのですが、
その一つ「二宜楼」は、現存する土楼の中で最大。
その「二宜楼」がこちら
高さ16mの4回建て、外周は約74m、木造の外壁は土壁。
実物を間近で見られて感激~
異民族に追われた客家人(はっかじん)が身を守る為に造った住居で、
客家土楼(はっかどろう)とも呼ばれています。
中へ。
ここを抜けると・・・
中はこのようになってます
中央の広場には、共同で使用する井戸があります。
大きすぎて写真に収まらないので、パノラマで撮ってみました。
内側は1階建て、外側が4階建てになっていて、たくさんの世帯が生活しています。
そのうち1軒のお宅にお邪魔させていただきました
現在、旅行会社が家の内部をガイドすることは禁止されているそうで、
上のフロアへは、おうちの方の案内で我が家3人だけで。
家の奥さんが中国語で案内してくださったんだけど、中国語が聞き取れてよかった
3階からの眺め~
最上階、4階からの眺め~
4階のみ通路で1周繋がっているそうです。
これも身を守るための一つかな。
おうちの中を案内してもらった後は、ガイドさんと1階で合流し、
先程の奥さんに中国茶をご馳走して頂きました
本場福建省の烏龍茶、めちゃめちゃ美味しかったです
最後に、逃げるために造られた秘密通路を教えてもらいました。
わかりやすく、ガラスになっています。
そして、入ったところとは別の出入り口から外へ。
この写真もパノラマで撮りました。
後半に続きます