資本主義の本質とは

いろいろ考えさせられることが多いが、資本主義の本質とは
人々の欲求を効率良く満たすためのシステムという気がしてならない。
もしそうなら、欲求を満たす行為＝消費こそが資本主義の原動力であり
資本主義の下での善であると言える。
消費を否定する行為＝過度の貯蓄は悪であるとも言える。

資本主義の大国であるアメリカが消費しまくり、仮面資本主義日本や
共産主義国中国が貿易で儲け貯蓄しまくる。
今回の金融危機で、その流れの逆流が始まった。
アメリカの巨額の赤字を埋めるべく、日本の貯蓄が引っ張り出されようと
している。どうやって引っ張り出すか？
消費して（バイアメリカ）なら良いが、日本人の貯蓄好きの国民性から言って
そうはならないだろう。
碌に消費して楽しみもしないうちに引っ張り出されたら、と思うと…

今のうちに使っとけ！ってか
（そうすると結構国内が潤うし）

クリントン国務長官が来日するらしい

何しにくるんだろう？
今まで中国重視の姿勢を見せていた人が、就任後初のアジア外遊先として
日本を選んだ。中国でなく。これは何を意味するのだろう？

このニュースを聞いたとき、正直「始まったな」と思った。
しかも、いまだにTARPじゃ足りねーって話があるくらいだから、米国債のエクイティコミットメントラインを契約しろって強圧的に言ってくるんだろうな。ふつうは金出す方が「OK」しないとコミットできないんだけど、この場合金を借りるほうが「出せ」と言ってくるんだろうな。それでも一応は契約社会なので「契約」の形を取るんだろうけどね。

まあこれ推測なんだけど、そうなりゃとりあえず財源問題は（アメリカ側から見れば）片がつくってもんだ。タイミングしだいだけど、今度ドルが財源問題で安くなったときは、ドル買いの絶好のタイミングかもしれないね。FXはやったことないけど準備しておこうかな。