EQペディア/エラリイ・クイーン事典

エラリイ・クイーンの作品(長編・短編)に登場する人物その他の項目を検索する目的で作られたブログです。

ドッド,セバスチャン

2007年09月15日 | 人物事典(タ行、他)
セバスチャン・ドッド博士 (Dr.Dodd)

『ダブル・ダブル』に登場する医者。

1948年に、故マイロ・ウィロビイ博士の後任としてライツヴィル総合病院の医長に就任。宅診で2ドル、往診で3ドルという安い診察料で、貧しい農民や下町の貧乏人たちを専門に診察し、“町の聖者”と呼ばれていた。
彼の患者だった“町の陰者”にして守銭奴のリューク・マッケイビイから多額の遺産を贈られ、一躍時の人となる。
肉づきがよく頑丈な巨体の持ち主であるドッド博士は、しかしどこか心配性に見えた。意外にも迷信深い博士は、何かを恐れていたのだ。
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デュプレ,エミリーン

2007年09月15日 | 人物事典(タ行、他)
*デュプレ

エミリーン・デュプレ


『災厄の町』『フォックス家の殺人』などに登場するライツヴィルの住人。

町の宣伝屋(町の金棒引き)と呼ばれるほど、うわさ話が好きな婦人で、ダンスと演劇の教師をしている。<丘通り>の、ライト家に隣接するジム・ハイトとノーラの小さな家の向かいに住んでいる。

エリー・マーチン判事の妻クラリスに「世の中には生まれつき他人の迷惑になることをいいふらして歩く人間がいるものだ」と聞こえよがしに言われる。

パトリシア・ライトに言わせると「ゲッベルス宣伝相よりも活躍しているわ!」


(Eirakuin_Rika)
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デヴァイン,リリー

2007年07月16日 | 人物事典(タ行、他)
*デヴァイン

リリー・デヴァイン

『三人のびっこの男の冒険』に登場。
銀行家ジョセフ・E・シャーマンの囲われ者。以前は、ギャングのマック・マッキーの情婦だった。

シャーマンがリリーのために借りているアパートのクロゼットの中で、猿ぐつわをかまされて窒息死していたのを、お付きの女中に発見される。

寝室には泥靴の足跡が三種類あり、ベッドの上には銀行家を誘拐したという内容の置き手紙があった。



(Eirakuin_Rika)
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タークル,ユーフェミア

2007年07月10日 | 人物事典(タ行、他)
*タークル

ユーフェミア・タークル

『七匹の黒猫の冒険』に登場する、一風変った裕福な老婦人。栗鼠のような顔をしている。

猫嫌いのはずなのに、何週間にもわたって、毎週一匹ずつ緑色の目をした黒の雄猫を購入し、ペットショップの店員を不思議がらせている。

中風病みで、まるっきり身体が利かないため、床につきっきりで、一歩も歩くことができない。同居している貧しい妹、サラ・アンの世話になっているが、猫を注文して届けさせるのは、いつもきまって妹が不在のとき。


(Eirakuin_Rika)
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トリヴェット船長

2007年07月03日 | 人物事典(タ行、他)
トリヴェット船長

『Yの悲劇』に登場

ハッター家の隣家に住む、退職した老船長。自己所有の貨物船で三十年間働いていたが、南大西洋でひどいしけに出遭って足に大怪我をしたことをきっかけに引退した。ヨーク・ハッターのただ一人の親友だった。また、自身も片足を失っている境遇ゆえか、ルイザ・キャンピオンとも心を通わせており、ヨークの死後も毎日のようにハッター家を訪れている。
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ドロミオ

2007年07月01日 | 人物事典(タ行、他)
*ドロミオ

ドロミオ(Dromio)

『Xの悲劇』他に登場する、ドルリイ・レーンのお抱え運転手。レーン四部作で、レーンの足として活躍。

(Eirakuin_Rika)

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