いまだ右手の違和感は若干残りますが,これまでダイエットで毎日自転車に乗っていたとはいえ,20キロ以下の距離がほとんど。それが自転車を新しくしたとたんに,初日山古志まで60キロ,2日目と3日目で会津若松まで130キロ。4日目は右手の違和感のため自転車は休みなのにじっとしてるのがもったいなくて鋸山登山。
そして5日目,昨日は早朝3時出発で車に自転車を積んで笹川流れです。
こうなってくると,右手の違和感だけの話ではなく,筋肉痛その他,身体中そうとうがたがたのはず。最終日の今日こそはクーラーの部屋でおとなしくしていることにしました。
で,昨日の笹川流れです。さすがに結構遠くて,早朝の空いている道でしたが,笹川流れの道の駅に車をとめて自転車に乗ったのは午前6時。
考えていた予定は,海岸沿いを北上し,30数キロ行ったあつみ温泉という駅から,この時間だと8時30分に電車があるので,その電車を目指して走ること。
笹川流れの海岸沿い,岩場と砂浜ですが,いたるところにテントがあってキャンプをしているのにはびっくり。
それもそのはず,というくらいに海も砂もほんとうにきれいです。
自転車で駆け抜けてしまうと,ほとんど平坦なコースということもあり,あっという間に笹川流れは通過していまいました。景色を楽しむというより,あんまり海がきれいなので,帰り道どこで泳ぐか,そのとき自転車や荷物はどうするかの当たりをつけるほうに気をとられていたような・・・
景色を眺めたり,それやこれや考えているとついおろそかになってしまうのですが,思い出すたびに,先日アドバイスいただいた腕だけに負担をかけないような体勢とか,まわすペダリングとか,気が付くたびに修正しながら走ります。
そんなことしてると35キロなんてあっという間で,予定の駅近くでまだ電車の時間まで1時間近くある。もうこの時点で駅を探すこともせずに,走り足りないから帰りも走ろうと決めています。
だからそのまま,駅ではなく案内表示に従って温泉そのものを目指します。こんな時間で入れる温泉はないでしょうけど,どんなところかここまで来たら見ておこうという程度です。
案内看板に従って朝市の会場にたどり着きました。ここで冷たい牛乳をのんで,折り返し地点とします。
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帰り道,予定していた駅を発見。まだ電車の時間まで20分。自転車を輪行袋にしまっても十分間に合う時間ですが,走り足りない。という気分が優先です。
うん,自転車が変わったせいかもしれませんが,チョット前の自分では信じられない発想です。
そして海岸沿いの国道に戻り,数キロの走行。突然,つい先日も体験したあのいやな感触です。自転車を降りて,恐る恐る後輪のタイヤを触ってみる。
やっぱり,ぺっちゃんこです・・・
とにかくの炎天下,涼しいうちに走ろうという案もすべておじゃん。自転車を押しながら日陰をさがしてパンク修理です。
先日の経験でなんとかタイヤをはずしてチューブを取り出すことはできます。CO2ボンベも持っています。
なんとかはずしたのですが一部分タイヤとチューブが密着していてはずれない。なんと1センチほどの長さの折れ釘でしっかり固定されています。ベンチ等もなく,この釘を抜くだけで一苦労でした。
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せめてそこで新しいチューブにさっさと交換と考えればよかったのですが,あまりにも見事に穴があいているので,逆にこれさえ修理すればまた使えるかなとせこいことを考え,そのせこい考えで1時間近くの時間とCO2ボンベの無駄遣い。
結局予備チューブに交換しましたが,まともにタイヤをはめるだけでまた一苦労。先日自転車屋さんで直してもらったとき,ちゃんと教えてもらっておけばよかった。あの日は,漫然と見ていて,「へー,タイヤをはめるのって簡単なんですねえ。」なんてとぼけたこと言ってました。
新しいチューブでもCO2ボンベ失敗。3本組で買ったのに,なぜか2本しか持ってきてません。あとは携帯ポンプだけ。
実際やってみると,携帯ポンプでも想像していたよりはるかに簡単に空気が入って行きます。山羊さんも言っていましたが,あ,これならCO2ボンベを買い足すよりも,空気圧を図るゲージを買ったほうが確実なか,というのがやってみての実感でした。
で,よくよく考えると,自転車に乗るみなさんがどのくらいの頻度でパンクを経験しているかわかりませんが,ちゃんと乗り始めてたった2回の長距離ツーリングで,1回目は画鋲の先端のような金属片,2回目は1センチもあろうかという折れ釘をしっかり拾うというのはある意味ついていると言っていいのではないでしょうか。
パンクの修理で2時間弱。途中で3回自転車ごと修理場所を日陰に移動。残す走行距離はまだ30キロ近く。
さすがにめげそうなものですが,不思議とぜんぜんめげません。後輪の空気圧,検討つかないけど,きっと足りないんだろうなあと思いつつ,走り始めれば,それまでの苦労を忘れて快適。さあ,どこで海に入ろうかななんて考えてました。
海に入るときは自転車や荷物はどうするのかなあ,と迷いましたがへんに海の家があるところよりも,と,なにも設備はない砂浜の上のガードレールに自転車をくくりつけて,手荷物は海岸において海水浴でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/69/88a68ec68d4054cea6d59f936575b208.jpg)
GPSの記録は前日の鋸山と一緒になってしまって,また,平均速度は出ませんでしたが,別に数字で見なくても今までの自転車より早くなっているのは実感です。
結局往復自転車にしたので,走行距離は70キロでした。
道の駅で昼食と思ったら,ちょうど12時ということもありむちゃくちゃ混んでいるので,早々に出発。帰り道に日帰り温泉とそば屋という取り合わせを発見してそこで食事をしてきました。
うんと早起きして,午前中の涼しいうちに走って,という予定でしたが,結局1日がかりになりました。