ちゃんと午後も外来の受付があるのに,いつまでたっても患者は自分ひとり。
1時に行って,1時半から診察です,と待たされ,それでも周りに人影はなし。
1時半になって,体温計を渡されて,検温はしたものの,それいがい,自分ひとりというのに全然呼ばれません。
2時近くなって,誰もいないという状態で何の意味があるのかわかりませんが,いわゆる中待合室に呼ばれ,それからしばらくしておもむろにドクター登場。
そこで先週の土曜日から喉の痛みを感じ,早めに治そうと前回気管支炎でもらった薬の残りを飲んでみたが,治るどころか咳がひどくなってきたことを説明。
そしたら,そのドクターに,「風邪薬なんか飲んでいるからいつまでも治らないんです。」と叱られてしまった。
そうなると,いったい俺は何をしにここまで来たんだろう,という気分。
聴診器をあてて,気管支炎等にはなっていない,という診断をもらったのが成果なのかなあ,というところ。
あとは咳がひどくて苦しいので,仕事の途中で休みをとって来た,と言っているのに,
「空咳ならばほうっておけばいいのです。8週間続くようなら喘息に移行するといけないので止める必要がある」
というありがたいお話。
どう対応してよいのかわからず,ただ「はあ,はあ」とそれこそ空返事。
それでも咳止めの薬を5日分だけでも出してもらえたのはラッキーというべきか。
時間のないときには,ほとんど患者がいないいつでもすいている病院で便利なのですが,
患者がいない理由もわかる気がするし,ちょっと考える必要がありそうです。