中国の長恨歌を能楽にしたものが、日本の能楽の「楊貴妃」です。
玄宗皇帝は、安禄山の乱の元凶と言うことで楊貴妃を死罪にしてしまいました。楊貴妃のことが忘れられず神仙道の方士に彼女の霊魂の居場所を探させました。方士は楊貴妃を探し出し、証拠として皇帝と楊貴妃しか知らない文言を聞き出しました。
楊貴妃は七夕の夜、「天にあらば比翼の鳥、地にあらば連理の枝」と、永遠の愛を打ち明けます。
七月七日長生殿、夜半無人私語時
在天願作比翼鳥、在地願爲連理枝
天長地久有時盡、此恨綿綿無盡期
先日、芙蓉柳の事を書きましたが楊貴妃との関わり紹介します。上の写真は蓮の発芽種です。
7月初旬に発芽した上記画像の蓮の種が複数枚の大きな葉になりました。現在は水面にありますが数日後には水面上に現れると思います。幸い植替え用の大亀が有りますので週末に植替えます。
妻の祖母の名はカメなので大小10個くらいのカメがあります。大亀へ植替え後の写真
今は睡蓮みたいに水上に浮いてますが、やがて立ち上がります。ハスの中央に水玉がありますが、ヨーグルトの蓋に中身を付かせない
ヒントになったそうです。微細な凸凹があり表面張力が働くそうです。
芙蓉柳は別名で美容柳や
未央柳と呼ばれています。なんでかなと思い調べてみると白居易の「長恨歌」
太液の芙蓉未央の柳此に対ひて如何にしてか涙垂れざら、玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした地を訪れて、太液の池の蓮花を楊貴妃の顔に、未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に喩えて 未央柳の情景を詠んだ一節があります。美しい花と柳に似た葉を併せ持つ木を未央柳と呼んだそうです。
日本では紫式部の『源氏物語』「桐壺の巻」は、白居易の「長恨歌」を題材にしています。
下の花が終わったら上のマンデビラが咲き出しました。なんと蕾か4個あります。5輪のマンデビラです。
久しぶりの曇り空で草刈をしようと混合油を買いに行きました。ガソリンスタンドで女性店員がタヌキがいると悲鳴をあげていました。撮影してよく見るとハクビシンでした。
怪我したようで雨宿りに来たみたいです。猛暑で
ハスを植えた大亀の温度が下がらないので中亀に植替えました。LiSAさんの紅蓮華(グレンゲ)が流行っているんですね。蓮の花びらの形からあのスプーンの名前があるだね。鬼滅の蓮華ラーメンお願いします。
ハスの葉がやっと水面の上に立ち上がってきました。
本葉が立たないのは肥料切れでした。不織布の袋に油粕2個、ゆっくり効く肥料数粒、重りがわりの小石数個入れて土に埋めました。ハスの幼苗は睡蓮みたいに浮くんですね。