ジプシーのチョコレイトBOX

人生はチョコレイトのように甘くほろ苦い・・・人生ってなんとかなるって思ったら、きっとあなたに人生の方がついてくるわ  

黄金のもみじと、黄金のかの寺  -紫の上ー

2009-12-03 22:04:10 | 旅は女を上げる
いまさら???なんて言わないでね(笑)
なんだか、紅葉のニュースなんか
見てたら・・・


・・・ジプシー。
書いてないじゃん 全部。
あー書きたい!京都!!


・・・と思ったわけでして。
でも 毎日毎日睡魔が襲う(笑)


念願の寺田屋に行った夜は、
なんともうれいなお月さまが出て
ほろ酔い気分で ゆらゆらと
宿に帰って行った

 


二日目のホテルは京都の駅前。
朝ごはんを京都の駅ビルのカフェで食べたの♪
ここからバスに乗り、
久しぶりの「金閣寺」へ。


8年前に妹と来たときは、
雨女シリーズで、(妹は雨女)
どしゃぶりで 観た気がしなかったのよね♪


高校生の修学旅行は、改修工事中だった(泣)      


子供の頃から「一休さんの将軍さまの家(※1)」として
憧れ続けていた、
金閣寺(そのレベル?)
でも、アニメやマンガってすごい力!
憧れって大事ねえ  やっぱり。



          (※1)・・・室町幕府第3代将軍 足利義満
                 (あしかが よしみつ)のこと。
                 アニメでは、金閣寺に一休さんを呼んでは、
                 なぞときをやらせてた。
                 一休さんはその頃の僧侶、「一休宗純」が
                 モデル。新衛門さんは、K-1の武蔵の
                 先祖らしい。





やはり、金閣寺は、美しい。
秀吉の金の茶室(※2)は、意外に小さくて
大阪城でがっくりしたけど、
この金は、すごい。
外国人が「黄金の国」(※3)と誤解するでしょ、そりゃあ。



         (※2)・・・金が大好きだった派手な秀吉が作らせた
                金箔を張り巡らせた茶室。

         (※3)・・・シルクロードができつつある頃、海を渡って
                日本を訪れた外国人が、ふんだんに黄金を
                使う日本を見てこう、欧州に紹介された


大河内山荘で、ついはまり、
ここでも お茶を一興。


だってえ そんな看板だしてちゃだめだよう
お抹茶なんて・・・。
紅葉をめでながら、
昨日は、赤いもうせん。今日は、お座敷。
ぴーんと背筋がのびる。
こういう感じするのって やっぱし日本人だからかも♪


雰囲気いい~
うっとりしちゃったなああ・・・・


サブタイトル「紫の上」。
光 源氏の北の方(正妻のこと)である


藤壺の宮を忘れられない、若き源氏の君は、
ふらふらと山里にでかけた折、
すずめを逃がしてしまったと泣いていた幼い
女の子と出会う


これが「紫の上」。


藤壺の宮に 面影が似ていたことから、
従者に調べさせた結果、
藤壺の宮の父、兵部卿の宮が通っていた女の、
子供だとわかる
この時代、後ろ盾のない姫君は
なんともみじめな生活をしなければならず、
やんごとなきお方との結婚にて
生計をたてたり、
地位があがったので、
婚活は気合が入ってたらしい(笑)


藤壺の宮のゆかりの少女だと知ると、
なかば強引に
この少女の後見人になる源氏。


男性の永遠の夢じゃないかしら???
自分好みに女性を育てあげる・・・・・(笑)


12歳になるまで待った源氏は
とうとう強引に妻にしてしまった!!!!
楽しい新婚生活も、2年後、
源氏の朧月夜(帝の婚約者)との浮気が
発覚し、
源氏は都を追われ、
須磨(兵庫県)へ流される


新婚で浮気までされ、夫は都を追われる。
平安時代だったから、耐えられるものの、
現代だったら、どうかしら???(笑)


でも一途に待ち続けた紫の上。(えらい!)
それなのに源氏は、須磨で浮気!!!
しかも。女の子をもうけるのである!


美しい物語とは言うけれど、
今にすれば、すごい男、源氏の君!




紫の上は賢く、
自分の上に 誰かをかさねているのではないかと
思っていた


途中でもぎ取られた恋というのは
いつまでたっても始末が悪く、
男性の狩猟本能をかきたてるのかしらねえ???

北の方として 子供は生涯もつことは
できなかったけれど、
平和に過ごしてきた夫婦の後半に
源氏は、またもや、藤壺の宮のゆかりの宮さまを
妻として迎えてしまう


これには、もう若くない紫の上もそうとう
こたえて、
病気がちになってしまい、
若くして 源氏より先に逝ってしまう


紫の上をなくして初めて
藤壺の宮の代わりとしてではなく、
そのままの紫の上自身を愛していたと気づく源氏の君。
(おせーんだよ!)


何かの歌じゃないけど、
なくしてからじゃ~遅いのよお~(笑)
好きな人を幸せな気持ちのままで
逝かせてあげなくちゃだめじゃん


いやあ、今回、源氏の次に出番が多い、
「紫の上」だったから、長かった!(笑)


女を愛で包んであげて いつまでもかわいい女で
いらせて
あげられる男ほど、
真のいい男って気がするわ♪







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