電脳東京雑記(仮)

大煩悩人の世迷言

提督の決断Ⅲをプレイ中

2009-04-25 22:59:34 | ゲーム
このゲームは中々難しいです。それも、ゲームの内容よりも、コマンドの内容を覚えたり、不親切な操作性よるものが、非常に大なのですが。
(艦隊の編成だけでも、小一時間かかる事もあります、、、(汗))
それでも、中々興味深いゲームで、新たな発見も見えてくるところもあります。

例えば、我が旧海軍が「大鑑巨砲」主義から完全に脱却できなかったのは、「そうしなかった」というよりも、「そうできなかった」部分も、少なからずあったのかもしれません。
世界でいち早く、航空機の集団による戦法を見つけたのは我が国かもしれませんが、その戦法こそ、我が国にとって一番苦しいもので、航空機・空母の大量生産・物量作戦など、物資難で開戦した状況では、とても取れる戦法ではなかったのかもしれません。

また、我が国の空母群は、米国のそれと比べ、圧倒的に搭載能力が少ないのも、それ程、大きな空母を作れなかった&空母に乗せる航空隊の確保が難しかったのかもしれません。

そういう意味でも、必敗は仕方がなかったのかもしれませんが、そこまで追い込まれたのも事実で、失うものがなにもない北○鮮のような瀬戸際外交は、無理だったのかもしれません。

そして、その中でも、早期講和を目指し、できるだけの戦果(艦隊による決戦の勝利)を求めたのも、無理もないのかもしれません。
(日清、日露戦争でも、勝利を掴んだとはいえ、完膚なきまでうちのめした訳ではなく、多くの犠牲を払った上での、薄氷のものでした)

このゲーム(提督の決断Ⅲ)を、日本一危険なゲームと評価した、某合衆国のマスコミもあったそうですが。
しかし、ゲームだからこそ楽しめる事もありますし、こういう擬似的なゲームのルールを理解できる者のほとんどは、現実がゲームのように上手く行かず、そんなマネなど、しようとは思いますが、、、。

ゲームの中ですので、非現実な事もできるのですが、、、。
「大鑑巨砲」主義の私は、51cmの主砲に憧れて、今日も設計します(汗)。
(航空機の集団戦法は強すぎです(笑))
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4 コメント

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ワレキシュウニシッパイセリ (熊本は優柔不断)
2009-04-25 23:38:19
以前これプレーしましたけど、途中で断念しました
難しすぎる・・・
これとスタンダード大戦略は途中でギブアップしましたねえ
同僚に提督シリーズばっか、もう何年もプレーしてる人いるけど、俺には無理っす

同じく海戦メインのシミュレーションで、大戦略1941はクリアしました。やったことある?
でもやっぱ俺は陸や空の戦闘が好きかも
360に太平洋戦争がテーマのゲームあるけど、GWに買ってみよかな
睡眠時間削りまくりそうだけど(笑
返信する
コメントありがとうございます。 (Mars)
2009-04-28 00:00:56
>>熊本は優柔不断さん

私は、熊本さん以上の優柔不断ですので、大事な決断を果たしてできるかどうかは、、、。
仰るとおり、このゲームは難しいですね。
艦隊決戦だけでなく、占領地の基地の運営から、内政・外交に至るまで、大変ですが(提督の指揮範囲を超えているようにも思えますが)、石油や鉱山資源の確保など、本当に難しい舵取りを迫られます。

私は、「大戦略1941」は未プレイですが、やはり、陸や空だけの戦略・戦術よりも、海がある方がいいです(汗)。
本当に、SLGやRPGというものは、一度ハマると数時間はあっという間に過ぎますね。
GWも、少なからず、ゲームをして過ごしそうです(汗)。
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歴史オタクの独断 (mugi)
2009-04-29 21:43:04
こんばんは、Marsさん。トラバ、有難うございました。

「提督の決断Ⅲ」ということは、ⅠやⅡもあるということなのでしょうね。やはりこの手のゲームは男性の心情を書き立てるものなのでしょうか?

>世界でいち早く、航空機の集団による戦法を見つけたのは我が国かもしれませんが

 それは知りませんでした。己の発明した戦法で惨敗するとは、、、ハンニバルも己の生み出した象部隊でローマに負けていますから、優れた戦法は敵にも応用されやすい運命かも。

>このゲーム(提督の決断Ⅲ)を、日本一危険なゲームと評価した、某合衆国のマスコミもあったそうですが

これまた、初耳です。それはまさか、ニュー○ーク・タ○ムズ?この新聞社も不況でかなり赤字を出したとか。はよ、潰れろ。

 ところで、第三次大戦ゲームというものはあるのでしょうか?または米中大戦のようなタイプも出回っていますか?このような発想こそ、危険な妄想ですね。
返信する
RE:歴史オタクの独断 (Mars)
2009-05-01 20:34:15
>>こんばんは、mugiさん

「提督の決断」シリーズは、最新作Ⅳまで、四作品でております。
(私はSFCやPSというTVゲームで、Ⅰ~Ⅲは購入しております)

この手のゲームが、男性の心情を書き立てるものなのかどうかは分かりませんが、多くの架空戦記もの(当時では考えられない超兵器が出てきたり、現在の自衛隊がタイムスリップするというもの等)が多く出版されている事を思いますと、何か琴線に触れるものがあるのでしょうね。

先の大戦まで、海戦の主力は戦艦と考えられておりました。
しかし、真珠湾攻撃で、停泊中とはいえ戦艦が飛行機によって沈められますし、続く、マレー沖海戦では、航行中の戦艦が航空機のみで沈められる、という事が起こりました。
飛行機の優位性が見えたとはいえ、それを大量生産・改良できるのが、工業力にもすぐれた合衆国でした。
もし、仮に、その立場が日米で逆だった場合、それを覆せたかはわかりませんが、一度、負けた側は、徹底的に敗因を研究して、その弱点を突くのは当然でしょうね。
(勝ち続けている側は、自分こそは最強・無敵と錯覚し、傲慢になるものかもしれませんね)

第三次大戦ゲームはあまり聞かないですが、ない事もないです。
そして、そういうIFを楽しめるのも、ゲームだからでしょうね。
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