今年初の東京ドーム三連戦を終えて

何とか、二勝一敗で勝ち越しましたが、課題は山積みのようです。

三連戦の初戦は、豪快なクリーンナップ三連発があったものの、二戦目は先制後の追加点が奪えず、惜敗。そして、迎えた三戦目は、息詰まる投手戦となりました。



阪神先発・岩田投手は、一昨年の終盤、怪我で戦列を離脱し、阪神もそのまま下位に沈みました。また、昨シーズンは怪我から復帰できず、一軍での登板はゼロでした。

そして、巨人・ラミレス選手に先制本塁打を許すものの、辛抱強く7回を投げ抜き、578日振りの勝利をつかみました。



この日は、巨人・小笠原選手の2000安打という、偉大な記録達成の日となりました。
（記録達成、おめでとうございます。）



しかし、贔屓はあるものの、この日の主役は、岩田投手だったと思います。また、岩田投手は怪我だけでなく、持病の糖尿病を患っており、健常者だけでなく、怪我や怪我と戦っている方々にとっても、大きなエールになったのではないかと思います。

この一勝は、球界全体からしたら、たかが一勝かもしれません。しかし、本当に感動した一勝でした。