旅の思い出

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コーカサス3ヶ国旅行

2019-07-24 20:36:59 | 旅行

 コーカサス3ヶ国旅行アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアの記録の総集編をまとめました。

 この地域は、旧ソビエト連邦ですが、行くまでは、ヨーロッパなのか、中東なのか、アジアなのかよくわかっていませんでしたが、訪れてみると、街の雰囲気からすぐにヨーロッパであるということがよくわかりました。コーカサスは、紀元前からの歴史をもつ古い国で、史跡も非常に歴史の古い趣のある所が数多くありました。        

前年に訪れた中央アジア3ヶ国と同じように、旧ソビエト連邦からの独立は簡単ではなく、、犠牲者を出しながらも、国民の団結と努力によって実現したということがよくわかりました。日本ではあまり報道されていないことが数多くあり、我々の認識の甘さを痛感しました。それだけでなく、長い歴史の間には、地理的に、ロシア、トルコ、アジアに囲まれ、交通の要所でもあることから、幾度にも渡り多民族からの侵略を受けてきた苦しい過去をもっています。        

 コーカサス3ヶ国と言っても、それぞれ異なる特徴を持っています。アゼルバイジャンは、カスピ海沖の油田や豊富な天然ガス資源をもち、「火の国」と呼ばれ、急速に発展しています。まさしく、お金持ちという印象を受けました。ジョージアは、ワインの発祥地であり、各家庭でもブドウの木を育ててワインを作っていてまさしく「ワインの国」でした。アルメニアは、世界で最初にキリスト教を国教にした国であり、古い歴史のある修道院が多くありました。しかし、アルメニアは、第1次世界大戦のアルメニア人大虐殺などの苦しい歴史をもち、今でも半数以上のアルメニア人は国外に住んでいるという状況です。

https://youtu.be/eC_Hd_OagO8

 


アルメニア

2019-07-23 20:43:01 | 旅行

コーカサス3ヶ国旅行の3番目の訪問国としてアルメニアに行きました。アルメニアは隣同士のアゼルバイジャンやトルコと関係が悪いので、ジョージアから入国しました。

  アルメニアは、歴史上、強国に侵略されたり、支配されたりを繰り返し、他国に移住を余儀なくされたりという苦い歴史を持っていると言うことがよくわかりました。今でも半数以上のアルメニア人は国外に住んでいるという状況です。特に、トルコには、第1次世界大戦のときに大虐殺をされるという悲惨な出来事があり、今でも恨みが残っていて、あまり触れたくないようでしたので、アルメニアの人にその話を聞くのはやめました。一方、アゼルバイジャンに行ったときには、アルメニアがアゼルバイジャンの一部の地域を侵略しているということで、アルメニア人によい感情をもっていませんでした。それぞれ言い分があるようで、解決されていない問題が多く残されているようでした。

 しかし、アルメニアは、世界で最初にキリスト教を国教にした国であり、古い歴史のある修道院が多くありました。フランスやドイツの教会と違い、中世より前の古い教会や修道院が数多くあり、しかも、要塞の役割も持っていたため、山や丘の上にあり、まわりの風景とともに趣のある絶景を楽しむことができました。

 

アルメニア


ジョージア

2019-07-10 17:36:56 | 旅行

 コーカサス旅行の2つ目の訪問国としてジョージアを訪れました。マルコポーロが「絵に描いたように美しい」と称賛したという首都トビリシや、古都ムツヘタには古い街並mのみが今でも残っていました。また、標高2170mの山頂に14世紀に建てられたというツミンダ・サメバ教会は「雲に支えられて空中に浮かんでいるように見えた」とプーシキンが表現したように、まさしく限りなく天国に近い教会でした。

https://youtu.be/udBT467_fnc