Funk's life

イチニチイチゼン。

原発事故に思うこと

2011-03-30 | 日記
人が作った物だから自然には敵いません。
私達には祈る事しか出来ませんので、製造者に対処して貰うしかありません。
元々危険極まりない物なので、命がけで大変ですがよろしくお願いします。

私は、以前からの政治不信により、政府の発表は信じられません。
また、過去の事例により原子力諸院、委員、東電の発表も信じられません。

震災の翌週に「チェルノブイリの様になる」という疑念が拭い去ることが出来ず、出張に合わせ家族で関西へ行ってきました。
車に給油無しで帰れる距離で、原発から半径600km以上離れた京都に宿を取りました。
そうです、チェルノブイリでは半径600kmの範囲が汚染されました、放射能を避けるにはより遠くに離れるしかないのです。
最初、京都の街の様子に変化は無く、テレビで大騒ぎしているだけでしたが、停電の噂の影響なのか解りませんが
一気に電池が売り切れ、そのうち水も品薄になっていました。(買い占めたのか、被災地へ送ったのかは不明)
揺れもせず、停電にもならないのに・・・・。

幸いにも大爆発も無く、民族大移動も、パニックも起きなかったので、
近所にあるお寺に復興祈願して、翌週は会議もあるので帰ることにしました。

結果的に普通の出張旅行でしたが、最悪の場合、会社の機能を関西に移設し、社員と家族全員が移住できるよう、
先鋒としての役割を担う旅でした。個人的には「何があっても子供を全力で守る」という夫婦の誓いを即行動に移せた、
という実績を、評価したいと思います。

最悪のシナリオで冷静に対応する。楽観することは、諦めと同じ。

”私は「決断」出来ます”


「神の見えざる手による 予定調和に達するという考え方に対して、複雑系の未来は発散する解を持つ。」