トランペットの種類

ドイツのコレクターより。

やっぱり雨による被害が出てしました。あの辺りに前の会社の先輩の実家が所有している別荘があり、社会人1年生の頃、社員旅行でお邪魔したことあります。どうか無事でありますように。また被災された方にお見舞い申し上げます。

さてさて、Jochenから「知り合いのコレクターからいくつかオファーもらった」とのことで、珍品ばかりいくつか出物です。

まず、以前所有していたこともあるモンケのバロック/ナチュラルトランペット。



ショートタイプの3孔で、モダンピッチのCとDです。初心者にはいいかも。MPは勿論ちゃんとしたナチュラル用がいいですが、Naumann辺りで購入することができます。僕のはボンのベートベン・ハレのプロの方が使っていた楽器で、モダンのB♭とE♭も付いていました。ロングが欲しくて売ってしまいましたが、ちょー初心者にも吹いやすい楽器でした。18福澤先生ぐらいでしょうか。

お次は、これまた以前所有していたのと同じ様なモンケのストレート(ヘラルド)タイプのピッコロです。

A管の替管がつく様です。
このタイプの3ロータリーのものは5本しか製作されておらず、ストックホルムのプロに納品されたもの、とのことです。僕が以前所有していたのは、B♭の上昇管が4番になってるもので、ブランデンブルク協奏曲2番用に製作された、とのことでした。3ロータリーだとEより下が出ませんが、この楽器の目的からすると、あまり使うことないんでしょうね。
お値段福澤先生22人ぐらい。

もう一本は、MaxEnders/Mainzより。


G管ですが、Endersの工房を継いだH..König製です。EndersのG管は2本(一本はF管パイプ付き)を持っていました。ゴールドブラスで本当に良い音がしましたし、何よりベルの曲げ方がゲージツ的に美しい楽器です。チョい入り用でE♭/D管とともに売却していまいました。もう一本マーケットプレイスに出いるのですが、お値段高めなので手が出ませんが。こちらは、福澤先生18人程度だと思います。

もう一本Endersの珍品はこちら。


これ、一瞬ふつーのピッコロに見えますが、実はC管(High-C)なんですって。Endersはマインツァーベルとか、今で言うヒドゥン・リバースみたいなものを次々開発していったアイデアマンなのですが、この楽器もマウスパイプから3番ロータリーをオフセットして繋いでます。3ロータリーなので、用途は限られるかもしれませんが、ロータリーのHigh-Cピッコロって、Scherzer以外に初めて見ました。Scherzerは以前所有してましたが、音程のコントロールが中々で、すぐ手放してしまいましたが。
こちらは福澤先生22人ぐらいですかね。珍品中の珍品です。勿論これらの特殊管はプロユースなので前所有者は聞いてませんが、名のある方なのだと思います。

基本的にJochenに引き継ぎます(Jochenは大学の理論物理学のセンセーなので英語でOK)。英語に自信のない方、国際送金苦手な方、応相談で(笑)。

興味のある方、拍手コメントに連絡先(公開されません)を添えてお願いします。

Enders、日本での知名度はマニア向けですが、いい楽器が多いです。
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