スイスで活躍する日本人のプロの方(多分ブログの読者の方もご存知の方多いと思いますが)からの委託です。
Stowasserの長管F管で、1920年~30年頃のものだろう、とのことです。
楽器はこれまたライプツィヒで活躍する日本人マイスターの手によって、オーバーホールされ、440のクルーク付きです。
サンプル音源を聴かせていただきましたが、ふくよかで素晴らしい音がします。僕の持っている長管(1890年頃)とは全然違って、バリバリ使えますね。
長管そのものの出物が少ないのと、あってもジャンクだったりするので、本気で探されている方メッセージ下さい。

マーラー・ブルックナー時代のノスタルジーに浸るもよし、アンサンブルで使うもよし、一本あるとトランペットの系譜(ナチュラルから長管→ヘッケル)を実感するもよし、使える長管F管をお探しの方にはまたとないチャンスかも(笑)。