見出し画像

本と音楽とねこと

【古典】労働と独占資本【再読】

Braverman, Harry,1974,Labor and Monopoly Capital: The Degradation of Work in the Twentieth Century,Monthly Review Press(=1978,富沢賢治訳『労働と独占資本――20世紀における労働の衰退』岩波書店)'09.8.19
 資本はいかにして人間の労働力を搾取してきたか。科学的管理法からサービス経済化に至るまで、主としてマルクスの『資本論』に依拠しつつ、徹底的に細部に至るまで語り尽くす。ポランニーは労働力の商品化自体を問題化したが、いったん商品化した労働力が搾り尽くされていく過程について、このブレイヴァマンの労作において説得力のある議論を展開したものはほかにない。マルクスはいまどう読まれなおすべきか、考えるに値する論点が満載されている。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事