資本はいかにして人間の労働力を搾取してきたか。科学的管理法からサービス経済化に至るまで、主としてマルクスの『資本論』に依拠しつつ、徹底的に細部に至るまで語り尽くす。ポランニーは労働力の商品化自体を問題化したが、いったん商品化した労働力が搾り尽くされていく過程について、このブレイヴァマンの労作において説得力のある議論を展開したものはほかにない。マルクスはいまどう読まれなおすべきか、考えるに値する論点が満載されている。
最新の画像もっと見る
最近の「本」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事