「入眠時幻覚」による神経衰弱からのリハビリ、二日目。
幼少期と、青年期(の一時期)にたしかに身体のなかに流れていた、生を全面的に肯定できることによる多幸感が持続していること、そのことがなによりもうれしい。
今日は、クルマの話を書きたくなった。
もちろん、わたしのことであるから、話はあちこちに蝶蝶のごとくひらひら飛んでいくだろうけど。
いま、愛用しているクルマは、日産 ノート eパワー AUTECH 2018年式である。
ノートは、「下駄車」としてはよくできている。「ガソリンで発電し電気で動く」クルマの特性上、トルクがけっこうぶっとくて、加速も申し分ない。それに加え、AUTECHバージョンでは、足回りの強化がはかられているため、カーブ時のスロー&ゴーであるとか、都市高での車線変更時、ほとんどストレスなく運転できる。
その前は、アウディ A4に乗っていた。5年ほど前、宇美町の戸建て住宅から筑紫野市のマンションに引っ越し、A4からノートに乗り換える羽目になった。
わたしのマンションの駐車場は立体だ。わたしの駐車スペースは、その3階にある。
立体駐車場内の道路は狭小で離合はまず無理。どちらかが後退してかわすほかない。また、スロープの登り/下りポイントでは、車体を柱で擦らないか気を遣う。
図体のでかいA4は不便きわまりない。
そのようなわけで、筑紫野市に引っ越して間もなく、同市内の日産デイーラーに出向き、ノート eパワー AUTECHを契約、注文した。
ノートにとくに不満があるわけではない。
しかし、「下駄車」はしょせん「下駄車」。
たまに、もっといいクルマに乗りたい、と思わないでもない。
そのようなわけで、
アウディ A4 クワトロ
A4 クワトロの魅力は、
ガチガチに硬いんだけど、あたかも、しなやかにしなる鋼鉄のごとく、あるいはサーバルキャットの肢体のごとく、しなやかに、運転者と路面とのコミュニケーションを媒介するサスペンション、足回り。
サーバルキャット、かっわいいなあ。
サーバルキャットと男の子
いや、クワトロクワトロ。
ハンドル操作に機敏に反応する4WDシステム。
外界のノイズは完全に遮断され、ぶっといエンジン音だけが下半身に響く、あの感覚。
夜間、美しく輝くメーターパネルと、しっかり身体をホールドする、やや硬めのシート、そしてハンドルの質感の高さ。
唯一、不満なのが、エクステリア。
セダンはあまり好きではない。SUVもステーションワゴンもちょっと違う。
好きなのは、5ドアのハッチバック。
むかし、日産 プリメーラに乗っていたとき、英国日産の5ドアハッチバック「プリメーラGT」が欲しくてしようがなかったことがある。
現行のクルマでは、
DS 4 かなあ。
でも、現行 DS 4 は、フロントマスクがすっかり変わってしまい、魅力は半減したなあ。以前のモデルはめっちゃカッコよかったのに。
住宅ローンは完済しているし、クワトロの新車をキャッシュで買える程度の余裕はある。
駐車場も、マンション敷地外の月極に変えれば無問題。
しかし、そろそろ退職後の生活のことも考えないといけない。
現在、フローの所得としては、給与以外に、企業年金がある。2年半後には厚生年金の支給がはじまる。
それだけだと、いまの生活水準を維持できないかもしれないので、別の企業年金にも加入している。(私大勤務の教職員は企業年金保険の「二重加入」が可能。)退職金もできるだけ多く注ぎ込むつもりだ。
結論としては、
クワトロ、
欲しいっちゃ欲しいけど、いまのところ、やめておく。
と、
あることを思いだした。
米国でトランプ政権が成立した折、わたしは、「日経平均ベア2倍」というETFを、時価700万円相当で購入した。
「日経平均ベア2倍」の基準価額は、日経平均ダブルインバース・インデックスという指数に連動して変動する。「ベア」ファンドなので、日経平均株価の日々の変動率の-2倍の値動き、具体的には元の指数が下がるときは2倍上がり、上がるときは2倍下がる値動きとなる。
要するに、株価が下がると利益が出るが、上がると大損となるETF。
なぜ、株価が下がると予想したかというと、
米中貿易摩擦が激化し、世界のサプライチェーンが寸断され、
通貨価値の下落を防ぐため、リーマンショック以来の金融緩和が終了し、公定歩合の引き上げによる金利上昇が続き、
財政赤字の拡大により、財政出動も終了して、
株価は暴落する、
そんな読みだったのだが、結果は真逆。
日経平均株価は、NYダウ平均株価ともども、バブル経済期を超える水準を更新し続けたのであった。
そんなわけで、直近の「日経平均ベア2倍」、その含み損が、
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くそがああああああああああ!