介護疲れ83歳夫、83歳妻殺害し自殺か…大阪で2遺体
15日午前9時30分ごろ、大阪市城東区諏訪の竹倉忠孝さん(83)方1階和室で、忠孝さんの妻トミ子さん(83)が首に帯のようなものをまかれてあおむけに倒れているのを、訪ねてきた二女が発見した。
また、外付けの階段で忠孝さんが着物の帯で首をつっているのも見つけた。府警城東署員が通報で駆けつけたが、2人はすでに死亡していた。
調べでは、忠孝さんとトミ子さんは2人暮らし。昨年12月にともに体調を崩して入院。3月に退院した後は自宅で療養していた。週に6日間、ヘルパーの訪問介護を受けながら、忠孝さんがトミ子さんの食事の世話をしていたという。
仏壇から忠孝さんの名前で「トミ子を連れて世を去る」と記した14日付の遺書が見つかり、同署は介護疲れによる無理心中とみている。
(2007年4月15日22時54分 読売新聞)
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