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本と音楽とねこと

格差社会

橘木俊詔,2006,『格差社会―何が問題なのか』岩波書店(新書,¥735)09.4.6
 景気拡大期にえがかれた格差の現状が、景気が悪化している現在、さらに深刻化していることは、さまざまな統計やルポルタージュで明らかにされているとおりである。
 経済政策と雇用政策の失敗によってわれわれがどういう状況におかれているのか、これから社会人となる若い人にこそ知っておいてほしいものだ。

低所得労働者の増大、新しい貧困層の出現、奪われる機会の平等…。教育や雇用などあらゆる場で格差が拡大するなか、いま日本社会に何が起きているのか。格差問題の第一人者である著者が、様々な統計データによって、格差の現状を詳細に検証し、不平等化が進行する日本社会のゆくえを問う。格差論の決定版。

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