本と音楽とねこと

コミュ障 街に出る

 この一か月、絶好調と絶不調が続いてきた。

 絶好調なのはコミュニケーション。
 
 これまで、自己と他者のあいだに壁をつくり、「おれはおまえのテリトリーを侵犯しない、おまえもおれのテリトリーに立ち入るな」という感覚でいたのが、厚いヴェールが剥がれ落ち、視界が一気にクリアになった感がある。

 絶不調だったのが、覚醒時の神経と意識。
 とくに、「共通テスト」の監督(待機要員だったけど)をした日以来、不眠と幻覚に苦しめられた。怖ろしかった。きつかった。

 どうやら、「入眠時幻覚」をみていたらしい。

入眠時幻覚の症状と対処法

 幸い、3年ほど前から、睡眠障がいが専門のT医師の診察を受けるようになっており、昨日、眠剤と精神安定剤の処方が変わったおかげで、昨日は、あいかわらず早朝に目覚めたものの、ぐっすり眠れた。

 今日、久しぶりに街に出た。

 KS教職員組合連合の代表者会議(執行委員会)。

 博多駅近くの連合事務所に行く。

 クルマで最寄りのJR二日市駅に向かうも、道路が激混み。
 やっとこさ、駅近くのコインパーキングにクルマを停め、駅に向かう。

 電車に乗るの、久しぶりで、切符の買い方、改札機の抜け方に戸惑う。

 幼稚園児かYO!

 あいにく普通電車の便まで時間がかなりあり、特急電車に乗る。

 博多駅で、駅員に特急料金を支払う。そのまま改札を抜けても問題なかったんだろうが、そこはわたしの性格が、ということで。

 時間がギリギリになり、「ローソン」でサンドイッチとコーヒーを買って、某マンション5階にある事務所に駆け込む。

 1DKの事務所。家賃は5万8千円とか。
 安っ。

 懐かしい顔顔顔。

 4年ぶり、いや、5年ぶりかな。

 会議は、役員のだれもが、クレバーで、わたしのややエキセントリックな物言いにもそれが正論であれば受け容れてくれる度量をお持ちで、たいへん快適に議事が進行した。

 わたしには、「私立大学をとりまく政治、経済情勢」草稿のとりまとめが依頼されていたが、専従(職員)さんに確認したところ、すでに作成済みの草稿に手を加えるだけで良いとのこと。

 国会審議、ウクライナ情勢、マイナカード、原発推進、入管法改悪・・・LGBT法案、学術会議問題はともかく、ちがう、大事なのは、

 そこじゃない。

 だから、こんなことを書いた。

 2024年1月25日現在、日経平均株価は、NYダウ平均株価ともども、バブル経済期を超える水準を更新し続けています。
 しかしながら、異常な円安にともなう物価高が続いているなか、一部大手企業を除いて、賃金は伸び悩んでおり、下層のみならず、中階層の生活苦までも深刻化するばかりです。かつて、フランスのレギュラシオン学派に位置づけられる経済学者、アラン・リピエッツは、中間層が下層に転落して痩せ細り、著しく経済格差が拡大した「砂時計型の社会」の到来に警鐘を鳴らしましたが、残念ながら、危惧されたとおりの事態が進行しています。楽しく有意義な学生生活をおくれるはずの学生たち、そのなかには、学生生活を謳歌するどころではなく、キャバクラ等の接客業に従事し、生活費のみならず、授業料まで自力で稼がざるを得ない者もいます。また、大学4年を終え、希望をもって職業人となるはずの学生たちが、職業人としてスタートする時点で、「奨学金」という名の、実のところ、有利子で返済を迫られる、多額の負債をかかえてしまっているという現実にも、わたしたちは無関心ではありえません。
 わたしたち、労働者が、ディーセント、まっとうな労働条件と権利とを勝ち取るべく、労働基本権をフルに行使することは、学生たちの教育基本権を擁護することにつながります。
 学生たちの「人生の先輩」として、良いロール・モデルとなりうる、そんな存在でありましょう。

 サヨクと産業別労組は、自らをバージョンアップしなければいけない。
 そうしないと、若者からはそっぽを向かれたままだ。

 これから、毎月末、代表者会議が開催される。
 良い気分転換になりそうだ。

 そんな一日。


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