BreakingDown11 前日記者会見
BreakingDown 10までは、PPVチケット買って見てたけど、今回はもういいや。いい加減、飽きた。
みくるくんのあたまのなかには、「墜ちに墜ちたクズが、タイマンはって、男同士の拳の殴り合いをして、有名になり、本格的な格闘家になる、あるいは一角の実業家に転身する」、「少年院や刑務所に入っていた、あるいは全身に墨入れた不良が、以下同」、「ヤク中で入院している母ちゃんを勇気づけるために、以下同」、こうしたストーリーで売るというコンセプトが明確にあって、それでこれだけの人気コンテンツに育て上げたのだから、そこは流石、というほかないね。
でも、そんな感動ポルノがいつまでもウケるとは、思わないな。
殺人の経験がある奴は、さすがに出演したことはなかったと思うが、ケンカやオヤジ狩りによる傷害でムショに入ってたのは、けっこう多い。
あとは、女の子の客を徹底的に搾取する、ホストのクズ。
しかし、ホストはクズ呼ばわりされて、なぜ、ホステスはそうではないんだろう。
いや、高級クラブのホステスには、高度の知性と教養が要求されるわけだから、そこいらへんのお水とは一緒にしないでほしい、、、と言う「誇り高き」ホステスさんもいるみたいだけど、、、
だけど、問題はそんなとこにあるわけじゃなくてさ、このクソ社会は、一部の男(企業のトップも含めて)に、圧倒的に富が偏在していて、そいつらが、そのカネで「女を買う」システムをつくり、維持したい、そんな構造があるから、また、金持ちからカネを吸い取るのは、弱者を搾取することにはならないから、ホステスさんはクズ呼ばわりされない、そんな歪んだ性差別を基底にしたエコシステムがあって、それこそを問題にすべきじゃないの?
BreakingDownの出演者には、このまんまじゃ、アンダークラスに滞留するしかないだろうよ、という者が、非常に多い。
一昔前までは、暴力団が、そうした者を包摂していたわけだけど、暴力団は衰退、壊滅の一途をたどっている。
ヤクザや半グレ集団では、ケツモチやしょぼいヤミ金くらいしかできなくて、じゅうぶんなシノギが得られないし、いったいどうすんのよ、という話。
暴力団の有力なシノギとなっていた、人材派遣という中間搾取、人身売買業も、合法化され、竹中平蔵のクソのパソナとかが、莫大な収益上げてるわけやん?
カジノ法案(IR推進法)もヤバくない?
国家と企業が恥もなく暴力団化しててさ、それをだれもおかしいと思わないのは、やはり、狂ってないか?
BreakingDownの売りの一つは、本戦出場をかけたオーディションや、この前日記者会見での乱闘シーンなんだが、ほんとうにヤバい奴だったら、顔でも、いちばん弱いところを殴ったり、蹴り入れたりして、殺してるよ?
そこいらへんは、まだ殺す一歩手前でセーブできる、ヤバくない奴だけを、出演させる、というのも、みくるくんの方針なんだけどさ。
そうすると、1分間の殴り合いも、しょせん、プロレス、エンタメでしかないよね、ということになる。
BreakingDown、そろそろ飽きられるとみるが、どうなんだろうな。
最新の画像もっと見る
最近の「拾いもの」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事